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MAZZEL・EIKIとの共演も話題!サマソニ出演で注目度急上昇中のPiXXiEが明かすT-POP旋風の現在地

  • 2026.8.11

この夏「SUMMER SONIC 2026」のステージに、タイの3人組ガールズグループ・PiXXiE(ピクシー)が立つ。2021年のデビュー以来“T-POP”シーンの最前線を走り、ヒット曲「Rain」はタイの大型音楽賞「KAZZ Awards 2024」では最優秀楽曲賞(Hottest Song of the Year)を受賞。Spotifyの月間リスナーは約47万人にのぼる。昨年5月に代々木公園で初の海外公演を果たしたばかりの彼女たちにとって、この1年の飛躍は大きい。

新曲「tsk」は、MAZZELEIKIをゲストに迎えて日本でMVを撮影したことが、SNSでもバズっている。見た目の「カワイイ」や「カッコいい」だけじゃない、タイのガールズパワーを発信する3人の魅力に迫ろう。

初の海外公演が日本だった

—―最近は韓国でもパフォーマンスされて精力的ですね。日本の印象は改めていかがですか?

ピムマー:日本は私たちが大好きな国。仕事や旅行を計画するとき、まず最初に「行きたい」と思い浮かべます。気候や街並み、食べ物、人、全部が素敵なんですよ。だからPiXXiEはいつもここに帰ってきたくなります。

マーベル:国ごとに際立つ特徴があると思いますが、日本は、食べ物が本当に美味しい。あと日本、韓国で共通して人が優しいです。ファンの方も温かいんですよ。

—―前回の来日公演は昨年、代々木公園で開催された「タイフェスティバル東京」でした。そのときのことを振り返ってください。

インコ: 出演できて本当に嬉しかったです。実は当時タイ以外でライブをしたことがなかったので、あのステージが私たちの海外初ライブでした。日本のファンの優しいエネルギーを感じました。真剣に観てくれたし、一緒に歌ったり交流しようとしてくれる姿に感動しました。

—―PiXXiEというグループのコンセプトについて、改めて教えてほしいです。

ピムマー:グループ名にXが2つあるのは、女性の染色体(XX)から来ています。ガールズパワーを打ち出しているので、女の子を応援する存在でありたいですね。自分の夢に自信を持つ女子の代表のような。

インコ: PiXXiEは“いろいろな感情”を持ったグループなんです。優しいときもあれば、それぞれの強さやスタイルを見せる場面もあります。楽しさもあるし、パフォーマンス面での強さもあります。その違いが集まりつつ、バランスを保っているような感じです。

ピムマー:実際、3人は全然タイプが違います。インコは純粋でポジティブ、マーベルはフェミニン、私はカッコよさやボーイッシュな雰囲気。全員バラバラだけど、集まると「PiXXiE」。それぞれ違う強さで支え合っています。聴いてくれる人にも“自分らしくいる勇気”を持ってほしいです。

マーベル:ステージ上のキャラクターはそうなんですけど、私生活の性格は結構似ているんです。それもあって、普段は仲良く過ごしてますね。ケンカしたこともありません。

MAZZEL・EIKIがMVに出演した新曲「tsk」

—―PiXXiEの楽曲には日本人には言語化しづらい“タイらしさ”も含まれていると感じました。例えば「Mutelu」は「おまじない」のような意味もあるとか。

インコ: あの曲には、歌詞の中に呪文のようなフレーズが入っていたり、あとはタイの人たちの「何色の服を着るか」や「縁起のいい(電話)番号を使う」といった日常的な迷信が歌われています。魔法みたいなサウンドが入っているのも、タイっぽいかもしれません。

マーベル:私もスピリチュアルなことを信じるタイプなんです。だから、その日のラッキーカラーを身につける、電話番号を変える、みたいな縁起担ぎは全部やりますね。出費は痛いですけど(笑)。

あとタイには「ボン・バーン」(願掛け)と「ゲー・ボン」(お礼参り)という、神様に「〇〇ができたら、××をします」とお願いをする文化があります。私は地元・チャンタブリーで「デビュー曲『Ded』のMV再生数が300万回を超えますように」とお願いをしたんですけど、本当に叶ったんですよ。だから地元に帰ってお礼参りを全部して、また仕事に戻りました。

—―何をされたのか気になります。

マーベル:お寺に豚の頭を10個お供えしました。さすがにこれは普通ではないかもしれません(笑)。

—―日本にも奉納やお礼参りの文化がありますが、それは驚きです。そして先日「Shake!」をリリースして、他にも新曲を制作中だそうですね。現在のPiXXiEはどんなモードなのでしょう?

