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“涙活”におすすめ!配信でじっくり観たい、泣ける映画まとめ集

  • 2026.8.12
10'000 Hours / Getty Images

酷暑や台風で外出する気にもなかなかなれず、週末や夏休みは涼しい自宅にこもりがち……という人も少なくないはず。そんなときは、泣ける名作映画を観て溜まったストレスを思い切り発散させてみるのはいかが?

王道のヒューマンドラマやラブストーリーはもちろん、驚愕の実話やアニメ、動物モノまで、NetflixやPrime Video、U-NEXT、Disney+などのストリーミングサービスで鑑賞できる多彩な物語で、“涙活”に励んでみて。

『パスト ライブス/再会』(2023)

韓国・ソウルで育ち、お互いに淡い恋心を抱いていた幼なじみのノラとヘソン。だが、ノラの海外移住を機に2人は離ればなれに。12年後にオンラインで再会するものの、それぞれの人生を選び再び距離を置く。そしてさらに12年後、結婚しNYで暮らすノラのもとに、ヘソンがやってくる。

セリーヌ・ソン監督による、韓国語の“縁(イニョン)”をテーマにした大人にこそ響くしっとりしたラブストーリー。観た後はきっと、進まなかった人生の分岐や今ある愛を見つめ直したくなるはず。

『I am Sam アイ・アム・サム』(2001)

知的障がいのあるサム(ショーン・ペン)は、周囲に支えられながら娘のルーシー(ダコタ・ファニング)を愛情深く育ててきた。しかし彼女が7歳を迎えた頃、児童福祉局が彼の養育能力を疑問視し、2人は引き離される危機に直面。サムは弁護士リタ(ミシェル・ファイファー)に助けを求め、娘との暮らしを守ろうと奔走するが――。

父と娘の揺るぎない絆をベースに、親であることを決めるのは何なのかを問いかける、温かなヒューマンドラマ。

『We Live in Time この時を生きて』(2024)

新進気鋭のシェフ、アルムート(フローレンス・ピュー)と、離婚を経験し人生に迷うトビアス(アンドリュー・ガーフィールド)。正反対の2人は、思いがけない出会いをきっかけに惹かれ合い、恋人から家族へと歩みを進め始める。だが、厳しい現実に直面するのだった。

限りある時間のなかで誰かを愛することや、なにげないひとときを慈しむことの意味を問いかける、温かく切ないロマンスドラマだ。2人の関係を少しずつ明らかにする、時系列をシャッフルしたストーリー展開がユニーク。

『レインマン』(1988)

まったく異なる生き別れの兄弟の心の交流を、ときにユーモラスに、ときにしみじみとつづる、アカデミー賞4部門を受賞した大ヒットロードムービー。

高級車ディーラーのチャーリー(トム・クルーズ)は、絶縁状態だった父の死を知り、遺産目当てに帰省する。だが、遺産のほとんどは匿名の人物に相続されることになっていた。その人物が、存在すら知らなかった自閉スペクトラム症を患う兄レイモンド(ダスティン・ホフマン)であることを知ったチャーリーは、彼が暮らす病院を訪ねる。

『野生の島のロズ』(2024)

ドリームワークスが創設30周年の記念すべき年に生み出した、感動の冒険アニメーション。異なる存在同士が心を通わせ家族になっていく姿を温かく描き、アカデミー賞3部門ノミネートを果たした。

主人公は、無人島に漂着し偶然起動したアシスト・ロボットのロズ。野生動物たちに警戒されながらも、彼らの言葉や生き方を学び、少しずつ島の暮らしになじんでいく。やがて、孤児となった雁の雛鳥・キラリを育てることになり、仲間たちに支えられながら初めての子育てに奮闘する。

『マグノリアの花たち』(1989)

ベテラン6名の共演が心を揺さぶる、女性の友情や絆を描く群像ドラマ。舞台はアメリカ南部ルイジアナ州の小さな町。女性たちの社交場として賑わうヘアサロンに、結婚式を控えたシェルビー(ジュリア・ロバーツ)としっかり者の母マリン(サリー・フィールド)がやってくる。

普段どおりおしゃべりに花を咲かせていたが、突然シェルビーが発作に襲われる。実は彼女は重度の糖尿病患者で、結婚しても子どもを産んではいけない体だった……。

『怪物はささやく』(2016)

