1. トップ
  2. エピソード
  3. 「近道に使うわ~♪」わが家の敷地を勝手に横断!?ついに花壇まで壊し、逆ギレする隣人を黙らせたのは

「近道に使うわ~♪」わが家の敷地を勝手に横断!?ついに花壇まで壊し、逆ギレする隣人を黙らせたのは

  • 2026.8.25

念願のマイホームを購入し、夫と幼い娘と3人で暮らしています。わが家は角地にあり、門や塀のないオープン外構。駐車スペースから家の脇を抜けると、そのまま横の道路へ出られる造りになっています。近所の方とも良好な関係を築き、穏やかに過ごしていました。しかし、隣に新しい住人が引っ越してきてから、そんな日常は突然脅かされることになったのです。

こっちのほうが早いから

リビングで娘とおもちゃで遊んでいたときのことでした。ザザザザッ! 窓の外から、不自然な音が聞こえてきました。重いものが砂利を踏みしだくような鈍い音。驚いてカーテンを開けると、目を疑う光景が広がっていました。

一台の車が、わが家の敷地内を堂々と横切っているのです。駐車スペースから入った車は、家の脇を抜け、横の道路へ出ようとしていました。運転席にいたのは、先日隣に引っ越してきたばかりの女性でした。

驚いて玄関を飛び出し、声をかけました。何か事情があるのかと思い、「どうされたんですか?」と尋ねると、彼女は窓を開け、あっけらかんと言い放ちます。

「ちょっと近道に使わせてもらっただけ! ここを抜けたほうが、大通りに出るのに早いのよね」

予想外の答えに戸惑いながらも、ここは私有地なので今後は車で通らないでほしいと念を押しました。隣人は「わかった」とだけ答えましたが、どこか軽い調子が気になり、不安は残ったままでした。

残ったタイヤ跡にゾッ……

ところが数日後。外出先から帰宅すると、きれいに整えていたはずの庭の砂利敷きに、くっきりとタイヤの跡が残っていました。さらに別の日には、庭先に置いていた娘の砂場用のおもちゃまで壊れ、その近くにもタイヤ痕が。先日の無断通行もあったことから、また隣人の車が通ったのではないかと疑わずにはいられませんでした。

「これ、壊れちゃったの?」娘が悲しそうにしゃがみ込む姿を見て、もしここで遊んでいるときに車が入ってきていたら――そう考えると急に怖くなりました。

その日の夜、夫に事情を話すと、「このままにはしておけないね。今度またあったときのことも考えておこう」と、心配そうな様子を見せました。二人で今後について話し合い、隣人にも改めて「これ以上の無断通行はお断りします」と伝えました。念のため、そのときの日時や会話の内容も記録。これで終わってほしい。私はそう願っていました。

花壇があるほうも悪い!?

それから間もないある日。娘とスーパーへ買い物に出かけ、自宅に戻ってきたときのことでした。わが家の前に、見慣れた隣人の車が不自然な角度で停まっています。車のバンパーは大きくへこみ、その先には、縁石ごと無残に砕け散ったわが家の花壇が。

車から降りてきた隣人は、血相を変えて私に詰め寄ってきました。「ちょっと! どうしてくれるのよ! こんなところに花壇があるから、車が傷ついたじゃない!」耳を疑うような言葉でした。状況を見る限り、隣人はまたわが家の敷地を通り抜けようとし、その途中で花壇の縁石にぶつかったようでした。それなのに、「通り抜けできるような造りにしているそっちも悪いでしょ!?」と、責任までこちらに押しつけてきたのです。

突然こちらを責められ、頭がついていきませんでした。けれど、このまま言い合っていても仕方ありません。まずは警察に事情を伝えて相談することにしました。私が警察に連絡している間も、隣人は納得していない様子でした。しかし、次の言葉を聞いた瞬間、隣人の表情が固まりました。

「はい。……実は、つい先日、防犯カメラをつけたんです。今回の一部始終も、映っているはずです」さっきまで勢いよく責任を押しつけていた隣人は、何も言わず私を見つめ返していました。

ついに言い訳できず

ほどなくして警察官が到着しました。これまでの経緯を説明し、防犯カメラの映像を確認すると、隣人の車が敷地へ入り、花壇にぶつかるまでの様子が残っていました。

「ほんの少し、近道したかっただけで……」先ほどまでの勢いはどこへやら。隣人は声を落としてそう言いました。しかし、映っていたのは今回の一件だけではありません。それまでに確認していた映像にも、隣人が繰り返し敷地を横切る様子が残っていたのです。これ以上は放っておけないと思っていた、そんな矢先のことでした。

その記録を前に、彼女もそれ以上は言い返せなくなったようでした。警察官からも、今後は他人の敷地へ無断で入らないよう厳重に注意を受け、しばらく黙り込んだ末、「本当にすみませんでした」とようやく頭を下げました。

後日、壊された花壇についても、修理費の見積もりをもとに話し合い、隣人側が費用を負担することでまとまりました。花壇を元どおりに直したあと、車が敷地へ入り込めないよう、ポールとチェーンを設置。今では娘が庭で遊んでいても、以前のように車の音へ身構えることはありません。

「ママ、またお花咲いたよ!」娘の声を聞きながら庭へ出たとき、ようやくいつもの日常が戻ってきたのだと実感しました。


◇ ◇ ◇

近くで暮らしているからといって、他人の敷地を自分の都合で自由に使っていいわけではありません。ましてや、一度注意を受けたにもかかわらず無断で立ち入りを繰り返すのは、相手に大きな不安を与える行為です。ご近所同士で気持ちよく暮らしていくためにも、私有地には無断で立ち入らないなど、基本的なルールを守ることが大切ですね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む

クリエイター情報

ベビーカレンダー

ベビーカレンダーは妊娠・出産・育児の情報サイトです。みんなのクチコミや体験談から産婦人科検索、おでかけ情報、離乳食レシピまで。月間利用者1000万人以上。

の記事をもっとみる

注目コンテンツ