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50代以上の女性におすすめのピクシーカットBEST5|昔ながらの“ウィノナ”スタイルも

  • 2026.8.14
Getty Images

夏らしいヘアに一新したくなる季節。それに合わせて、スタイリッシュなショートヘアのインスピレーションも豊富に揃っている。なかでも注目は1990年代の全盛期以来、50代以上の女性に愛され続けている定番のピクシーカット。数多くのセレブリティがこぞって取り入れてきたこのスタイルに、今月こそ挑戦してみるときかもしれない。

「上質なピクシーカットは、時代を超越した普遍性と現代的な雰囲気を同時に感じさせる数少ないヘアスタイルのひとつです」と語るのは、「ブリティッシュ・ヘアドレッサー・オブ・ザ・イヤー」受賞歴をもつヘアスタイリストのマーク・リーソン。

「50歳以上の多くの女性は、髪を短くすると柔らかさやスタイルの汎用性が失われると考えがちですが、適切なカットを施せば、むしろその逆の効果が得られます。髪に動きが生まれ、髪本来の自然な質感を引き立たせつつ、目元や頬骨を際立たせることができます」

彼によれば、トレンドを追うよりも自分の顔の形、髪質、ライフスタイルに合ったスタイルを選ぶことが成功のカギだそう。「ピクシーカットには1種類しかスタイルがないというのは、よくある大きな誤解のひとつです」
実際、現代のピクシーカットはよりソフトで日常に取り入れやすく、一人ひとりに合わせて完全にカスタマイズされたものになっている。

「洗練されたエレガントなスタイルが好みでも、あるいはもっとリラックスした質感の仕上がりが好みでも、ほぼすべての人に似合うスタイルが必ずあります。重要なのは年齢ではなく、自分に合うフォルム、質感、最適なバランスを自分自身で見つけること」

ここからは5人の美容師が、「ビクシー」から「アンダーカット・ピクシー」まで、50代以上の女性に今シーズンぜひ挑戦してほしいおすすめのピクシーヘアを紹介する。

1 フィンガーウェーブ・ピクシー

多くのヘアトレンドと同様、ヴィンテージ要素のあるスタイルがこの夏再び視線を集めている。なかでも注目なのが、1920年代のフラッパーガールにインスパイアされた「フィンガーウェーブ・ピクシーカット」。

「これはカーリーヘアや縮れ毛、クセ毛の方にとって最適な選択肢。特に、スタイリングに何時間もかけずに洗練されたスタイルに仕上げたい場合にはうってつけです」と、「SILKE London」の共同創設者であるマリア・ソティリウは話す。「サイドとバックは地肌に沿って短くカットし、トップは長さを残して、ホールド力の高いジェルやムース、目の細かいコームを使ってクラシックなS字ウェーブに整えます」

Bruce Glikas

「このスタイルは髪本来の質感に無理に逆らうのではなく、それを活かすスタイルなので最高です」と語るマリアは、年齢とともに細くデリケートになる髪のことを考え、余計な熱や摩擦などの負担を減らすように常に心がけているそう。「ショートヘアであっても就寝時のケアは大切。『SILKE』のヘアボンネットを使えば、枕の摩擦を抑えてスタイルを長持ちさせることができます」

2 ビクシー

90年代にグウィネス・パルトローやハル・ベリーらが取り入れたことで有名になった「ビクシー(Bixie)」(ピクシーボブとも呼ばれる)は、あらゆる世代の女性にとって最適なヘアチェンジスタイルだ。

Grece Ghanem Valentina Frugiuele / Getty Images

「ビクシーが人気を集めているのは、ショートと非ショート、両方のスタイルのいいとこ取りができるから」とリーソンは説明する。「ショートヘアならではのフレッシュさや自信はそのままに、シルエットを柔らかく見せ、多彩なアレンジを楽しめるだけの長さも兼ね備えています」

ボブヘアの人がもう少し短くカットしてみたいとき、このヘアはまさに理想的なステップアップとなる。「シャロン・ストーンやロビン・ライトを思い浮かべてみてください。二人とも控えめでエレガント、そして紛れもなくモダンな印象を与える、少し長めのビクシーヘアを取り入れています」