教会の墓地が見える家で難病の母と暮らす13歳の少年コナー(ルイス・マクドゥーガル)は、父の不在や祖母との確執、学校での孤立に苦しみ、誰にも打ち明けられない思いを抱えながら暮らしている。

そんな彼のもとにある夜、墓地に立つイチイの木が怪物となって現れ、「今から3つの“真実の物語”を語る。4つ目はお前が話せ」と告げる。怪物との対話を通し、コナーは自身の恐れや怒り、その奥にある感情と向き合っていく。

世界的ベストセラーの同名原作を映画化した、ダークファンタジー。

『クレイマー、クレイマー』(1979)

仕事を最優先にしてきたテッド(ダスティン・ホフマン)は、妻ジョアンナ(メリル・ストリープ)が突然家を出たことで、幼い息子ビリーと2人きりの生活を始めることに。慣れない家事や育児と仕事との両立に戸惑い失敗を重ねながらも、父子は絆をはぐくんでゆくが、家族の未来を左右する問題に直面し、テッドとジョアンナは親としての愛と責任を見つめ直さねばならなくなる。

わずか8歳でアカデミー助演男優賞にノミネートされた、ビリー役のジャスティン・ヘンリーの名演技にも注目を。

『ボイスメールで恋をして』(2026)

喪失から始まる偶然のつながりを、ユーモラスかつ温かく描くロマコメ。パティシエを目指すジル(ゾーイ・ドゥイッチ)は、病でこの世を去った妹イザベルの死を乗り越えられず、日々の出来事や本音をイザベルの留守番電話に残し続けていた。

だが、その番号はジルの知らないうちに不動産業者ウェス(ニック・ロビンソン)に割り当てられており、彼はメッセージを聴くうち、顔も知らないジルに少しずつ心惹かれてゆく。

『ジョニーは戦場へ行った』(1971)

「赤狩り」によりハリウッドから追放されるも、『ローマの休日』や『スパルタカス』などの脚本家として多くの名作を生み出したダルトン・トランボ。これは、彼が脚本と監督を務めた痛烈な反戦映画だ。

第一次世界大戦に出征した青年ジョー(ティモシー・ボトムズ)は、戦場で重傷を負い、触覚以外のすべての感覚と四肢を失う。「407号」と呼ばれ軍の実験材料となり、意識がないと思われたまま病院のベッドに横たえられて過ごすなか、彼は自分が紛れもなく生きていることを伝える術を探し続けるのだった。

『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(2023)

舞台は1970年の冬、ボストン近郊にある全寮制のバートン校。クリスマス休暇を前に生徒や教師が学校を去るなか、嫌われ者の教師ハナム(ポール・ジアマッティ)は、事情により家に帰れない生徒たちの“子守役”を任される。

頭はいいがひねくれた生徒アンガス(ドミニク・セッサ)と、息子をベトナム戦争で亡くしたばかりの料理長メアリー(ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ)、ハナムの3人は、反発し合いながらも次第に心を寄せ合ってゆく。優しい気持ちになれる、アカデミー賞5部門ノミネートの名作。

主演を務めるドミニクはなんと、ロケ地となった高校の演劇部に所属しており、本作がスクリーンデビューというから驚き!

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997)

当時ほぼ無名だったマット・デイモンとベン・アフレックが脚本を手がけた、数々のアワードに輝いたヒューマンドラマ。亡き名優ロビン・ウィリアムズの演技も涙を誘う。

マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授ランボー(ステラン・スカルスガルド)は、教え子たちも解けない難題を清掃員の青年ウィル(マット)が解いたことを知り驚く。ランボーの勧めでセラピーに通い始めたウィルは、同じく心に傷を抱えた心理学者ショーン(ロビン)と出会う。

『ロボット・ドリームズ』(2023)

1980年代のNYで孤独に暮らすドッグは、通販CMで見かけて心惹かれた“友達ロボット”を購入。届いたロボットを組み立て、一緒に暮らしながらかけがえのない友情を育んでいく。だが夏の終わりのある日、海で泳いだせいでロボットが錆びて動けなくなり、ビーチも次の夏まで閉鎖されてしまい――。

原作はアメリカの作家サラ・バロンによる同名グラフィックノベル。「セリフやナレーションもないのに泣ける!」と口コミで評判を呼び、異例のロングランヒットを記録した。

『リアル・ペイン〜心の旅〜』(2024)

