1. トップ
  2. 秋リップの本命はマット! 「ディオール」ピーター・フィリップスが仕掛けるクリエイションの裏側

秋リップの本命はマット! 「ディオール」ピーター・フィリップスが仕掛けるクリエイションの裏側

  • 2026.8.18

2026年9月4日、「ディオール」で人気のリップコレクション“ルージュ ディオール”に新たな2つの質感が仲間入りに。ディオール メイクアップ クリエイティブ&イメージ ディレクター、ピーター・フィリップスが、同新作の魅力や開発の背景、クリエイションやトレンドにまつわる思いを披露してくれた。

気分は俄然マットへ。高密着ブラーマット&ふんわりインテンスマットに注目

少しずつ広がっているマットのムードを、この秋確実な流れへと変えそうな存在が、“ルージュ ディオール”からの2つの新作。1つめはリキッドタイプのブラーマットリップ“ルージュ ディオール オン ステージ インク”。

ルージュ ディオール オン ステージ インク 全8色 各¥6,270 (2026年9月4日発売)/<a href="https://x.gd/7d3l0" target="_blank">パルファン・クリスチャン・ディオール</a> Parfums Christian Dior

「重ねるごとに表情をチェンジできるビルダブル仕様で、1度塗りならセカンドスキンのようにほんのりと唇を染め、自然で柔らかいブラーリップに。2~3度重ねれば一気に大胆な発色を楽しめます。ロングラスティングで色移りしないのに、着けているのを忘れるくらい軽い付け心地も特徴です。

おすすめの使い方は、塗った後に下唇だけ指でポンポンとタッピングしてぼかす方法。こうするとナチュラルで柔らかい雰囲気に仕上がります。アプリケーターの真ん中に液がしっかり溜まる作りになっているので、ムラなく均一に、簡単に塗れます」

ルージュ ディオール オン ステージ 全6色 各¥6,270(2026年9月4日発売)/<a href="https://x.gd/7d3l0" target="_blank">パルファン・クリスチャン・ディオール</a> Parfums Christian Dior

2つめはスティックタイプの極薄フィルムリップ、“ルージュ ディオール オン ステージ”。
「リキッドよりもカバー力が高く、ひと塗りで鮮やかに、均一に色を伸ばせて便利な1本です。1層目でピグメントを定着させ、2層目でソフトなブラー効果を発揮する仕組みで、唇に溶け込むようになじんで美しく仕上げます。リキッド同様の保湿効果もあり、ロングラスティング、かつ24時間色移りしません。誰にキスしたとしても、証拠が残らないので安心です」

日本ではリキッドだと100番の“ヌード ルック”と558番“ローズウッド スター”がイチ押しで、スティックなら358番“ピンク ショウ マット”がおすすめだそう。

新リップに投影した女性像は?

今回の新しいリップを開発する上で、どのような女性像を思い描いたのか?
「エフォートレスでナチュラルな美しさを好む女性。ナチュラルビューティの延長線上にいながらも、もう少し大胆に装いたいときにはリップの重ね塗りで自分を演出できるような、多面的な表情をもつ人です。

今の世の中は情報やトレンドにあふれていますが、誰もがトレンドを常に追いかけたいわけではなく、時には落ち着いた、自分らしい美しさを表現したくなるもの。そういう女性の多様な感性に寄り添うものを目指しました」

異なる2つのマットを作った理由は?

「どちらもよくてひとつを選べなかったから。長い間議論を重ねた結果、どうせならいいものは両方出そうということになり、2種ともローンチに至りました。人によってスティック派かリキッド派かで好みがありますし、従来のトレンドのツヤとは違う、マットフィニッシュのニュアンスの違いを、遊び心をもって楽しんでほしいという思いもあります。マットにあまりなじみがない人にとっても、手に取りやすい操作性や心地よさを追求しています」

Parfums Christian Dior

クリエイションにおいてトレンドは意識する?

ランウェイのメイクはデザイナーのジョナサン・アンダーソンと協働で作り上げるというピーター。トレンドを感じさせるメイクルックやプロダクトを常に生み出せる秘訣は?

「一時的なトレンドはすぐに移り変わってしまうものです。私たちが目指しているのはトレンド感のあるものではなく、流行に左右されないタイムレスなルックや製品。過去のヒット製品もその裏にトレンド戦略があったわけではなく、上質で誰もが手に取りやすい魅力的なものを目指した結果です。タイムレスな製品であれば、自然とそれ自体がトレンドになり得るのだと思います。

『ディオール』は歴史あるメゾンなので、プロダクトもファッションとのリンクを意識してはいますが、軸にあるのはファッショナブルな女性だけでなく、すべての女性のための製品作りです。最新のジャケットやバッグを持っていなくても、美しくなりたいという願いは普遍的ですから」

グロウとマット、肌の二大潮流を世界に広めた?

7月、人気のベースメイク“フォーエヴァー”シリーズに新しいメイクアップ ベースとルース パウダーが仲間入りした。今や誰もがファッションや気分に合わせて「グロウ」と「マット」ふたつの仕上がりを選ぶようになったが、この二軸が確立したきっかけは、まさに両者を叶える同シリーズの生みの親、ピーター本人といえるのでは?

「『私が作りました』とは言いたくないですが、そう思いたいですね。当時のファンデはマットが主流で、ケア成分入りのグロウはありませんでした。女性たちが潜在的に求めている感覚を正しく捉えるように努める中で、“内側から光を放つような透明感のあるグロウ肌”をスキンケアと融合させて発信できたことが大きかったと思います。

どんなメイクも、根底にあるべきなのは健康的な肌。ヘルシーで美しい肌があれば、その先のメイクも自然とすばらしい仕上がりになるのだと思います」

Parfums Christian Dior

PROFILE

ピーター・フィリップス:
ベルギー、アントワープ生まれのメイクアップアーティスト。ディオール メイクアップ クリエイティブ&イメージ ディレクター。フェミニンでありながらユニークなビジョンを併せもつ彼には、世界のトップフォトグラファーやデザイナーからのオファーが後をたたない。

「ディオール」2026秋冬の新色メイクアイテムもチェック!

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