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超自己中な義母の考え方がすごかった!「盆正月の親戚の集まりに、子どもは連れて行かない」その理由とは?【作者インタビュー】

  • 2026.8.14

これでもかと嫁をイビリまくる毒義母に、一見優しそうだけどドケチで超自己中な夫…そのリアルすぎるストーリーが話題を呼んだ漫画『義母クエスト』。それらのエピソードがさらにパワーアップして、漫画『義母クエストリターンズ ~ヤバすぎる義母との負けられない30年戦争~』として帰ってきた!

なぜか義母のイビリを止めてくれない夫。その理由が明らかに!
なぜか義母のイビリを止めてくれない夫。その理由が明らかに!

前作に引き続き、『義母クエストリターンズ』の内容はAmeba公式トップブロガー・かづ(@kadu0614)さんの実体験に基づいたもの。今回は、原案者のかづさんと、迫力ある作画でストーリーの魅力を引き出している漫画担当の赤星たみこ(@tamikong)さんに、お盆にまつわるエピソードを聞いた。

『義母クエストリターンズ 』どんなストーリー?

2人の息子が独立し、現在は夫と猫と穏やかで満ち足りた生活を送る還暦を迎えた主婦・かづさん。しかしこの幸せな生活を手に入れるまでには、壮絶な闘いの日々があったという。

看護学生だったかづは、病院実習中に患者だった秋彦から好意を寄せられ、付き合い始めてすぐに結婚を決意。秋彦は反対する親と縁を切ってまで結婚したはずなのに、なぜか義母は毎日のように家にやってきて「嫁イビリ」をするように!夫に訴えても見て見ぬふり。ついに耐えられず義母に反撃したが、そこで夫と義母との間で「小遣いを渡す代わりに、かづを躾ける」という密約が交わされたことを知り、驚愕する…。

手段を選ばず、ほぼ毎日嫌がらせをしてきた義母
手段を選ばず、ほぼ毎日嫌がらせをしてきた義母
「あんたは私の言うことを聞かんとあかん」という義母。その理由がエグかった
「あんたは私の言うことを聞かんとあかん」という義母。その理由がエグかった
知らないうちに、夫は義母から毎月小遣いをもらっていた!!
知らないうちに、夫は義母から毎月小遣いをもらっていた!!

かづさんと赤星さんに話を聞いた

――義母との数々の壮絶なエピソードが描かれている本作ですが、お盆の思い出があれば教えてください!

【かづ】年末年始やお盆の時期って世のお嫁様にとっては大変な時期だと思いますが、意外にも我が家のお盆は平常運転でした。なぜなら、お盆の定番行事「親戚一同が集まる」や「お墓参り」には一度も私は呼ばれたことがないからです。

お正月もそうなんですが義母には考えがあって、「うちは息子1人やけど、兄ちゃんや姉ちゃんちは子どもが2人おる。うちは1人分しかお年玉もらわんのに、向こうには2人分渡さなあかん!」と、夫が中学に上がったころから親戚の集まりには連れて行かなかったそうです。「だって、連れて行かんかったらもらわへんから、こっちも出さんで済む」と言っていました。いやいや、普通は連れて行かなくてもその子の分を預かって、こちらが来ても来なくても相手の子どもの数だけ渡しますよね?他人じゃなく甥姪なんですから。

そういう考えの義母なので、盆正月は義父母だけで本家に行き、お参りやお経などが終わり次第、義母だけが帰宅します。なぜ義母だけ帰宅かって?そりゃ「嫁仕事」をしなくて済むからですよ。で、帰宅してから私に「電話してお父さんに帰るように言うて!」って言うんです。私が義伯母宅に電話をしたら、出た瞬間「なんや!お前んとこの嫁はんは電話で帰って来い言うとんか!」と大声が聞こえ、義伯母が「ちゃうちゃう!嫁のかづさんや!」って言ってました。義母は親戚中の嫌われ者なんだと思いましたね。その場に義父がいたのが気の毒でした。

――赤星さんのお盆の思い出を教えてください。

【赤星】私の実家がある宮崎県日之影町は、お盆の時期になると「流れ灌頂(かんじょう)」という風習があります。その年、初盆を迎える家で小さな舟を作り、紙の花や花火などで飾り付けをして、川に流すというものです。子どものころは川に流した舟(木と紙でできているので最終的には分解される)は、そのまま海まで流しっぱなしでした。でも昭和50年あたりから、川にウェットスーツを着たボランティアさんが入り、流れてきた舟を下流で回収するようになりました。以前は自然に分解されるものしか使ってなかった流れ灌頂の舟も、次第にビニールやプラスチックの飾りも使うようになり、このまま流してはまずいのではないかということになり、すべて回収するようになったのです。素材の変化と回収作業に、時代の流れを感じたのを覚えています。

――作中に「(義母から)いろんな嫌がらせがほぼ毎日続いた」という記述があります。印象的な出来事があれば教えてください。

【かづ】家事へのダメ出しは毎度のことで、あらゆる家事において粗探しをされていました。洗濯の干し方や畳み方もうるさかったです。義母に言われた干し方は、一旦すべての洗濯物を濡れたままで畳むんです。そして両手でパンパンと叩いてシワを伸ばし、それから開いて干すんです。義母いわく「こうすればアイロンするときに楽になる」だそうですが、結局アイロンをかけるので二度手間な気がして面倒くさかったですね。

義母は「息子のパンツもアイロンかけてた!」と自慢げに言ってましたが、私の脳内は「そうやって大事に育てた息子がこの仕上がりなんだね」と笑いを抑えるのが大変でした。「作り立てのお弁当を毎日、校門まで持って行って息子に渡してた」とか、息子をどれだけ大事に育てたかって話は、それぞれ単体ではすごいことだと思うのですが、他者に押し付けて話すと「暇だったんだなぁ」としか思いませんでした。

壮絶な嫁イビリに立ち向かうかづさんの行動力と人間力、さらにそれを臨場感あふれる絵や展開で表現している赤星さんの漫画…2人の強力なタッグにより、読み応え抜群の漫画となっている『義母クエストリターンズ』。まだの人は、ぜひ読んでみて!

取材協力・画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)

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