疎遠になっていたいとこ同士のユダヤ系アメリカ人青年、真面目なデヴィッド(ジェシー・アイゼンバーグ)と奔放なベンジー(キーラン・カルキン)。2人は、亡くなった祖母の故郷であるポーランドへのツアー旅行に出るため久々に再会する。

道中での出会いや揺れ動く感情、2人がそれぞれに抱える生きづらさ、そして人生の複雑さが、絶妙なユーモアと温かさに包まれながら描かれる。

見事な演技を見せたキーランは、アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞で助演男優賞を獲得。ジェシーは自らの家族のルーツを題材に、監督・脚本・製作も務めている。

『Our Friend/アワー・フレンド』(2019)

ジャーナリストのマット(ケイシー・アフレック)と舞台女優のニコル(ダコタ・ジョンソン)の夫婦は、2人の娘を育てながら暮らしている。だが、ニコルが末期ガンと宣告され生活は一変。介護と子育てがマットに重くのしかかるなか、2人の親友デイン(ジェイソン・シーゲル)が救いの手を差し伸べる。

原作は、2015年に米『エスクァイア』誌に掲載され、ナショナル・マガジン・アワードを受賞した感動の実話エッセー。

『アバウト・タイム 愛おしい時間について』(2013)

『ノッティングヒルの恋人』や『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズの脚本を手がけ、『ラブ・アクチュアリー』や『パイレーツ・ロック』のメガホンをとったリチャード・カーティスが監督・脚本を担当した、ハートフルなSFロマコメ。

英コーンウォールで家族と仲良く暮らす奥手な青年ティム(ドーナル・グリーソン)は、21歳の誕生日に、「我が家系の男たちにはタイムトラベル能力がある」と父から知らされる。運命の恋を見つけようと能力を使ううち、ティムはメアリー(レイチェル・マクアダムス)という魅力的な女性と出会うが、タイムトラベルによる不運が襲いかかり……。

『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990)

1990年代を象徴する悲恋ファンタジー。同棲を始めたサム(パトリック・スウェイジ)とモリー(デミ・ムーア)の幸せなカップルだったが、ある夜2人は暴漢に襲われ、サムがこの世を去ってしまう。

自身の死が偶然ではなく陰謀だったと知った彼は、幽霊となって現世にとどまり、霊媒師の力を借りてモリーを守ろうとするのだった。サスペンス要素にハラハラしつつ、迎えるラストに涙。

『わたしは、ダニエル・ブレイク』(2016)

名匠ケン・ローチ監督が引退を撤回してまで撮った、社会から取りこぼされた人々の姿を鋭いタッチで描く意欲作。カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。

イギリスで実直に暮らす59歳の大工ダニエル(デイヴ・ジョーンズ)は、心臓の病を患ってしまい、医師から休職するよう命じられる。だが複雑で理不尽な制度に翻弄され、十分な国の支援を受けることもままならない。そんなある日、彼はシングルマザーのケイティ(ヘイリー・スクワイアーズ)と知り合う。

『リトル・ダンサー』(2000)

舞台はサッチャー政権下の1984年、ストライキが激化するイギリスの炭鉱地ダラム。11歳の少年ビリー(ジェイミー・ベル)は父の指示でボクシングを習わされていたが、ふとしたきっかけでクラシックバレエに興味を抱き、踊ることに目覚めてゆく。しかし保守的な父は、「バレエなど女の子のやるものだ」と、ビリーの夢を認めようとしないのだった。

2000人を超える候補者からオーディションで選ばれ、ビリー役をみずみずしく演じたジェイミーの踊る姿に、きっと目頭が熱くなるはず。

『STAND BY ME ドラえもん』(2014)

冴えない少年のび太の前に、22世紀からやってきたのび太の孫の孫・セワシと、ネコ型ロボット・ドラえもんが現れる。のび太の悲惨な未来を変えるべく、世話係として連れて来られたドラえもんだが、やる気はナシ。

そこでセワシは、ドラえもんがのび太を幸せにしない限り22世紀に帰れないようにする。果たしてのび太は幸せになり、ドラえもんは22世紀に帰れるのか――?