何よりすばらしいのは、この髪型が驚くほど万能で、ほとんどの顔の形に似合うという点。特に、卵型やハート型の顔立ちには最適だそう。「本格的なピクシー(Pixie)カットに挑戦するのは少し勇気がいるという方には、まずこのスタイルをおすすめします」

3 ウィノナカット

この夏、90年代のスタイルからインスピレーションを得て大胆に再流行しているヘアスタイルのひとつが、毛先に動きと質感を持たせた「ウィノナカット」。ウィノナ・ライダーの軽やかでグランジの雰囲気を漂わせるスタイルに着想を得た、このふんわりとしたピクシーヘアは顔立ちを美しく見せる効果があるため、大人の女性にもぴったりだとか。

「50代以上の女性が、動きのあるピクシーカットで自然なグレイヘアを楽しんでいる姿は本当に素敵」と、セッションスタイリストのエラ・フィッシャーは語る。「毛先に動きや質感を出すことで、シルバー、グレイ、白といったさまざまな色合いが美しく調和します。髪の自然な変化を、隠すべきものではなく、ヘアスタイルの一部として活かせるわけです」

Olivia Colman Kristina Bumphrey / Getty Images

フィッシャーは、小さめのラウンドブラシを使ってレイヤーを顔周りに流すようにブローし、仕上げにマットな質感のワックスで毛束感と動きを出すスタイルを推奨している。「グレイヘアを活かしつつ、現代的でファッショナブルなヘアスタイルを楽しみたい方にぴったりの選択肢です」

4 フリクシー

このテーマにおいて、ゾーイ・アーウィン以上に適任のヘアスタイリストを見つけるのは難しいはず。彼女がこのトレンドを遊び心たっぷりに解釈したルックは、当然この夏私たちが試してみたいスタイルのひとつだ。

「フリクシー(Flixie)は基本的にはピクシーカットが伸びたスタイルなので、動きのある髪や、自然な質感を活かしたヘアと相性が抜群です」とアーウィン。「うなじの生え際から毛先が外向きに跳ねるようなニュアンスがすごくいい。まさに90年代の雰囲気で、ピクシーカットよりもずっと無造作でこなれた感じです」

Edward Berthelot

このヘアに必要な長さが足りなくても、問題ないとアーウィンは断言する。
「このスタイルではエクステが非常に役立ちます。なぜなら多くの女性が髪質の変化に伴い、サイドのボリュームが減ったと感じているから。『Remi Cachet』の極小サイズのケラチンチップをトップやサイドに装着すれば、まったく目立つことなく髪にボリュームをプラスできます」

「要は、必要な場所に少量の髪を戦略的にプラスするんです。毛先を跳ねさせたショートヘアなら、大量のエクステは不要で、あの90年代風シルエットを作るために必要なだけのボリュームと動きをプラスすれば十分です」

5 アンダーカット・ピクシー

最後は、大人の女性に最も似合う定番ヘアのひとつとして長年高く評価されてきた、美しくも大胆な「アンダーカット・ピクシー」。ティルダ・スウィントンやジェイミー・リー・カーティスといったスターたちも取り入れているこちらは、どんな装いにも柔らかさとエッジのある印象を添え、常にフレッシュ、かつスタイリングも簡単。

「少し大胆なスタイルですが、似合う人がやれば最高に映えます」と話すのは、「オラプレックス」のアンバサダーでトップヘアスタイリストのサマンサ・キューシック。「バックとサイドは短くタイトにカットし、トップは長さを残して動きと質感を強調する。そのコントラストこそが今まさに旬で、先進的でモダンな雰囲気を生み出しています。自信に満ちた自分らしいスタイルを求める50代以上の女性にとって、理想的で実践しやすいスタイルといえるでしょう」

Emma Thomson Taylor Hill / Getty Images

スタイリングの際は、「オラプレックス」の“No.6 ボンドスムーサー”を少量とり、髪のトップ部分になじませてから、少し前に押し出すように自然に下ろすのがおすすめ。きっちりと作り込みすぎず、あえて無造作な雰囲気に仕上げるのが正解なので、ぜひ試してみて。

From: ELLE UK

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