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若槻千夏が芸能人全員に聞いてまわった一言。『Michael/マイケル』

  • 2026.8.12

映画『Michael/マイケル』の応援上映イベントが日本時間8月12日、キノシネマ新宿で開催され、若槻千夏と永尾柚乃がサプライズで登場した。日本の興行収入が76億円を超えたこの夏、若槻が2カ月間ひそかに続けていた”活動”を明かした。(フロントロウ編集部)

「会う芸能人みんなに、観た?って言ってまわって」

その日のキノシネマ新宿は、映画館というより小さなライブハウスに近かった。上映中にペンライトが揺れ、掛け声が飛ぶ。ダンスタイム付きの応援上映という形式が、マイケル・ジャクソンの半生を描いた『Michael/マイケル』では独自の文化として育っている。

上映後のステージに、「スリラー」を思わせる衣装で現れたのが若槻千夏と永尾柚乃だった。若槻は開口一番、「もう早く仲間に入りたいです。日本で一番ここが盛り上がってるんじゃないですか」と客席に呼びかけた。

この日発表された数字は、動員482万8,263名、興行収入76億870万7,250円(8月11日までの累計)。『Michael/マイケル』の日本での興行収入は、公開から2カ月がたってもまだ伸び続けている。報告を聞いた若槻は「ありがとうございます」と深く頭を下げ、「わたし、すごい2カ月頑張った自信がありますから」と胸を張った。

これは冗談ではない。2カ月前に本作を観て以来、若槻は自主的に宣伝役を買って出ていた。「それまではマイケルってすごい人なんだな、ぐらいしか知らなかったですが、この映画を見たら涙が止まらなくて。この素晴らしいエンターテイナーを、これから先も伝えていかなきゃと思った」。そして実際にやっていたのが、これだ。

「会う芸能人みんなに、収録前に観た?って言ってまわって。みんな見てくれました」

現場で会う共演者を片っ端からつかまえていた、ということになる。そのうえで若槻は「わたしは新規ファンなので、今日は先輩たちにお会いできてうれしいです!」と、客席を埋めた長年のファンに敬意を表してみせた。

イベントに登場した若槻千夏
画像提供:キノフィルムズ

「このダンス教室やめたいです」

イベントの中盤、観客全員で「スリラー」を踊る時間がやってきた。若槻と永尾がマイケル役、サポートダンサーがゾンビという配置でレッスンが始まる。

ところが、飛んでくる指示が独特だった。「フラフラ〜」「ヘイ、タクシー」「あちっ、首、肩、ポーズ」「マッチョ、クネクネ」。振り付けの名前ではなく、体の動きをそのまま言葉にしたような掛け声が連発される。ついていけなくなった若槻からは「先生しかできてないです!このダンス教室やめたいです!」と悲鳴が上がり、会場は笑いに包まれた。

しかも本番では、レッスンに出てこなかったワードが次々と繰り出されたという。「聞いてないですよ!!」と焦るふたり。それでも曲が鳴り終わると拍手が起こり、若槻は「最後は、先生じゃなくて柚乃ちゃんを見て踊ってました」と白状した。じつは永尾のほうが難度の高い振りを次々にこなしており、会場からは感嘆の声が漏れていたのだ。

終わってみて若槻は、「今まで来たイベントの中で、一番ひとつになれたと思います。引き続き、宣伝隊長としてマイケルの良さを紹介していけたらと思います!」と宣言した。

観客とともに「スリラー」を踊る若槻千夏と永尾柚乃
画像提供:キノフィルムズ

永尾柚乃の感想が、大人顔負けだった

小学生ながら数々の作品で存在感を放つ永尾柚乃は、マイケルを演じたジャファー・ジャクソンについてイベントで語った。「本当にマイケルそのままで、優しい話し方とか立ってる姿とかもマイケルで、本当にすごいなと思いました」。

そして作品全体については、こんな言い方をした。「やっぱり音楽とダンスが素晴らしいし、よく”息をのむ”っていうじゃないですか。今回、100万回息をのみました」。

別室で応援上映の様子をモニターで見ていた時には「コンサートですね!行きたかった〜」と身を乗り出し、最後は「観るたびに新しい発見が見つかるので、また発見しに行こうかなと思います」と”追いマイケル”を宣言。若槻が「日本で一番ここが盛り上がってる」と言った空気を、いちばん素直に言葉にしていたのは彼女のほうだったかもしれない。

「100万回息をのみました」と語った永尾柚乃
画像提供:キノフィルムズ

踊れる劇場は、まだ増える

この熱は新宿だけの話ではない。福岡のキノシネマ天神で開かれた応援上映には、全国大会優勝の実績を持つ精華女子高校ダンス部が登場し、観客にダンスをレクチャーした。顧問がSNSで企画を見つけたのがきっかけだという。マイケルをリアルタイムで知らない世代のメンバーは「マイケルの歌は知っていましたが、どんな生き方をしていたかは知らなかった」と話したうえで、「足さばきでみんなを魅了していて、本当にすごいと思った。勉強になった」と、競技経験者ならではの視点でその技術に驚いていた。

上映体制も動く。8月14日からは全国33劇場でIMAX上映が復活する(一部劇場は17日から)。TOHOシネマズ日比谷となんばではスタンディング可能な応援上映が14日以降も続き、15日と18日にはグランドシネマサンシャイン池袋のDolby Atmosシアターほか全国12劇場で応援上映が実施される。そして8月29日、マイケル・ジャクソンの誕生日には、マサラ上映の聖地として知られる塚口サンサン劇場でも踊れる回が用意されている。

公開から2カ月がたってなお、この映画は座って見るものではなくなりつつある。上映スケジュールは『Michael/マイケル』公式サイトで確認できる。

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