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水回り掃除頻度の正解は?カビ・雑菌を防ぐ「場所別」お手入れペース

  • 2026.8.31
John Keeble / Getty Images

自分では家中きれいにしているつもりでも、実際にはまだやるべきことが残っているもの。耳の痛い話かもしれませんが、これは紛れもない事実です。特にその傾向が顕著なのがバスルームで、多くの人が「定期的に」掃除をしていますが、それでは不十分なこともあります。

掃除の頻度は、人によって全く異なります。多くの人が、優先順位が高いと思う場所に力を注ぐあまり、最も汚れが溜まりやすい場所の掃除を怠りがちです。これは特にバスルームでは、思わぬトラブルを招きかねない「悪い癖」と言えます。というのも、バスルーム掃除の頻度が低すぎると、有害な細菌やカビなどの雑菌が繁殖し、皮膚感染症や呼吸器系の疾患、胃腸の不調などを引き起こす恐れがあるからです。

バスルームは暖かく、湿気が多いため、濡れた表面で雑菌が急速に繁殖します。つまり、掃除の頻度もそれに見合ったものにする必要があるということ。そこで、便座からハンドタオルに至るまで、バスルーム内の各アイテムをどのくらいの頻度で掃除すべきか、その目安をご紹介します。

トイレ

言うまでもなく、トイレはバスルームの中で最も汚れやすい場所の一つであり、それゆえに定期的な掃除が不可欠です。週に一度は徹底的に掃除しましょう。トイレ用ブラシと洗剤を使って便器の内側をこすり洗いし、抗菌スプレーを使って便座、蓋、便器の縁を拭き、土台部分の外側や洗浄レバーも掃除します。また、土台周辺の床をモップや雑巾で拭くことも忘れないようにしましょう。

もっとも、掃除はこれだけでは終わりません。週に一度の徹底的な掃除だけでは、家中に有害な細菌を広げない、清潔なトイレを保つには不十分です。特に体調不良の人がいる場合や汚れがついた場合は、毎日、除菌シートで便座や洗浄レバーを拭くようにしましょう。また、目に見える汚れがある場合は、その都度便器内をさっと掃除しましょう。

ハンドタオル

つい忘れがちなのが、ハンドタオルの交換。面倒くささによるものであれ、単なるうっかりであれ、定期的にタオルを交換しないと、家中に菌を広げることになりかねません。それに、清潔でふわふわのタオルは、見た目にも美しいし、使い心地も良いものです。ハンドタオルは2〜3日おきに洗う必要がありますが、人の出入りが多い家庭や、複数人で同じタオルを共有している場合は、さらに頻繁に洗うべきです。濡れた手で頻繁に触れるため、雑菌や皮膚の角質、水分が付着しやすく、生乾き臭の原因になったり、見た目以上に不衛生な状態になったりすることがあります。使用後はしっかり乾く場所に掛け、洗濯表示に従って洗いましょう。もし臭い始めたり、長時間湿ったままの状態が続いたりする場合は、早めに新しいタオルと交換してください。

トイレブラシ

はい、間違いなく、バスルームの中で最も汚れているのがトイレブラシ。トイレブラシの掃除や交換は、掃除の優先順位リストのトップに来るべきでしょう。なぜなら、購入以来ずっと掃除していない可能性が高いからです。

トイレブラシは数回使用するごとに掃除すべきです。やり方はいくつかありますが、最も簡単なのは、ブラシとケースの両方を消毒液に浸け置きし、完全に自然乾燥させてからブラシをケースに戻すこと。濡れたまま収納すると、雑菌の繁殖や臭いの原因になります。

一般的な目安として、繰り返し使えるトイレブラシやブラシのヘッドは、約6カ月ごとに交換しましょう。ただし、変色したり、毛が抜けたり、汚れがこびりついたり、洗ってもとれない臭いが発生したりした場合は、それより早く交換してください。

バスマット

バスルームで見落とされがちなもう一つのアイテムが、バスマット。私たちは文字通り、そして比喩的な意味でも、バスマットを足蹴にしています。バスマットは常に水分を吸収しているという事実は、無視されたり、忘れられたりされがちですが、洗わずに放置していると、雑菌の温床になる可能性があります。

バスマットは、3回使用するごとに1回、週に1回程度の頻度で洗うべきです。なぜなら、水分、皮膚の角質、そして頻繁に足で踏まれることなどにより、バスマットは雑菌の温床になりやすいから。洗濯表示に従い、使用後は完全に乾かしましょう。古びてきたり、生乾き臭がしたり、カビの兆候が見られたりしたら、新しいものに交換してください。

バスタオル(大判タイプ)

バスタオルの扱いには人それぞれの習慣があるものですが、実は、洗うべきタイミングは明確に決まっています。一般的に言って、バスタオルは3〜4回使用するごとに洗うのが理想的です。ただし、次に入浴するまでに完全に乾かないようであれば、もっと頻繁に洗う必要があります。バスタオルはサイズが大きいため、水分を長く保持してしまい、細菌やカビ臭さが発生しやすいのです。床に丸めて放置したり、浴槽の縁に掛けっぱなしにしたりせず、使用後は風通しの良い場所に干して、次に使うときには完全に乾いている状態にしましょう。

