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「3人で先に待ってたのに」他の客を先に案内されキレる客。だが、店員の説明に納得したワケ

  • 2026.8.12

混雑した店の入口で待っていると

友人と出かけた帰り、夕食を食べようとファミリーレストランに立ち寄りました。

ちょうど混み合う時間帯だったようで、入口近くの待合スペースには何組ものお客さんがいます。

受付用紙に名前と人数を書き、呼ばれるまで待つ仕組みでした。

私たちの少し前には、父親と母親、小学生くらいの女の子の3人家族が待っていました。

店内から店員が戻ってくるたび、受付用紙を確認しながら名前を呼んでいきます。

しばらくすると、私たちより後に来た1人の男性が店員に呼ばれました。

「1名様、こちらへどうぞ」

男性が案内されたのは、店内の端にある1人用の席でした。

すると、それまで黙っていた父親が立ち上がりました。

「ちょっと待って。うちは3人で先に待ってたんだけど」

店員が足を止めます。

「はい、お待たせして申し訳ございません」

「だったら、なんで後から来た人が先なんだよ」

少し大きな声だったため、周囲で待っていた人たちも会話に気づいたようでした。

母親が小さな声で「やめようよ」と言いましたが、父親は納得できない様子です。

3名様で座れる席がまだ空いていません

店員は父親のほうを向き、落ち着いた声で説明しました。

「先ほどのお客様は、1名様用のお席が空いたため先にご案内いたしました」

父親は眉をひそめました。

「でも、こっちのほうが先に受付してるだろ」

「はい。3名様でお座りいただけるテーブル席については、お客様が先です」

店員は受付用紙を確認しながら続けました。

「ただ、現在は3名様でご利用いただける席がまだ空いておりません。テーブル席が空き次第、順番にご案内いたします」

それを聞いて、父親は店内を見ました。

確かに先ほどの男性が座ったのは、小さな1人用の席です。3人家族が座れるような場所ではありません。

父親は少し黙ったあと、「そういうことか」とだけ言いました。

店員は「ご説明が足りず申し訳ございません」と頭を下げ、再び店内へ戻っていきました。

母親は父親に小声で何かを話し、女の子は近くの椅子に座って静かに待っていました。

それから数分後、テーブル席が空いたようです。

「3名様でお待ちの○○様」

名前を呼ばれると、父親は今度は何も言わずに立ち上がりました。

案内してくれた店員に、小さく「どうも」と言って店内へ入っていきます。

混雑している店では、受付した順番だけでなく、空いた席の人数によって案内の順番が前後することがあります。

事情を知らなければ「飛ばされた」と感じてしまうこともあるのでしょう。それでも、まずは店員の説明を聞くことが大切なのだと感じた出来事でした。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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