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村山彩希&岡田奈々、仲良しだからこそ“悔しいくらいうらやましい”こと 「歩いてるだけで、風が味方するような」

  • 2026.9.3
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つかこうへい革命ミュージカル ダブルス『飛龍伝』『幕末純情伝』ビジュアル

つかこうへいの代表的な2作品『飛龍伝』と『幕末純情伝』がこの秋、ミュージカル2本立てという“ダブルス”公演を敢行する。学生運動の中心に立つ少女と、荒ぶる学生の弾圧を担う警視庁機動隊の青年との交流を描く『飛龍伝』では、ヒロインの神林美智子役をダブルキャストで上演。ともに元AKB48で公私ともに仲がいい村山彩希と岡田奈々の2人が挑む。そして、新選組・沖田総司が実は女だったという大胆な翻案で幕末を描く『幕末純情伝』では、2025年に引き続き村山彩希が沖田総司を演じることになった。さらに、村山と岡田は新ユニット「YUNARIS」としてアーティスト活動を開始すると発表。2本立て、ダブルキャスト、ユニット始動と話題の尽きないこの公演について、村山と岡田の2人に話を聞いた。

【写真】村山彩希&岡田奈々がつかこうへいの名作に挑む! りりしいソロビジュアル

■本人たちも「聞いたことがない」まさかの“ダブルス公演”

――今回の“ダブルス公演”、最初にお話があった時はどういう印象でしたか?

岡田:もともとは、『飛龍伝』と『幕末純情伝』のそれぞれで、シングルキャストの予定だったんですよ。それをこの“村山さん”が「私も『飛龍伝』やりたい!」って言いだして…(笑)

村山:(笑)。きっと全然違う空気感になるし、私もやる! ってなっちゃったんです。

岡田:なっちゃった(笑)。

村山:絶対にパンパンになるのを分かっているんですけど、イケるって思っちゃったんですよね。こういう掛け持ちを経験したことがある方って、全然いないじゃないですか。せっかく、両方の作品を上演するのに1つだけでは終われない、って思ったんです。

岡田:聞いたことがないですよね。1ヵ月の中につかこうへい作品を2作品やるって…。

村山:でも、もしやらなかったら『飛龍伝』を観たときに、絶対に悔しい気持ちになるから。『新・幕末純情伝』(2025年8月)、『熱海殺人事件』(2026年2月)とつか作品に出させていただいて感じたのは、自分を削ぎ落とせば削ぎ落とすほど、いいものが出てくるんですよ。今回『幕末~』だけでは、新しい何かを削ぎ落としきれない気がしたんです。スタッフの方にも「本当に大丈夫?」って確認されたんですけど、やっぱりどうしてもやりたくて。

岡田:もう、削りたくて仕方がないんだね(笑)。

――岡田さんは今年、音楽劇『OLD WATERCOLOR FISH』で久々に舞台に立たれて、続けて今回の作品への出演となります。改めて舞台の楽しさを感じられたのでは?

岡田:先日の舞台が約3年ぶりなんですけど、3年も空くと舞台に立ってお芝居するのが怖くなっちゃったんです。自分がどうやってステージに立っていたか分からなくなるんだよね。でも、実際にやるとやっぱり楽しくて。舞台は稽古期間があるので、そこでだんだん感覚を取り戻して、その楽しさに“沼って”、またお芝居したくなるんですよね。舞台って、私みたいに苦手意識がある人でも、稽古で頑張れば実を結ぶことができるので。成長過程を自分で感じることも、ファンの方にその姿を見ていただけることもやりがいになりますね。

■岡田奈々、アイドル時代のステージは「何も考えずに食らいつくような感覚」

――今回、お2人が演じられる『飛龍伝』の神林美智子について、今はどんなイメージをお持ちですか。

岡田:今の時代にはない、強い女性の印象です。たくさんの男性の中にポツンと1人女性がいて、その女性が場をかき乱していく。むさくるしい男の中に咲く、一輪の華かと思いきや、一番むさくるしいのは彼女かもしれない。そんなイメージです。

村山:今の時代と違って、女性にとって厳しい時代の作品ですが、きっと今観ても刺さるところがあるのではないでしょうか。今の時代の感覚で考えると理解できない、考えもしないような状況ですし、こんなのが当たり前の訳ないでしょ! と令和なら言うんじゃないかな。でもそれが通用していた時代で、今はOKでも許されなかったこともあって……。どんな時代であっても、女性として強くありたいと、私は思いました。

岡田:令和の時代で考えると、それってハラスメントだよね、っていうこともあって、演劇でしかできないことが詰まってるような気もします。そんな環境だからこそ、誰よりも泥臭く、とても強く生きているヒロインですね。