原作漫画からエピソードを厳選し、ひとつの物語に再構築した3DCGアニメ。監督は『ゴジラ-1.0』の山崎貴。

『ザ・ホエール』(2022)

恋人の死のショックから過食を繰り返し、極度の肥満症を患うチャーリー(ブレンダン・フレイザー)。歩くことも困難な彼だが、入院を拒み、恋人の妹で唯一の親友であるリズ(ホン・チャウ)に介護を頼っている。

余命がわずかであると悟った彼は、離婚後音信不通だった娘エリー(セイディー・シンク)との関係を修復しようと心に決める。だが彼女は、自分と母を捨てたチャーリーを恨んでおり……。アカデミー賞主演男優賞を獲得したブレンダンの繊細な演技が、心を揺さぶる。

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)

世界的メガヒットを記録し、アカデミー賞で7部門を獲得し大きな話題を呼んだ、奇想天外ながらもじんわり泣ける1本。

中国出身の移民エヴリン(ミシェル・ヨー)は、夫ウェイモンド(キー・ホイ・クァン)とコインランドリーを経営しているが、父の介護や娘の反抗期、税金申告などで消耗中。国税局にいると、別世界からきた夫に「全宇宙を救えるのは君だけだ」と突如告げられ、彼女は想像を超える戦いに巻き込まれてゆく。

『aftersun/アフターサン』(2022)

11歳の夏休み、離れて暮らす父カラム(ポール・メスカル)とトルコのリゾート地にやってきた少女ソフィ(フランキー・コリオ)。2人はお互いをビデオカメラで撮影しながら、ささやかながらかけがえのない時間を過ごす。

その20年後、当時の父と同じ年齢に成長したソフィは、旅で撮影した映像を見返しながら、父の知らなかった一面を見出してゆくのだった。

『ライフ・イズ・ビューティフル』(1997)

カンヌ映画祭審査員グランプリやアカデミー賞3部門受賞を果たした、語り継がれるヒューマンドラマ。

ときは1939年イタリア。ユダヤ系イタリア人のグイド(ロベルト・ベニーニ)は、ひと目惚れしたドーラ(ニコレッタ・ブラスキ)と結ばれ息子を授かる。だがドイツ軍が侵攻し、一家は強制収容所へ送られてしまう。母に会えず不安がる息子に希望を与えようと、グイドは“優しいウソ”をつくのだった。

『きみに読む物語』(2004)

全米で450万部超えのベストセラーとなった恋愛小説をニック・カサヴェテス監督が映画化した、2000年代を象徴する大ヒットロマンス。1940年のアメリカ南部で、激しい恋に落ちながらも、その関係を引き裂かれてしまった男女をロマンティックかつ繊細に描く。

共演をきっかけに交際が始まった、レイチェル・マクアダムスとライアン・ゴズリングの見事なケミストリーにも注目して。

『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009)

亡き妻との思い出が詰まった古い一軒家にひとりで住む、78歳のカール。町に開発の波が押し寄せ、立ち退きを命じられてしまうが、妻との「いつか南米の秘境に行こう」という約束を思い出し、我が家に大量の風船を取りつけて家ごと旅立つことを決意する。

しかし空飛ぶ家には、いつの間にか近所の少年ラッセルも居合わせていて――? 名作を生み出し続けているピクサーによる、長編第10作。

『あの日、兄貴が灯した光』(2016)

柔道の試合中の事故で失明し、選手生命を断たれてしまったコ・ドゥヨン(ド・ギョンス)。詐欺で服役していた兄ドゥシク(チョ・ジョンソク)は、塀の中でドゥヨンの事故を知り、弟の面倒を見るためと嘘をつき仮釈放の許可を得る。

15年ぶりの再会を果たす兄弟だったが、突然の兄の出現に怒りをぶちまける弟と、非情に振る舞う兄。実は2人には、打ち解けることができないある秘密があった。ベタなストーリーながらも泣ける良作。

『家へ帰ろう』(2017)

主人公は、ホロコーストを生き抜きブエノスアイレスで暮らす88歳のポーランド系ユダヤ人アブラハム(ミゲル・アンヘル・ソラ)。老人ホーム入居の前夜、彼は、かつて自分を助けてくれた命の恩人に会おうと、故郷ポーランドへの一人旅をすべく家を抜け出す。

道中でのさまざまな人との出会いを経て、偏屈で皮肉屋のアブラハムの心は少しずつほどけてゆくが……。監督の祖父の実体験をベースに作られた、温もりに満ちたロードムービー。

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000)

舞台は1960年代、アメリカの片田舎。息子ジーンを育てながら工場で働くシングルマザーのセルマ(ビョーク)は、質素ながら幸せな暮らしを送っている。だが彼女は先天性の病のため視力を失いつつあり、さらに息子にもその病は受け継がれてしまっていた。

