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透明人間になって「あんなことやこんなことも…!! ぐふふふ」と企む研究者、薬を飲んだら“まさかの真実”が発覚!?【書評】

  • 2026.8.21

【漫画】本編を読む

読者をほっこりもヒヤッともさせる『文学的なオチが癖になる 雪のヤドカリ4コマ劇場』。漫画家・イラストレーターの雪のヤドカリ(@yukinohotel)さんによる、「感情を揺さぶられたい読者」にうってつけの4コマ漫画だ。

風呂場の排水溝詰まりを修理しに来た業者の男性。原因は長い髪の毛が大量に詰まっていたことだった。依頼者の男性は「なんともお恥ずかしい」と恐縮気味。業者の男性は笑って「よくあることですから!」と言うも、実はこの風呂場は作務衣を着たお坊さん、つまり、全員が「坊主頭」の男性しか使っていないはずの場所だったのだ。

果たしてこれはホラーなのか、それとも女性を神聖な修行場に連れ込んでいる煩悩まみれの不埒者がいるのか……。クスッと笑いながらも、つい深読みしてしまう内容だ。

はたまた体の組織を透明化する薬を開発したある研究者。言わば透明人間になれる薬の開発成功に、「これさえあればあんなことやこんなことも…!!」「ぐふふふ…」と煩悩を隠しきれない様子。

しかしいざ薬を飲んでみると、透明になった体の中に、なぜか小さなブロックが浮かび上がっている。おそらく幼児向けのオモチャか何かだろう。不思議に思い、母親に電話してみると……。

煩悩まみれの展開から、まさかのハートフルな家族愛ほっこり展開へ。雪のヤドカリさんの生み出す物語の振れ幅には、いつも脱帽させられてしまう。

文=雨野裾

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