村山:そんな時代の中で、きっともみくちゃにされて、でも折れなくて。そうやって育ってきた女性です。だから、私ももみくちゃにされて、削ぎ落とさなければいけない。削ぎに削ぎ落とされて、出来上がった女性という感じに見せたいですね。彼女の過去が分かるような場面があるわけではないですが、なぜこんな女性が出来上がったのか、を伝えられたらうれしいですね。

岡田:でも、やっぱり女性としての魅力も必要だと思っています。恋に落ちるシーンもあるので、女性としての魅力プラス強さを見せなければいけない。モテ要素と強い女の両立をどうするか、すごく考えています。男性を蹴散らすくらいの強さですからね。

――神林美智子は40万の学生をまとめる委員長です。アイドルとしてグループの中心に立ったり、多くの人の注目を集めたりされていましたが、そういう場で自分を演出したり鼓舞したりするために意識していたことはありますか?

岡田:意外と無いんですよね。センターでも、センターじゃなくても、とにかく自分にできることを一生懸命にやった結果がステージに現れるので。ステージの真ん中に立つからといろいろ考えてやるよりは、何も考えずに食らいつくような感覚でした。

村山:私はアイドル時代にセンターになりたい、という気持ちがあまりない子でしたが、センターになりたい子ほど周りをちゃんと見たほうがいいんじゃないかとは思います。上下関係という意味ではないですが、例えば16人でパフォーマンスするときの16番手で、お客さんからあまり見えなかったり、見切れたりする場所で踊る悔しさを経験している人ほど、センターのありがたみも分かるし、輝ける。ちゃんと、その場所のありがたみを分かっている人が、センターにふさわしいと考えていました。

――卒業してからも、主演を務めて座長として振る舞う機会もあったかと思います。

村山:今でも座長って何をしたらいいか、分からない!(笑)

岡田:私たちにできる役目は、おいしいお弁当を差し入れることくらいだよ(笑)。

――みんなの健康と、やる気のために(笑)。

村山:やっぱりしっかり食べないと動けないですからね。でも、周りは男性ばかりなので、みなさんに気を遣わせないくらい、女がガツガツ行かないと物語としても成り立たないと思うので。泥臭さを目いっぱい出したうえで、引き算をして美しく見えたらいいな。熱量が大事ですよね。

岡田:いい意味で女を捨てて、食らいついて稽古して、「この女やべえな」って男性陣が圧倒されるくらいに、稽古でガツガツいかなきゃな、と思います。

■村山彩希に残る「シアターの女神」の名残

――そして、『幕末純情伝』では、村山さんが沖田総司を演じられます。AKB48卒業後、初舞台出演の際にも演じた役どころですね。

村山:あの時は、物語の中に生きるのが精いっぱい。あれ以上は何もなくて、出し切った気持ちではあるんですけれども、ぐちゃぐちゃで整っていなかったと思うんです。本番中でも、毎日新しい発見があった中での千穐楽でした。坂本龍馬役も前回と同じ百名ヒロキさんが演じてくださるので、また改めて、どう伝えたいのかを大事にしたうえで、もっときれいに幕末を見せたいです。

――より洗練させたものを見せたい、と。

村山:あの時は、全然バランスが取れなかったので…。でも、あの時くらいに一生懸命でいることが総司を演じるにあたっていいことだとは分かっているんです。でも、お客さんに伝わらなければ意味がない。そういう意味で、例えば泣くシーンでも泣きすぎず、伝わるように演じたいんです。

岡田:泣くシーン、すごく分かる。本当に泣けてきちゃうんだよね。でも、泣きすぎてしまうと独りよがりにもなって、逆に伝わらない現象があるって、私も学びました。辛いけど、泣きすぎない。一歩引くくらいのバランスが私もいいんじゃないかと思ってます。

――再演とはいえ、もう1作品を同時進行で演じようとしている村山さんをご覧になって、岡田さんの目にはどのように映っていますか?

岡田:すごいですよね。こんなこと言いだす人って、なかなかいないですよ。向上心の塊ですから。再演とはいえ、また1から作っていくわけですから、それだけでも大変なことなんです。なのに、ゼロから始める『飛龍伝』もやるなんて、本当にかっこいいと思いますし、とにかく体調だけが心配です。

村山:AKB48の時は、別パターンの公演の掛け持ちがあってもツツーっと余裕でできていたんですよ。でも、舞台だとできない。1公演でこんなにいっぱいいっぱいになっちゃっている自分が分からないんです。悔しい。

岡田:「シアターの女神」の名残があるんだね。

村山:そうなのかも。ちゃんと脳を使い分けられていたのに、なんで? って。でも、今回は『幕末~』が再演なので、脳みその中にちょっと残っているわけじゃないですか。ここで詰め込んだら、舞台でも同時進行できるような、舞台のやり方みたいなことが見えてくるんじゃないかって思うんです。

――AKB48時代の経験が、今回の“ダブルス”にもつながっているんですね。

村山:間違いなくつながっていますね。うまくいかないことが、本当に悔しいので。自分がブレないようにするために、どうすればいいのかを探りたいです。それに、楽しみだなって思っちゃったので、やるしかないですよ。多分、稽古中はボロボロですけど(笑)。

――岡田さんから見て、村山さんって、昔からこういうタイプだったんですか?

