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【東京都港区】灯篭を設置し青山の夜を灯す。能楽や音楽、映画なども楽しめる「青山星灯篭」開催

  • 2026.8.27

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令和8年青山星灯篭パンフレット表紙の浮世絵。「諸国名所百景 東都青山百人町星燈籠」[/caption]

「青山星灯篭実行委員会」と「まちづくりののあおやま」は、9月11日(金)~13日(日)の3日間、北青山の複合施設「ののあおやま」を本会場に、「青山星灯篭」を開催する。「青山星灯篭」は、今年10年目を迎える。

「青山星灯篭」開催の背景

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昨年の点灯の様子 ©青山星灯篭実行委員会[/caption]

現在は商業や流行の街として知られる青山だが、江戸から明治初期にかけて、この地域では「星灯篭」と呼ばれる行事が行われていた。

星灯篭は、毎年各家々が灯篭を掲げ、亡くなった人を偲ぶ地域の行事だった。竹竿の先に提灯をつけて高く掲げる様子が、夜にはまるでたくさんの星が出ているように見えたところから「星灯篭」と呼ばれ、二代歌川広重の浮世絵「諸国名所百景 東都青山百人町星燈籠」にも描かれている。

今年も、本会場だけでなく会場周辺にも灯篭を設置し、青山の夜を灯す。「ののあおやま」の商業店舗や周辺企業でもオリジナルメニューの販売やワークショップが開催され、星灯篭の3日間を盛り上げる。

能楽や音楽・ダンス、映画上映なども開催

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昨年のしばふ能の様子 ©青山星灯篭実行委員会[/caption]

初日の9月11日(金)は、芝居の語源とも言われる屋外の芝生で能楽を鑑賞する「しばふ能」が開催される。

演目として、囃子「石橋」、子方が活躍する「橋弁慶」を披露。能楽初心者でも存分に楽しんでもらえるよう能楽レクチャーも行い、劇場とは異なる開かれた空間で、子どもや能楽初心者も気軽に伝統芸能に触れられる機会をつくる。なお、「橋弁慶」は、半能として略式にて上演。「直面(ひためん)」と呼ばれる、能面をつけない演目となる。

2日目の9月12日(土)は、バイオリン、クラリネット、ギターの生演奏とコンテンポラリーダンスによる「星への祈り」が上演される。ドビュッシー『月の光』、フォーレ『シシリエンヌ』、ブラームス『間奏曲』などの音楽とダンスが、星灯篭の幻想的な夜を包み込む。

最終日の9月13日(日)は、「100年前への時間旅行」と題し、野外映画上映が開催される。

1920年代に作られたサイレント映画『ロイドの要心無用』(1923)、『キートンのセブンチャンス』(1925)、『チャップリンのサーカス』(1928)の3作品より、見どころを選んで構成した“いいとこ取り”のプログラムが、移動映画館「キノ・イグルー」の解説とともに届けられる。

予約や申し込みなど詳しい情報は、下記の「青山星灯篭」公式HPから確認を。

「ののの めぐる写真館」を開催

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※写真イメージ[/caption]

また、会期中「ののあおやま」の樹林帯を舞台にした「ののの めぐる写真館」が3日間にわたって開催される。写真作家のさやか氏が、家族や友人、愛犬などと一緒にその日の景色とともに写真を撮影。ののあおやま全体を一つの写真館に見立て、「おがわ」や木々をめぐりながら、会話を重ね、その人らしい写真を緑地の自然とともに残す。

願い事やメッセージなどを描く「灯篭絵付け」を実施

さらに、期間中は、願い事やメッセージ、好きな絵などを灯篭に描く「灯篭絵付け」も実施される。

港区立青山小学校6年生が制作した灯篭も会場に設置され、子どもたち自身が地域文化の担い手として参加。歴史を「知る」だけでなく、自分たちの手で灯りをつくり、街に飾る。そうした体験を通して、青山に暮らす次の世代へ、土地の記憶をつないでいく。

青山の過去を知り、現在の街で新たな時間をつくる

「青山星灯篭」は、江戸時代の行事をそのまま再現するものではなく、残された資料を手がかりに、かつて青山で行われていた地域の営みを知り、それを現在の街でどのように受け継いでいけるかを考えながら活動している。

その一つとして、今年も能楽、音楽とダンス、映画といったさまざまな表現を、劇場やホールではなく、街に開かれた屋外空間で行う。地域の住民や企業、学校、アーティストなど、さまざまな人が関わりながら、青山の過去を知り、現在の街で新たな時間をつくる。

「青山星灯篭」は、灯篭の明かりをきっかけに、青山という土地の記憶に触れる3日間となる。

「青山星灯篭」に足を運び、素敵な時間を過ごしてみては。

■青山星灯篭 日時:9月11日(金)〜13日(日) 点灯18:00~20:00 会場:ののあおやま 住所:東京都港区北青山3-4-3 公式HP:https://aoyamalanterns.com 公式Instagram:https://www.instagram.com/aoyama_hoshidoro

(ソルトピーチ)

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