カンヌ国際映画祭で最高賞を獲得し、公開当時多くの人に衝撃を与え賛否両論を巻き起こした作品。

『それでも夜は明ける』(2013)

奴隷として売られた黒人男性の壮絶な伝記を映画化し、アカデミー作品賞を受賞した名作。ブラッド・ピットの製作会社プランBがプロデュース。

ある日突然拉致され、奴隷としてアメリカ南部に売られてしまったソロモン(キウェテル・イジョフォー)。白人からの無慈悲な仕打ちにさらされながらも、尊厳を守り生き抜いていた彼はある日、奴隷制度廃止を唱えるカナダ人男性バス(ブラッド・ピット)と出会う。

『サニー 永遠の仲間たち』(2011)

主婦ナミ(ユ・ホジョン)はある日、高校時代の友人で重病のため入院しているチュナ(ジン・ヒギョン)と偶然再会。かつて仲良し7人グループ“サニー”を結成し、ずっと一緒にいようと誓い合った彼女たちだが、ある事件が原因で離れ離れになっていた。

死ぬ前にみんなに会いたいと願うチュナのため、ナミはサニーのメンバーを探し始める。過去×現在、青春×音楽の定番組み合わせにウルウル必至。

『ラビング 愛という名前のふたり』(2016)

法律を変えるきっかけとなった、実在した夫婦の愛の闘いを描く純愛ドラマ。

舞台は、異人種間の婚姻が違法とされていた1958年の米バージニア州。白人男性リチャード(ジョエル・エドガートン)と黒人女性ミルドレッド(ルース・ネッガ)は、法律で認められていたワシントンで結婚。地元バージニアに戻り新婚生活をスタートさせるが、ある夜突然保安官が現れ……。

『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989)

シチリアの小村にある映画館、パラダイス座。ここに通い詰める少年トトは、映写技師のアルフレード(フィリップ・ノワレ)と心を通わせてゆく。やがて初恋や兵役を経て成長し、映画監督として成功した彼のもとに、ある報せが届き……。

巨匠エンニオ・モリコーネの音楽もしっとり心に響く、“映画への愛”が詰まった永遠のクラシック。

『親愛なるきみへ』(2010)

巨匠ラッセ・ハルストレムが、ベストセラー小説『きみを想う夜空に』を実写化。休暇でドイツから里帰りしていた兵士ジョン(チャニング・テイタム)は、女子大生のサヴァナ(アマンダ・サイフリッド)と偶然出会う。

恋に落ちた2人は文通をしながら愛を育むが、そこに9.11同時多発テロ事件が発生。悲しき運命が2人を翻弄してゆく。

『レナードの朝』(1990)

ロバート・デ・ニーロ&ロビン・ウィリアムズ共演の、不朽の名作。実話をもとにした切ない人生のドラマに、胸を打たれる。

NYの精神病院に赴任してきた医師マルコム(ロビン)は、話すことも動くこともできない患者たちに反射神経があることに気付く。さらに、難病により30年も半昏睡状態だったレナード(ロバート)に試験的な新薬を投与し、奇跡的に彼を目覚めさせるが……。

『2つの人生が教えてくれること』(2022)

ドラマ『リバーデイル』で人気者になったリリ・ラインハートがプロデュース&主演を務めたヒューマンラブコメ。大学卒業を控えたナタリー(リリ)を主人公に、妊娠した場合とそうでなかった場合の2つの人生を交互に描く。

誰もが考える「もしもあのときこうしていたら」という、人生における選択についてしみじみと考えさせられ、未来を切り拓くのは自分なのだとポジティブな気持ちにもなれる、笑って泣ける作品。

『少年の君』(2019)

香港出身の俳優デレク・ツァンが監督を務めた青春映画。第93回アカデミー賞では国際長編映画賞にノミネートも果たし、“香港のアカデミー賞”とも称される香港電影金像奨では作品賞や主演女優賞を含む8冠を達成した。

いじめの標的となってしまった優等生の少女チェン(チョウ・ドンユイ)はある日、集団暴行を受けている不良少年シャオベイ(イー・ヤンチェンシー)を救う。孤独な2つの魂は、やがて惹かれ合ってゆく。

『tick, tick... BOOM!:チック、チック…ブーン!』(2021)