岡田:もう、こういうことばっかりです(笑)。AKBメンバーの中で誰よりも劇場に立っていたし、その公演もやるの? っていうことばかりでしたから。人がやらないことをやってきた人なので、それが卒業してからも変わっていないのは、そこが村山彩希の魅力であり、すごさだと思いますね。

村山:そういう私をAKBが作ってくれたし、そんな私を肯定してくださるファンの方やメンバーがたくさんいてくれたおかげで、私は間違っていないと思えたので、このまま突き進んでいきたいです!

――ますます楽しみですね。今回は「革命ミュージカル」と題し、音楽もとても重要な要素となっています。音楽のチカラやエネルギーについてはどのように感じていますか?

村山:作中の楽曲でも、その1曲が入るだけで心情として死にたくなるくらい辛くなったりもしたんです。それくらいの辛さを表現できたり、言葉にしなくても伝わったりすることに、改めて作品を通してすごさを感じましたね。だから、今回も音楽のチカラに期待しています。

岡田:私は卒業してからずっと1人で歌のお仕事もさせていただいていて、歌うことが一番楽しいと思っています。そういう経験や歌が大好きな気持ちを活かして、つかさんの作品をより良いものにしていくための歌を届けたいですね。ただ、今回は役を通しての歌なので、一度“岡田奈々”を消す選択をしなければならないので、難しいです。もちろん、私自身の歌の魅力を軸としては持ちながらですけど、役の魅力をどう表現するかは、やっぱり歌のライブとは違いますね。

村山:私は逆に、自分の感情で歌うことが苦手。なので、役があって誰かの気持ちを乗せるほうが歌いやすいんです。自分の気持ちってなると、照れくさくて。

■ユニットのテーマ「月と太陽」「水と火」に「結構しっくり来ています」

――そんなお2人が新ユニット「YUNARIS」を結成し、劇中で新曲が披露されるとお聞きしました。「月と太陽」「水と火」がテーマになっているそうですが、ユニットコンセプトをどのように受け止めていますか?

村山:結構しっくり来ています。でも、最初は奈々ちゃんが太陽で、私が月だと思ったんですよね。現役の時のイメージだとそうなんですけど、気付いたら逆で、私が太陽になってて、そこは少し不思議な感じがしました。なぁちゃんは、AKBの先頭でずっと引っ張ってくれていた太陽のイメージだったので。

岡田:やっぱり月って、太陽が無いと夜に輝けないですから。今は、ゆうちゃんが前を走ってくれて、だから私も月として輝ける。

村山:でも、私はそんなにパーッとみんなを照らすことはできないかも…。

岡田:いや、できるんですよ(笑)。

村山:もしかしたら、時と場合によって月と太陽が入れ替わるかもしれません。

岡田:確かに。そうやってバランスを取りながらやっていこう(笑)。確かに、私もAKB時代は月というよりも太陽のように、がむしゃらに走って、それでみんなもより一層、光っていったらいいなと思っていましたから。それぞれの頑張り方があって、みんなに支えられた部分もありますけど、私が休まずに頑張り続ければ、きっと周りにそれが伝わって、伝染していくと思っていましたね。

――今の会話でも、お2人の仲のよさが伝わってきます。「月と太陽」も「水と火」も、相反するようで、お互いを補完しているようなすごくバランスのいい関係ですよね。新しい一面が見えてくる気がします。

村山:私たちも、もはや新しい一面ってどこにあるのか、ってくらい一緒にいますから、どうなるか分からないですけど(笑)。

岡田:14年以上、お互いに見てきていますから、これ以上のもっと新しい一面が出てくるのかも、と思うと楽しみです。

――楽曲も現在進んでいるところということですが、どのような雰囲気になっていますか?