シャワー

シャワーを浴びて体をきれいにするからといって、浴室まできれいになるわけではありません。むしろ、その逆と言えるでしょう。シャワーは使用するたびに掃除すべき場所。毎回徹底的に掃除する必要はありませんが、抜け毛や石鹸カス、整髪料などの残りを洗い流すことは不可欠です。これらを放置すると、詰まりや汚れの蓄積によるトラブルの原因となります。ガラスの仕切りやドアがある場合は、水垢や汚れを防ぐために、毎日スクイージー(水切りワイパー)を使って掃除しましょう。

そして、週に一度は本格的な掃除を。まず、床、壁、ガラスのドアを多目的クリーナーでこすり洗いします。蛇口や金属製の金具は水垢を防ぐために拭き上げ、排水口に溜まった抜け毛も必ず取り除いてください。シャワーカーテンの洗濯も必要です。プラスチックやビニール製のものは2〜4週間ごとに、布製なら1〜2か月ごとに洗うのが理想的。また、シャワーの後はカーテンを広げてしっかり乾かし、カビの発生を防ぐようにしましょう。

洗面台

専門家の目から見ると、本来の頻度で掃除されていない場所の一つが、洗面台。残念ながら、洗面台は毎日掃除すべき場所です。洗わずに放置されたハンドルやボウル(洗面器部分)は、人から人へと細菌やウイルスを媒介します。また、乾燥した歯磨き粉は接着剤のような役割を果たし、放置すると見苦しい汚れの塊や飛び散り跡がこびりついてしまいます。さらに、排水口やボウルに溜まった水は、カビや悪臭の原因に。要するに、不快な状態になってしまうのです。

日常的なお手入れとして、湿らせたマイクロファイバークロスでボウル、蛇口、カウンターを拭き、歯磨き粉の飛び散り、抜け毛、水滴を取り除きましょう。週に一度の本格的な掃除では、洗面台全体、ハンドル、排水口に多目的クリーナーや除菌剤を塗布します。汚れを浮き上がらせるために1〜2分放置してからスポンジでこすり洗いし、水で流して清潔なタオルで拭き上げます。さらに徹底的にきれいにしたいなら、月に一度、洗面台下の収納スペースの整理整頓も行うと良いでしょう。

理想を言えば、バスルームの床は週に1回程度、きちんと掃除するのが望ましいでしょう。もっとも、家族が大勢出入りするバスルームなら、もう少し頻繁なケアが必要かもしれません(特に男性がいるご家庭では…理由はご存知の通りです)。トイレや浴槽の周りには、髪の毛、ほこり、歯磨き粉の飛び散り、こぼれたスキンケア製品、一般的な汚れ、そして尿などが意外とすぐに蓄積してしまうもの。まずは掃除機やほうきでゴミを取り除き、床の材質に合った洗剤を使ってモップ掛けをしましょう。その際、部屋の隅や見落としがちな端の部分もしっかりと掃除してください。掃除を終えてドアを閉め、そのまま忘れてしまいたくなる気持ちもわかりますが、換気をして部屋と床をしっかり乾燥させれば、清潔な状態をより長く保つことができます。

歯ブラシと歯ブラシスタンド

歯ブラシスタンドを掃除したことはありますか?なければ、これからは掃除するようになるでしょう。歯ブラシスタンドは、少なくとも週に1回は掃除するべきです。なぜなら、底の部分に歯磨き粉の垂れや水、汚れのカスがすぐに溜まり、雑菌が繁殖する不衛生な場所になりがちだからです。私たちが1日に2回も口に入れるものに触れるアイテムの周りで、雑菌が繁殖しているなんて……。これからは間違いなく掃除したくなるはず。

歯ブラシスタンドは、洗剤を溶かしたお湯で洗うか、食洗機対応なら、食洗機に入れて洗い、歯ブラシを戻す前にしっかりと乾燥させてください。歯ブラシ本体については、使用後はよくすすぎ、風通しの良い場所に立てて保管し、毛先が広がったり傷んだりしてきたら早めに交換しましょう。

シャワーヘッド

水垢、石鹸カス、ミネラル分がノズルに詰まって水圧が低下するのを防ぐため、月に1回程度はシャワーヘッドを掃除しましょう。まずはスポンジと重曹を使って表面の汚れをこすり落とし、頑固な汚れがある場合は、ホワイトビネガーと水を同量ずつ入れた袋の中にシャワーヘッドを15〜20分ほど浸けてから、お湯でよく洗い流してください。

専門家が他人の家のバスルームを使った時に、真っ先に目が行くのが鏡なのだとか。水垢や歯磨き粉の飛び散り、指紋など、バスルームの鏡は汚れやすいものなので、週に1回程度は掃除するのがおすすめです。水や歯磨き粉、スキンケア用品などが頻繁に飛び散る場合は、それ以上の頻度で行うとよいでしょう。汚れや水気をこまめに取り除くことで、頑固な汚れの蓄積や水垢(ウロコ汚れ)を防げるだけでなく、バスルーム全体をより清潔で爽やかな印象に保つことができます。

Translation: Mayuko Akimoto

※この記事は抄訳です。

※この記事は、2026年8月31日時点の内容です。

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