マーベル:今は自分たちの幅を広げるようなアルバムを制作しています。これまではマジカルな感じだったり、セクシーな曲調が割と多かったんですけど、次はちょっと尖った、カッコいい路線に挑戦しています。Z世代やα世代などの若者に刺さりそうなイメージ。

ピムマー:新曲のタイトルは「tsk」。イライラしたときに出る「チッ」という音のことです。日常の“あるある”な言葉を膨らませたくて。聞くだけでイライラが伝わるし、実際にやる仕草そのものなので。

インコ:サビの部分は体を揺らしたり、SNSの動画に使いたくなるはずですよ。

—―MVではMAZZELのEIKIさんがゲスト出演されたということで。この経緯とどんな作品に仕上がっているか教えてください。

マーベル:まず、日本のアーティストと共演するのは初めてだったので、すごくワクワクしました。MVのストーリーは、私たち3人組が、ある男性を好きになる話。彼は素敵で優しいんだけど、誰にでも優しい。だから「どうして、みんなに優しくするの?」という嫉妬の物語ですね。

—―では最近あった「tsk」な出来事を、それぞれ教えてください。

ピムマー:ゲームで負けたことですかね。負けると「หงุดหงิด(イライラする)!」って言っちゃうんですよ。曲のプロモーション的に口に馴染ませてる感じ(笑)。「曲の宣伝になるから」と前向きに捉えてます。

マーベル:今朝の話なんですけど、いつもバッグに必ず入れる歯ブラシを忘れたこと。「絶対に持っていく」と思っていたのに、ホテルのベッドに置いたままで来てしまいました。コーヒーの後に歯磨きしようと思ったのに……。自分にイライラ(笑)。こういうことがよくあるので、家に歯ブラシが貯まってます。

インコ: 何かに集中して頑張っているのに、ちょっとしたミスで台無しになるとき。タイでは長く繋げた輪ゴムを飛ぶ「ゴム跳び」という遊びがあるんですけど、そのゴムがもう少しで完成するのに切れた、みたいなときですね。最近だと移動の車中でのメイク直しですかね。車でアイライナーを引くときに振動でブレちゃったときもそう。それが最近の「tsk」ですね。

タイの代表としてT-POPのシーンを発信したい

—―最近ファッションで注目していることや意識していることは何でしょう。

ピムマー:最近気になるトレンドは「カラークラッシュ」。ふだん組み合わせない色を、遊び心を持って混ぜるスタイルのことなんですけど。今日のスタイリングもシルエットは定番ですが、色で遊んでみました。以前は全身モノトーンだったりもしたんですけどね。今は手持ちのカラフルな服を新しく組み合わせるのが楽しい。

マーベル:最近は、今日みたいなタイトスカートにハマってます。着やすいし、露出しすぎないのもいい。撮影だけじゃなく、普段も履きたいですね。

インコ: 袖がふくらんだ“パフスリーブ(盛り袖)”の服。ただし襟が高めで、シャツのような襟付きのもの。半袖でも長袖でも好き。あと最近はメガネにも凝ってます。

—―男性のファッションで好きなスタイルは?

マーベル:少しゆったりめのバギーデニムに、白いタンクトップ、その上にシャツを羽織る感じ。

ピムマー:タイのドラマ『GELBOYS』みたいな、スパイキーなヘアの人はカッコいいなって思います。自分が男性なら、あの髪型にしたいです。

インコ: シンプルで楽だけど、盛りすぎず自分のスタイルがある男性が好きです。スラックスに大きめのシャツとか、無印ボーイ(Muji boy)みたいなスタイルもかわいいです。

—―最後に「SUMMER SONIC 2026」への意気込みをお願いします。

ピムマー:サマソニは、PiXXiEが遠い夢として描いていた目標のひとつです。まさか本当にこの機会が来るとは思っていませんでした。出演が決まったときも、すごく興奮して嬉しかったですね。タイの代表として、音楽を通じてタイの文化を伝える“小さな原動力”になれたら嬉しいです。

すでにリハーサルやショー作りの打ち合わせを始めています。私たちにとって大きな舞台なので、最高のショーにして、日本のファンの方々に感動してもらいたいし、T-POPというシーンにもっと興味を持ってもらいたいです。

Profile/PiXXiE(ぴくしー)
タイのLIT Entertainmentに所属する3人組ガールズグループ。
メンバーはMabelz(マーベル)、Pimma(ピムマー)、Ingkho(インコ)の3人。

グループ名は妖精の「Pixie」と、女性の染色体「XX」を掛け合わせたもので、女性が持つパワーと魅力を象徴している。

2021年のデビュー曲「Ded」や「Mutelu」などでブレイク。特に「Whatever」はTikTokを中心に国内外でバイラルヒットし、Spotifyでのストリーミング数は約3,580万回を突破しています。続く「Too Cute」も約3,140万回再生を記録するなど、キャッチーなT-POPサウンドで圧倒的な支持を集めている。

2026年8月に開催される「Summer Sonic」への出演も決定しており、日本での本格的な音楽フェス参戦として注目となる。

Instagram:@pixxie_official
X:@PIXXIEofficial_

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