アンドリュー・ガーフィールドが、ブロードウェイの伝説的作品『レント』(映画版はこちら)を生み出した劇作家ジョナサン・ラーソンに扮した伝記ミュージカルムービー。挫折や諦めを経験したことのある人でなくとも、アンドリューの熱演に思わずもらい泣きしてしまうはず。

舞台は1990年のNY。ウェイターの仕事をしながら一流のミュージカル作曲家を目指すジョナサン(アンドリュー)は、もうすぐ30歳。周囲の仲間たちも現実に目を向け始め、彼も焦りを感じつつ必死にもがくが……。

『82年生まれ、キム・ジヨン』(2019)

日本でも話題を呼んだ、チョ・ナムジュのベストセラーフェミニズム小説を映画化。

結婚・出産を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨン(チョン・ユミ)は、ときおり閉じ込められているような感覚に襲われるように。そしてある日を境に、母や祖母が乗り移ったような言動をするようになってしまう。妻の身を案じた夫デヒョン(コン・ユ)は、その原因を探る。

『僕と頭の中の落書きたち』(2020)

高校生のアダム(チャーリー・プラマー)は授業で実験中、幻覚を見て事故を起こしてしまう。病院で統合失調症と診断された彼はさまざまな治療を試すが、どれも効果はなし。

“普通”の人生を送ることを諦め始める彼だったが、ある日同じ学校に通うマヤ(テイラー・ラッセル)と出会い、葛藤しながらも人生に希望を見出してゆく。

『愛してるって言っておくね』(2020)

実際に起きた学校での銃乱射事件を題材にした、わずか12分、セリフもほぼないアニメーション。

事件で娘を亡くした両親のやり場のない悲しみや喪失感を描きつつ、現代アメリカが抱える社会問題を炙り出し、第93回アカデミー賞で短編アニメーション賞を受賞した。アニメならではの巧みな表現や色使いに、心を掴まれるはず。

『愛しい人から最後の手紙』(2021)

『世界一キライなあなたに』の原作者ジョジョ・モイーズの恋愛小説を実写化したラブストーリー。ほんのりサスペンス要素も楽しめる。

1965年に書かれたラブレターの束を偶然見つけたジャーナリストのエリー(フェリシティ・ジョーンズ)。彼女は、手紙に記された許されざる恋の行方を調べ始めるうち、自身も思いがけない恋に落ちてゆく。

『私というパズル』(2020)

2020年の第77回ベネチア国際映画祭で、主演のヴァネッサ・カービーに最優秀女優賞をもたらしたヒューマンドラマ。製作総指揮は大御所マーティン・スコセッシ。

マーサ(ヴァネッサ)は、夫(シャイア・ラブーフ)と助産師立ち会いのもと壮絶な苦痛を経て自宅出産をするが、大きな悲劇に見舞われる。彼女は心を閉ざし、周囲との関係も悪化してゆき……。

『50回目のファーストキス』(2004)

記憶障害をもつ女性と、彼女に想いを寄せる男性が繰り広げる、コミカルでピュアなラブストーリー。

ハワイの水族館で獣医として働くヘンリー(アダム・サンドラー)はある日、ルーシー(ドリュー・バリモア)という女性に出会う。意気投合する2人だったが、実は彼女は、交通事故の後遺症により、前日のことをすべて忘れてしまう記憶障害をもっていたのだった。

『君の誕生日』(2019)

2014年に韓国で起こったセウォル号沈没事故を題材に、ソル・ギョング×チョン・ドヨンという演技派2人が夫婦を演じたヒューマンドラマ。実際の事故の遺族にボランティアとして接してきたイ・ジョンオンが監督を務めた。

息子を事故で突然亡くし、深い悲しみのなかでバラバラになっていた一家。遺族会の会長に勧められ、彼らは息子の誕生日会に参加することにする。

『ミッチェル家とマシンの反乱』(2021)

主人公は個性的なミッチェル家の4名+1匹。娘ケイティの進学に合わせ、カリフォルニアまで旅行がてら一家全員で送り届けることにするが、その道中、携帯端末とロボットが人間に対し反乱を起こして蜂起する。

大ヒット作『スパイダーマン:スパイダーバース』のスタッフが手がける、エンタメ要素たっぷりの、笑えて泣けるほっこりファミリームービー。

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(2012)

