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豆腐を崩すスタイル 大門『味芳斎』で味わうニンニクのパンチとコク炸裂の麻婆豆腐

  • 2026.8.29
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「味芳斎」名物の麻婆豆腐。豆腐が細かく崩された珍しいスタイル(東京・港区)

オフィスビルが立ち並ぶ大門。ビジネス街の活気と昔ながらの飲み屋街が入り混じるこの街で、スパイシー中華といえば真っ先に名前が挙がるのが『味芳斎』(みほうさい)です。

大門駅から歩いてすぐ、ビルの地下へと続く階段を下りていきます。扉を開けてみると、外の静けさとは打って変わって、広々とした空間が広がっていました。

夜でも定食メニューがしっかり頼めるのは、夜ごはん難民になりがちな平日には本当に嬉しいポイント。サクッと一人で定食を食べるのにも、みんなで一品料理をシェアして飲むのにも使い勝手抜群です。

豆腐を崩すスタイルが生む、ニンニク炸裂の看板「麻婆豆腐」

席に着いて、迷わず注文したのが名物の麻婆豆腐。運ばれてきたお皿を見て、まずその見た目にびっくりしました。

一般的な角切りの豆腐ではなく、豆腐がかなり細かく崩された珍しいスタイルなんです。挽肉と崩れた豆腐がとろみのある餡と完全に一体化していて、一見すると見慣れないビジュアル。

口に入れた瞬間に広がるのは、ガツンと効いた力強いニンニクのパンチ。舌がビリビリ痺れるタイプというよりは、ニンニクの香味とベースのスープのコク、ギュッと凝縮された旨味が前に出てくる味わいです。

中華の醍醐味を感じる「青菜炒め」「麻婆茄子」と「広東麺」

麻婆豆腐のインパクトに大満足しつつ、今回は定番の青菜炒めと麻婆茄子、広東麺も一緒に楽しんできました。

青菜炒めは強火でサッと炒められたのがひと目でわかる鮮やかな緑色。シンプルな塩味にほどよい油のコク、そして香ばしいニンニクの風味が青菜の甘みを引き立てていて、濃厚な麻婆豆腐の合間に挟むのにぴったりの一皿です。

油をまとってトロッと柔らかくなった茄子がゴロゴロ入った麻婆茄子。高温の油で素揚げされた茄子の甘みとジューシーさに、ピリッと辛い特製餡がこれでもかと絡みつきます。噛むたびにジュワッと広がる茄子の旨味とスパイシーな刺激のコンビネーションが抜群で、こちらも麻婆豆腐に負けず劣らずご飯が進む仕上がりでした。

たっぷりの野菜と具材が熱々の餡に包まれた、広東麺。とろみのあるスープは出汁の旨味がじんわり染み渡るどこかホッとする味わいで、ちぢれ麺によく絡みます。野菜のシャキッとした歯ごたえと餡のなめらかさのバランスが良くて、スパイシーな料理の締めに食べたくなる優しい一杯でした。

飾らない旨さと確かな技術。大門で愛され続ける理由

名物の麻婆豆腐に見られる「豆腐を崩して餡と完全に一体化させる」という作り方は、珍しい見た目以上に、ご飯と合わせたときの美味しさをとことん追求した結果生まれた形なのだと思います。

強火の技が光る青菜炒めや、ほっとする広東麺にも、長年愛されてきた中華料理店ならではの底力を感じました。地下の活気ある店内で、気取らずに本格的なスパイシー中華をお腹いっぱい楽しめる素敵なお店。しっかりスタミナをつけたい日の夜に、ぜひ足を運んでみてください!

年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(#117)

店舗情報:味芳斎 住所 東京都港区芝大門1-4-4 ノア芝大門 B1F 営業時間 【月〜金】11:00 – 15:00(L.O. 14:30)/ 17:30 – 22:00(L.O. 21:00)
【土・祝】11:00 – 15:00(L.O. 14:30)/ 17:00 – 21:00(L.O. 料理20:00) 定休日 日曜日(※年末年始、臨時休業あり) リンク 食べログを見る → 【プロフィール】Hatsumi Itou(ハツ) 肩書き グルメハンター / 東京サロン主宰 実績 SNS総フォロワー23万人超。本当に美味しい店を厳選紹介。 テーマ グルメは最高のコミュニケーション SNS X
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