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初の日本盤化が4作。ジェイ・チョウの名盤6タイトルが秋に並ぶ

  • 2026.8.27

名盤3作の日本盤が発売されると伝えたのは、先月末のことだった。あの企画には続きがあり、しかも規模が大きくなっている。ジェイ・チョウのオリジナル・アルバム日本盤リリース企画の第3弾・第4弾として、計6作品の発売が決定した。うち4作品は、今回が初めての日本盤化となる。(フロントロウ編集部)

10月に3タイトル、11月に3タイトル

ユニバーサル ミュージックによると、第3弾は10月21日に発売される。ラインナップは10thアルバム『跨時代(ジ・エラ)』、11thアルバム『感嘆号』、12thアルバム『Opus 12』の3作品。

第4弾は11月4日発売で、13thアルバム『Aiyo, Not Bad(アイヨ、ノット・バッド)』、14thアルバム『ジェイ・チョウのベッドタイム・ストーリーズ』、15thアルバム『グレイテスト・ワーク・オブ・アート』が並ぶ。

このうち『Opus 12』から『グレイテスト・ワーク・オブ・アート』までの4作品は、今回が初の日本盤化にあたる。今年3月に始まった企画は、これで1stから15thまでの大半を日本盤でそろえられる段階まで来たことになる。

ジェイ・チョウ 日本盤第4弾(11月4日発売)3タイトル
画像提供:ユニバーサル ミュージック

全作SHM-CD、『跨時代』だけDVDが付く

6作品はすべて高音質のSHM-CD仕様になる。歌詞と対訳も付く。

仕様に差があるのは1タイトルだけで、『跨時代(ジ・エラ)』のみミュージック・ビデオを収録したDVDが付属する2枚組になる。DVDには「跨時代/The Era」「雨下一整晚」「超人不會飛」の3曲の映像が入る。価格も1タイトルだけ異なり、『跨時代(ジ・エラ)』が4,400円(税込)、残る5タイトルは3,300円(税込)に設定された。

初回生産分には「ジェイ・チョウ アルバム・ジャケット・カード(U-CONNECTカード)」が封入される。カードに印刷された二次元コードからアクセスすると、最新情報の確認やプレゼント企画への参加ができる仕組みだ。さらに先着購入者特典として「アルバム・ジャケット・ステッカーシート」も配布される。いずれもデザインは後日発表される。なおステッカーシートは先着特典のため、購入前に取り扱いの有無を店舗で確認しておきたい。

2010年代のジェイ・チョウが、まとめて日本語で読める

今回そろう6作は、ジェイ・チョウのキャリアのなかでも2010年から2022年にかけての時期にあたる。

2010年の『跨時代(ジ・エラ)』は、「時代を超える」という意味を持つタイトルどおり、R&Bやヒップホップ、ロック、中国伝統音楽の要素を融合させた作品。2012年の『Opus 12』には代表曲「紅塵客棧(浮世の宿)」が収録されている。2016年の『ジェイ・チョウのベッドタイム・ストーリーズ』には「告白の風船/告白氣球」やアーメイとのデュエット「不該」が入る。

そして2022年の『グレイテスト・ワーク・オブ・アート』は、約6年ぶりに発表されたオリジナル・アルバムで、「モヒート/Mojito」やアシンとの「說好不哭」を収める。同作は国際レコード産業連盟(IFPI)の集計で世界アルバムセールス1位を獲得しており、華語アーティストとして調査開始以来初の快挙だった。日本盤には対訳が付くため、これらの楽曲の歌詞が日本語で読める形になる。

ジェイ・チョウ『グレイテスト・ワーク・オブ・アート』ジャケット写真
画像提供:ユニバーサル ミュージック

“マンドポップの王”の現在地

ジェイ・チョウは1979年1月18日、台湾生まれ。幼少期からピアノとチェロを習い、クラシック音楽を学んだ。2000年のデビュー以来16作のスタジオ・アルバムを発表し、全世界で累計3,000万枚以上のセールスを記録している。アジア版グラミー賞とも称される金曲奨では15冠を達成し、“マンドポップの王”とも呼ばれる存在だ。

映画の世界でも知られる。2005年に主演した『頭文字<イニシャル>D THE MOVIE』は日本でも成功を収め、2007年の初監督作『不能説的秘密』(邦題『言えない秘密』)はアジアで大ヒット。同作はSixTONESの京本大我の初主演映画として、日本でリメイクされている。

最新作は2026年リリースの16枚目『太陽の子』で、日本盤も発売中だ。リードトラック「Children of the Sun」のミュージック・ビデオは制作費約1億台湾ドル(約5億円)と、台湾アーティスト史上最高額。制作期間は2年3か月におよび、パリと台北で撮影された。今回の第3弾・第4弾は、その現在地から過去を振り返るための布石でもある。

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