9.11テロで最愛の父(トム・ハンクス)を失った、繊細で不器用な少年オスカー(トーマス・ホーン)。ある日父の部屋で鍵を見つけた彼は、父からのメッセージが遺されているかもしれないと感じ、「鍵穴」を探しにNYの街に繰り出す。

愛する人を亡くした人々の悲しみ、再生、そして希望を、繊細に描き出す。

『ワンダー 君は太陽』(2017)

R・J・パラシオによる大ヒット児童書『ワンダー』を映画化。先天性の障がいを持つ少年オギー(ジェイコブ・トレンブレイ)は、母イザベル(ジュリア・ロバーツ)とずっと自宅学習をしてきた。10歳になり、初めて小学校へ通うことにするが……。

ジュリアのほか、オーウェン・ウィルソンや、アメリカを代表する子役たちの名演にもホロリ。

『LION/ライオン ~25年目のただいま~』(2016)

家族と生き別れたまま大人になったインド人青年が、Google Earthで故郷を探し出したという驚きの実話を、デーヴ・パテルやニコール・キッドマン、ルーニー・マーラら実力派キャストで映画化。

見知らぬ土地で迷子になってしまった5歳の少年サルーは、そのままオーストラリアへと養子に出されてしまう。25年後、本当の家族への思いを募らせた彼は、ある行動を起こす。

『君の膵臓をたべたい』(2017)

高校の図書委員を務める“僕”(北村匠海)はある日、病院で日記を偶然拾い、クラスの人気者・桜良(浜辺美波)の秘密を知る。実は彼女は膵臓の病を患っており、余命わずかだった。秘密を共有し、一緒に過ごすようになった2人だが……。

住野よるが手がけたベストセラー同名小説を、原作にはない12年後のパートも加えて映像化。

『最高の人生の見つけ方』(2007)

2大オスカー俳優ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが初共演した、笑いと感動のヒューマンドラマ。

がんで入院したカーター(モーガン)とエドワード(ジャック)は病室で出会い、ともに余命半年と宣告される。「死ぬまでにやりたいこと」のリストを作った2人は、それを実現させるため、人生最後の冒険旅行に出る――。

『マリッジ・ストーリー』(2019)

結婚生活に行き詰まった、女優の妻ニコール(スカーレット・ヨハンソン)と舞台演出家の夫チャーリー(アダム・ドライバー)。円満な別れを望んでいたはずが、それまで溜め込んでいた怒りを噴出させてしまい、離婚は泥沼化へ。

実力派のスカヨハ&アダムが見せるすれ違う夫婦の姿に、つい泣かされてしまうかも。

『パディントン2』(2017)

大手映画批評サイトで世界No.1の高評価を獲得したこともある、児童文学『パディントン』の実写化第2弾(第1弾はこちら)。

前作でペルーのジャングルからロンドンにやって来たクマのパディントンは、ブラウン一家のもとで幸せな暮らしを満喫中。今回は、ある絵本を巡る騒動に巻き込まれる。悲しいニュースがあふれる今こそ観たい、ハートフルな物語。

『ターミナル』(2004)

スティーヴン・スピルバーグ監督×トム・ハンクス主演、脇を固める実力派キャストたちのキャラクターも愛おしい、心温まるヒューマンドラマ。

クーデターにより母国が消滅してしまい、パスポートが無効となってしまったビクター(トム)。NYの空港で身動きが取れなくなった彼は、仕方なくそこで暮らし始めるが……。

『レ・ミゼラブル』(2012)

世界中で上演されている名作ミュージカルを、ヒュー・ジャックマンやアン・ハサウェイ、ラッセル・クロウ、エディ・レッドメインら豪華キャストで映画化。

19世紀のフランスを舞台に、貧しさからパンを盗み19年も刑務所で過ごすこととなった男ジャン(ヒュー)の、ドラマティックな人生を辿る。役者たちの圧巻の歌声も必聴。

『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』(2001)

「日本アニメ史上ベスト」「クレしん史上最高傑作」との呼び声も高く、数々のレビューサイトでも軒並み高評価の1本。

懐かしい1970年代の文化を再現したテーマパーク「20世紀博」が、春日部にオープン。大人たちはみな、子どもそっちのけでパークに熱中し始め……。多くの大人たちを号泣させてきた本作、ただのギャグアニメと侮ることなかれ。

『僕のワンダフル・ライフ』(2017)

