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コースターが可愛いバーは良いバーだ。直感を信じて店を選んでみよう。今回は、朝まで明かりが灯る新宿の止まり木『House of Pain』へ。

  • 2026.9.2

『House of Pain』

『House of Pain』コースター

朝まで明かりが灯る新宿の止まり木に悩みを預けて。

2026.09.02 photo: Kazuharu Igarashi text: Eri Machida

『House of Pain』内観

都庁もファッションビルも寄席もあり、エリアごとにさまざまな顔を持つ新宿。『House of Pain』は、伊勢丹や新宿御苑からも近く、落ち着いた空気が流れる3丁目で朝の6時まで営業している。

ビルの3階にあり、知らないと辿り着けない場所にあるが、実は初めてのバーにもうってつけ。壁にはイラストレーター・空山基さんの作品、ソファ席には〈HUMAN MADE〉のクッションが置かれ、緑の大理石のカウンターが醸し出すオーセンティックな雰囲気にカジュアルなインテリアが同居している。店主の井上博登さんは、バーテンダーを志す前、フランスのアパレルブランドに勤めており、内装のイメージは、ブランドのテーマだった“フランス人から見たアメリカ”。 店主の趣味が垣間見える空間は居心地良く、20代後半から30代のお客さんが多いという。

コースターに書かれていたのは「痛みや悩みを共有し、尊重する」という意味のフランス語。「常連さんに限らず、お客さんから悩みを打ち明けられることが多く、バーテンダーは責任ある仕事だなと日々実感します。この店が痛みや葛藤を置いていける場所になっていればいいですね」。

美味しいお酒と信頼できるバーテンダーがいると、抱えていたことを口にして心を軽くしたくなる。そんな拠り所が朝まで開いているのは、さすが懐の広い街だ。

ノーブルビター
ノーブルビター¥1,800スコッチウイスキーをベースに、ミント、セージ、オレンジピールなどのハーブやスパイスを漬け込んだコントラットビター、ハンガリーの伝統的な薬草酒ウニクム、スイートベルモットを合わせたカクテル。最後にクローブをのせて香り付け。
ノーブルビター
内装を手がけたデザインチームと井上さんが一緒に作ったコースターは緑と黒の2種類。『時代屋』、『BAR STING』、『Bar TRIAD』、ゴールデン街のお店と4軒で修業を積み、5軒目で独立したことから「No.5」と記されている。
店主の井上博登さん
井上さんは「それしか飲まない」と語るほどスコッチウイスキーのハイボールを愛飲する。
マリリン・モンローのセクシーロボット
開店記念に迎えた空山基さんの作品。カウンター正面にも別の作品が飾られている。
『House

House of Pain

東京都新宿区新宿三丁目10-10 FOS BLDG. 3階
03-5315-0441
17:00~6:00(L.O 5:00)、日・火18:00~3:00(L.O 2:00)
無休

Instagram
https://www.instagram.com/houseofpain_5/

2021年3月オープン。2人体制で営業し、それぞれが考案するマンスリーカクテルを月替わりで提供している。

※20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

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