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「捨てなきゃよかった…!」ママたちが“捨てて後悔したもの”から分かった、3つの共通点

  • 2026.8.10

「捨てたあとに必要になったらどうしよう」「今は使っていないけど、いつか後悔するかもしれない」――片付けをしていると、こんな気持ちになることはありませんか?こんにちは。ママの片付けを500軒以上サポートしてきた、整理収納アドバイザーのありママです。私は普段、片付けについて発信していますが、捨て活をしているママたちから「捨てたあとに後悔したことはありますか?」と聞かれます。たしかに、一度手放したものは戻ってこないこともあります。だからこそ、「本当に捨てて大丈夫かな」と不安になりますよね。そこで以前、Instagramでこんなアンケートを取ってみました。「これまでの捨て活や人生を振り返って、『捨てなきゃよかった』と後悔したものってありますか?」結果は、「ある」42%「ない」58%でした。半数以上は「ない」と回答しているものの、42%は「ある」。意外と多いですよね!さらに「どんなものを捨てて後悔しましたか?」と聞いてみると、たくさんの回答をいただきました。一つ一つ読んでいくと、面白いことに気づきました。実は、「捨てて後悔したもの」には、いくつかの傾向があったんです。

1.「もの」が必要なのではなく、思い出を残しておきたかった

特に多かったのが、思い出に関するものでした。「通知表を捨てたけれど、学校でどんな子だったのか、何が得意だったのか思い出したくなった」「子どもの赤ちゃん時代の服。思い出に取っておけばよかった」「子どもの頃に読んでいた絵本を、自分の子どもにも読んであげたくなった」「亡くなった祖父が大事にしてくれていたホームビデオ」もう一度「使いたい」から後悔しているわけではなく、そのものを通して、あの頃の自分や家族にもう一度会いたくなったのだと思います。思い出のものを判断するときは、「使う・使わない」だけでは決められません。例えば、ただの紙切れ1枚でも、そこに幼い我が子が描いた走り書きのような絵があれば、その紙の価値は一気に変わります。だからこそ、「これは私にとって、どんな意味があるものなんだろう?」と、そこまで考えてから手放すことも大切です。家のスペースや自分が管理できるキャパには限界があるため、すべての思い出を取っておくことはできません。なので、子どもの服を100枚残すのではなく、「この服を見ると赤ちゃんの頃を思い出す」という数枚を選んで残す必要があります。思い出を大切にすることと、思い出のものをすべて残しておくことは別な気がします。「残しておきたい」とたくさんの思い出の品を取っておいても、埃をかぶっていたり、劣化してボロボロになっていたりすることがあります。これまでたくさんのお宅を見てきましたが、すべてを残しながら、一つ一つをきちんと管理できている方には、私はまだ出会ったことがありません。だから残したいものの中から、さらに選んでいくことも必要なんですよね。

2.「今はいらない」と「もういらない」は違う

もう一つ多かったのが、捨てたあとに、また必要になったというケースです。これはあるあるですよね!「9年間使わなかったスノーボードを売ったら、9年ぶりに雪山へ行くことになった」「何年も着なかったブラトップを全部処分したら、1ヵ月後に手術をすることになり必要になった」「卒業でもらったゴム印を捨てたら、仕事で必要になった」「鉄製の卵焼きフライパンを捨てたけれど、また欲しくなって買い直した」きっと「置いておけばよかったーー!!」と悔しくなったはずです。だから、失敗を回避するために手放すことをやめてしまうんです。でも、ここで考えたいのが、未来に必要になるものを、今の自分がすべて予測できるのか?ということです。9年後にスノーボードへ行くことなんて、なかなか予測できません。「いつか使うかもしれない」を理由にすべて残していたら、ものは増え続け、今の生活が圧迫されてしまいます。だから私は、「買い直した=捨てた判断が間違っていた」とは限らないと思っています。例えば、9年間使わないスノーボードを家で保管し続けるのか、それとも一度手放して、本当に必要になったときに改めて用意するのか。どちらにもメリット・デメリットがあります。目に見えるお金だけで考えると、「また買ったから損した」と思いやすいですよね。でも、もし残していたら、9年間もずっと使わなかったものが家のスペースをとっていたということでもあります。モノを保管するには、場所も管理する手間も必要です。「念のため取っておく」ことにも、実はデメリットがあります。どちらが正解というより、メリットとデメリットをそれぞれ比較して、自分はどちらを選びたいのか。そこを考えることが大切なのだと思います。

3.他人のモノを、自分の基準で判断してしまった

そして、回答の中で特に印象に残ったのが、家族のものを手放したケースです。「息子のプラレールを無許可でまとめて譲ったら、今でも静かに抗議される」「娘が海で拾い集めたシーグラスを、もう忘れていると思ってまとめて捨ててしまった」「探していたものを捨ててしまい、人のものは勝手に捨ててはいけないと反省した」これは、片付けをするときに本当に気をつけたいところです。自分にとっては、「もう使ってないよね?」「こんなのいらないでしょ?」と思うものでも、その人にとっては大切なものかもしれません。特に子どものものは親が管理していることも多いので、つい親の判断で手放してしまいがちです。でも、管理している人と、持ち主は別ですよね。我が家でも、私が大切にしているものは夫から見たら「なんでこれが必要なの?」と思うものがあるでしょうし、私から見れば夫のゴルフ道具や筋トレグッズは価値がよく分からないものもあります(笑)。でも、お互いに相手のものの価値を勝手に決めることはできません。基本は、自分のものは自分でどうするかを決める。自分のものではないなら、本人の気持ちを確認する。これは後悔を減らすためにも、とても大切だと思います。

捨て活は「一度も後悔しないこと」がゴールではない

アンケートの回答には、「後悔した記憶はあるけれど、何を捨てたのかは忘れました(笑)」というモノもありました。実は私も、ほとんどそうです(笑)。捨てた直後は、「あれ、取っておけばよかった!」と思うこともあったと思います。でも今となっては、何を後悔したのかすら思い出せない。その程度のモノも多いんですよね。だから私は、捨て活で「絶対に後悔しない選択をしよう」とするのは無理だと思っています。未来の生活も、子どもの成長も、自分の価値観の変化も、完璧に予測することはできないからです。ただし、なんとなく勢いで捨てるのではなく、ものとしっかり向き合って、今の自分が納得して決めることはできます。「これは誰のもの?」「私にとってどんな意味がある?」「また必要になったら買い直せる?」「私はなぜ残したいと思っている?」そんなふうに一つずつ考えて、自分で決めていくと後悔は少なくなると思います。捨て活って、ただものを減らす作業ではありません。自分にとって何が大切なのかを知り、自分で選ぶ練習でもあると私は思っています。だから、たとえ一度くらい「捨てなきゃよかった!」があったとしても、それだけで捨て活が失敗だったわけではありません。その後悔から、「私はこういうものを大切にしたいんだ」と気づくことだってあります。後悔しないために何でも取っておくのではなく、自分にとって大切なものを、自分で選んで残していく。そんな捨て活ができたらいいですね。

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