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【今日のギフト】主役は、海苔。〈山本山〉ののりせんべい

  • 2026.8.19
〈山本山〉ののりせんべい

海苔を愛するあの人へ
歯応えに感動、専門店が追求した究極の海苔せんべい

〈山本山〉ののりせんべい

〈山本山〉ののりせんべいの外装
創業期の〈山本嘉兵衛商店〉時代の屋号紋「山嘉」を復活させたブランドロゴが印象的なパッケージデザイン。包装紙には初代が遺した煎茶の手引書の語録や装画、江戸時代の書風などが引用され、“江戸の粋への原点回帰”が表現されている。
〈山本山〉ののりせんべい2箱セット
もちろん1箱での購入も可能だが、こちらはプレーンと梅風味の2箱セット。のりせんべい1箱10枚入り、のりせんべい 梅風味1箱10枚入り 各1,620円。2箱セットは3,240円。ほかに青じそ風味、柚子風味もあり。
〈山本山〉ののりせんべい1箱10枚入り
木箱の中にピシッと収まった紙容器の蓋を開けると、個包装ののりせんべいが隙間なく整然と並ぶ。まさしくプロダクトデザインの力。
〈山本山〉ののりせんべい
「のりせんべい」は1袋に1個入り。封を開けると磯の香りがパッと鮮やかに花開く。開封の際に海苔が割れたり切れたりしないよう、包装の紙質の見直しや切れ目を入れるなど幾度もマイナーチェンジを重ねて現在の形になったのだとか。
〈山本山〉ののりせんべい「梅風味」
紅色の梅が描かれた「梅風味」。パリンッと弾ける歯応えとともに梅の爽やかな酸味が広がる……!
〈山本山〉ののりせんべいの手提げ
屋号紋「山嘉」を染め抜いた暖簾がデザインされた手提げ袋。実はこの暖簾は歌川国芳の錦絵「御茶所山本店頭之図」にも描かれている歴史あるもの。

1690(元禄3)年、初代・山本嘉兵衛が日本橋で創業し、江戸随一の茶商として知られた〈山本山〉。江戸時代で初めて煎茶を販売した歴史を持ち、昭和時代に入ると海苔の販売もスタート。以来、日本橋を拠点に東京を代表する「お茶と海苔の店」として暖簾を守っている。

そして2大看板の「お茶」と「海苔」に並び、ギフトとして高い人気を誇るのが「のりせんべい」。2017年の大規模なリブランディングの際、手みやげ向けにパッケージデザインが一新されたが、実は初登場は約30年前というロングセラーだ。

海苔を生業とする老舗らしく、コンセプトは“海苔が主役ののりせんべい”。海苔をおいしく味わってもらうために考案された米菓であり、あくまで海苔が主役のため、生地は極限まで薄く削った薄焼きせんべいに。これに専用の木枠とすだれで生海苔を和紙のように薄く均一にすくい上げる「紙すき」製法で仕上げた極薄板のりを巻く。

個包装の封を開けると、艶やかでピンと張りのある美しい海苔が顔を出す。まずせんべいの薄さに驚き、さらに海苔とせんべいがパリッと音を立てて割れる小気味良さに驚く。食べればパリパリ、ショリショリと弾ける歯応えとともに磯の香りがあふれ出る……!

国産もち米を使った極薄せんべいは1910(明治43)年創業、両国の〈東あられ本舗〉による仕事。まさに江戸の老舗のコラボレーションによって生まれた一つの作品と言えるのかも。

また、〈NOSIGNER(ノザイナー)〉の太刀川英輔氏が手がけたロゴやパッケージデザインも、この「のりせんべい」の人気の一翼を担うもの。江戸時代に流行した書風などを引用し、“江戸の粋への原点回帰”を表現したデザインや、あれほど繊細な海苔が壊れることなく開封できる個包装の仕様など、実際に食べてみるとそのクオリティの高さが体感できる。

330余年の老舗が追求した、現代の“江戸みやげ”の形だ。

Information

山本山 ふじヱ茶房

住所:東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋三井ビルディング 1F|地図
TEL:03-3271-3273
営:(物販)10時30分~18時(喫茶)11時〜17時LO
休:不定休
HP:https://yamamotoyama.co.jp/
注文方法:店頭販売、オンライン。

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