村山:なんだろう。ものすごく“スター!”みたいな雰囲気もあれば、1人の“人間”としての雰囲気もある気がしています。ステージ映えする、それこそザ・アイドルみたいな曲と、誰か1人に寄り添ったような曲がありますね。

岡田:今、すごく幅広く楽曲を集めていて、妥協せずに“伝えたい”と思える曲だけを厳選しています。表現者としてやりたい曲をできていると思っています。

村山:私は、音楽を作るということ自体が無知なので。私は卒業してから舞台をぶっ通しでやってきましたが、なぁちゃんがソロで培ってきた経験があるので、YUNARISのことも、サーっと水が流れていくようにうまく進んでいくんです。新しいユニットなんで、何かちょっと詰まってもいいじゃないですか? ちょっとは苦労してみたいというか(笑)。そういう意味で、私はとても恵まれているので、足を引っ張らないように本当に頑張ろうと思います。

岡田:ゆうちゃんが、私のやろうとしていることをすごく尊重してくれるんですよ。任せてくれる部分もあるし、対応力がものすごく高いので、よろしく! って言ったら合わせてくれる。そういう仕事の姿勢も、表現や歌声の部分もすごく相性がいいですね。今のところ、1度も揉めてないです(笑)。どの曲が使われるのかはまだ決まっていないんですけど、たぶん、あのものすごくカッコいい曲になるんじゃないかな? と思うので、期待してください!

村山:キラキラでカッコいいやつ!

岡田:キラキラだし、ギラギラ!

――公演で聴けるのが楽しみです。そうなると、作品が終わった後のYUNARISとしての活動にも期待してしまうのですが…?

岡田:そうですね。ちょっと先の未来のことまで、YUNARISとして、いろいろと考えています。やっぱり私たちのハーモニーを届けたいですし、ライブをどんどんやっていきたいですね。

村山:ライブ、やりたいねー!

岡田:歌いたくてしかたない!

村山:歌わせてくれー!!

――お2人のライブが実現すると、2020年以来のステージですね。

岡田:もう6年前? あの頃とは違うステージになりそうですね。もっとアーティスト色が強い感じになりそう。

村山:もっと進化した姿を見せられるはず!

岡田:より2人のハーモニーも洗練されて、磨き上げられたものをお届けします。

村山:ライブだけじゃなくて…、ユニットとして動き始めたからこそ、私たち自身も想像つかないような、予期せぬお仕事が舞い込んでくるような未来があったら、面白いな。どんなことが起こるんだろう。今の私たちで、こんなこともできるようになったんだ! って思えるような未来にしたいですね。

■お互いの“うらやましい部分”「そんなの、いっぱいある!」

――そんな仲のいい2人だからこそお聞きできるんですが、お互いに「実はここ、ちょっと悔しいくらいにすごくうらやましい!」と思っている部分ってありますか?

村山:そんなの、いっぱいある!(笑)

岡田:私は、ステージでの表現力やパフォーマンス力にももちろんそういう気持ちがあるんですけど、ゆうちゃんが人と仲良くなるのがすごく上手で、それが人間としてすごくうらやましい。あざとくもないし、本人としては多分「仲良くなろう!」とかで、頑張ってもいないんですよ。なのに、最終的には一番仲良くなっちゃう。私は、この人に心を開いてほしい、って思ったときは、すごく一生懸命に話さないとダメだから、それをせずとも誰とでも仲良くなれるあなたが、本当にうらやましい。

村山:どの時のことを言ってるのか分からないけど、そういうときがあったんだね。確かに、意識して思ったことが無いかも? でも私は、なぁちゃんの“そこにいるだけで華がある”感じが、すごくうらやましかったな。だから、見たくなっちゃう。それで、喋りだしたり、踊ったり歌ったりしたら、もっとすごいことになっちゃうのが、本当にズルい! 今のなぁちゃんの話を聞いてて思ったのは、きっとなぁちゃんが高嶺の花すぎるから。だって、なぁちゃんから話しかけてくれたら、そりゃうれしいもん。みんな仲良くなりたいけど、ちょっと恐れ多い高嶺の花。それが岡田奈々だと思います。私には出せないもん。歩いてるだけで、風が味方するような。全部がうらやましいです。

――うらやましく思いながらも、お互いへのリスペクトが感じられますね。最後に、そんな2人の“ダブルス公演”を楽しみにしている皆さんに向けてメッセージをお願いします!

岡田:ダブルキャストなので、ぜひ『飛龍伝』は2回観て比べていただきたいです! 続く『幕末純情伝』では、パワーアップした村山彩希が観られるはずなので、11月は劇場に足を運ぶ以外の選択肢がないんじゃないかと思っております!

村山:今回をきっかけに、つかこうへいさんの作品を観てみようかな、と思う方が増えればいいな、と思いますし、1回来てみたら「じゃあもう1人のほうも観てみようかな?」ってなって、結局めちゃくちゃ観に来てしまった! みたいな結末が一番うれしい。皆さんの期待に応えられるよう、私たちも頑張ります!

(取材・文:宮崎新之)

つかこうへい革命ミュージカル ダブルス『飛龍伝』『幕末純情伝』は、11月5日から22日まで、東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演。

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