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「立派に育ってくれて、本当にありがとう」披露宴での祖母の言葉。新郎がうつむいた瞬間

  • 2026.8.16

披露宴の途中、祖母の名前が呼ばれた

友人の結婚式に出席したときのことです。挙式を終え、披露宴も和やかに進んでいました。

新郎新婦が友人たちと写真を撮ったり、親族と話したりする姿を見ながら、私たちも食事を楽しんでいました。

「いい式だね」

隣に座っていた友人がそう言い、私も「本当だね」とうなずきました。

そんな披露宴の途中、司会者から「ここで新郎のお祖母さまから、おふたりへお言葉があります」と案内がありました。

新郎は聞かされていなかったようで、驚いた表情で祖母のほうを振り返ります。

祖母は少し緊張した様子で席を立ち、スタッフに案内されながらマイクの前へ向かいました。

「この2人に、伝えたいことが」

そう話し始めると、それまで食事や会話を楽しんでいた参列者たちも、自然と祖母のほうへ目を向けました。

「立派に育ってくれて、ありがとう」

祖母は、新郎が幼かったころのことを振り返りながら、ゆっくりと言葉を続けました。

「こんなに立派に育ってくれて、本当にありがとう」

飾った言い回しではなく、孫の結婚を心から喜んでいることが伝わってくる話し方でした。

新郎は最初こそ照れたように笑っていましたが、途中から少しうつむき、黙って祖母の話を聞いていました。隣にいる新婦も、ときどき祖母に向かってうなずいています。

私の周りでも、ハンカチで目元を押さえる人がいました。

「これからは2人で、仲良くやっていってください」

祖母が最後にそう伝えると、会場から大きな拍手が起こりました。

新郎は祖母のもとへ歩み寄り、「ありがとう」と声をかけていました。祖母もほっとしたように笑っていたのを覚えています。

披露宴にはいろいろな演出がありましたが、私が今でも覚えているのは、予定されていた華やかな場面よりも、祖母が孫へ直接伝えた素朴な言葉です。

帰り道、友人と「あのスピーチ、よかったね」と話しました。

特別に長い言葉ではなくても、大切な人から直接伝えられる「おめでとう」や「ありがとう」には、それだけで心に残るものがあるのだと感じた出来事でした。

※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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