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友人の絵を「これAIだよね?」と決めつけた私、届いた1本の動画

  • 2026.8.15
ハウコレ

学生時代からの友人が初めてSNSに載せたイラストに、私は「これAIだよね?」と書き込みました。本人から手描きだと説明されても、自分の間違いを認められませんでした。翌日、個別のチャットに届いたのは、3週間の制作過程をまとめた動画でした。

確認する前に書き込んでしまった

友人が投稿したイラストを見たとき、私は最初にAIで作った画像ではないかと疑いました。少し前、気に入っていた絵描きさんの投稿が生成画像だったと知り、フォローを外したばかりだったからです。また同じようにだまされたくない。その気持ちだけで、私は本人へ聞く前に、コメント欄へ「これAIだよね?」と書き込みました。さらに、「正直に言った方がいいよ」と続けました。注意しているつもりでしたが、誰でも見られる場所で、友人が自分で描いていないと決めつけていました。

引き返せなくなりました

友人から個別のチャットで「全部自分で描いたよ」と届きました。それでも私は、「今どき見分けつかないもん」と返しました。本当にAIを使っている可能性があると思っていた一方で、公開したコメントが間違いだったと認めるのが嫌でした。先に強い言い方をしたせいで、謝るより、疑い続けるほうを選んでしまったのです。友人から返事はありませんでした。翌日、「途中の絵、全部残ってるから見る?」というメッセージが届き、そのあとに1本の動画が送られてきました。

動画に残っていた3週間

動画は、何も描かれていない画面に線を置くところから始まりました。下描きが形になり、色が重なり、塗り直した部分も残っています。完成した1枚だけを見ていた私には分からなかった、3週間分の作業でした。友人は、私の書き込みを否定するために、撮りためた写真と画面録画をつなげていました。再生を終えたあと、私はコメント欄の2つの書き込みを削除しました。個別のチャットには、「疑ってごめん。でも、すごいと思ったのは本当」と送りました。褒めたかった気持ちはありました。ただ、その前に友人へ制作過程を見せるところまでさせた事実は変わりません。

そして...

それからは、上手なイラストを見ても、本人へ確認せずにAIで作ったものだと書き込まなくなりました。今もコメントを入力するとき、線や色が増えていったあの動画を思い出します。作品だけでは判断できないと思ったときほど、公開の場で決めつける前に、送信する言葉を確かめるようになりました。

(20代女性・販売職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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