『ギルバート・グレイプ』『HACHI 約束の犬』などを送り出してきた名匠ラッセ・ハルストレム監督が、ベストセラー小説を実写映画化。

ゴールデンレトリバーの子犬ベイリーは、自分の命を救ってくれた少年イーサンと固い絆で結ばれる。この世を去った後も「大好きなイーサンにまた会いたい」と、ベイリーは生まれ変わりを繰り返す。やがて――。続編『僕のワンダフル・ジャーニー』も要チェック。

『ブルー・バイユー』(2021)

わずか3歳で養⼦としてアメリカにやってきた韓国生まれのアントニオ(ジャスティン・チョン)。シングルマザーのキャシー(アリシア・ヴィキャンデル)と結婚し、娘と3⼈で慎ましく暮らしていた。

が、ある日トラブルを起こし逮捕された彼は、30年以上前の書類の不備で移⺠局へと連⾏され、強制送還の危機に瀕してしまう――。韓国系アメリカ人のジャスティン・チョンが、監督・脚本・主演をすべて務め賞賛を集めた社会派ドラマ。

『リメンバー・ミー』(2017)

メキシコの祝日「死者の日」がテーマになったファミリーアニメ。第90回アカデミー賞で長編アニメーション賞&主題歌賞を受賞した。

「音楽は禁止」という厳しい掟がある一家に生まれたが、ミュージシャンになることを夢見ている少年ミゲル。あるギターを手にしたことから、テーマパークのようにカラフルな「死者の国」へと迷い込んでしまった彼を、思わぬ出会いと冒険が待ち受けていた。

『プーと大人になった僕』(2018)

すっかり大人に成長したクリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)は、ロンドンで仕事に追われ、家族との時間もなかなか作れない毎日。そんな彼の前に、突然かつての親友プーが現れる。

ご存じ人気キャラクター「くまのプーさん」を、初めて実写映画化したエモーショナルなファンタジー。仕事漬けで疲れ切っている私たちの心を、優しくほぐしてくれる。

『世界一キライなあなたに』(2015)

ベストセラー恋愛小説の映画化。職を失ってしまったルー(エミリア・クラーク)は、車椅子の青年ウィル(サム・クラフリン)の介護の仕事に期間限定で就くことにする。

最初はルーを冷たくあしらうウィルだったが、ルーの健気さや持ち前の明るさが彼の頑なな心を溶かしていき、やがて2人は惹かれ合うように。だがルーは、つらい現実を知ってしまう。

『グリーンブック』(2018)

人種差別が根強く残る、1960年代のアメリカ南部。黒人ジャズピアニストのシャーリー(マハーシャラ・アリ)は、ツアーに出るためイタリア系白人のトニー(ヴィゴ・モーテンセン)を運転手として雇う。

黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅を続けるなかで、性格も出自も大きく異なる2人は徐々に友情と信頼を深めていく。実話をもとにした、アカデミー賞作品賞受賞作。

『7番房の奇跡』(2012)

韓国でスマッシュヒットを記録した、奇跡のような父と娘の愛の物語。

知的障がい者の父ヨング(リュ・スンリョン)と、しっかり者の6歳の娘イェスン(カル・ソウォン)。幸せに暮らしていた2人だったが、あるときヨングが無実の罪で投獄されてしまう。ヨングが収監された7番房の仲間たちは、彼とイェスンを会わせようと、ある大胆な計画を練るのだった。

『つぐない』(2007)

イアン・マキューアンのベストセラー小説『贖罪』を、名匠ジョー・ライトが重厚かつ繊細に映像化した歴史ドラマ。美術や衣装にも注目を。

1935年イギリス。名家の令嬢セシーリア(キーラ・ナイトレイ)は、幼なじみで使用人の息子ロビー(ジェームズ・マカヴォイ)と結ばれるが、彼に密かに恋していたセシーリアの幼い妹ブライオニー(シアーシャ・ローナン)は、無垢で多感がゆえに、ある過ちを犯してしまう。

『コーダ あいのうた』(2021)

港町で両親と兄と暮らす高校生のルビー(エミリア・ジョーンズ)。家族のなかで唯一耳が聞こえる彼女は、幼い頃から家族の“耳”として生きてきた。新学期、合唱クラブに入った彼女は、歌の才能を顧問から認められ、名門音大へ進学するよう勧められるが――。

第94回アカデミー賞で作品賞、助演男優賞、脚色賞を受賞している、家族愛にほろりと泣かされる良作。

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