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スター選手の凋落…『2026年W杯で評価を著しく下げた』6名の選手

  • 2026.8.9

19日に行われたワールドカップ2026の決勝戦で、スペインがアルゼンチンを下して優勝トロフィーを手にした。48チームが参加して行われた世界最大の大会は、今回も数多くのスター選手を生んだ。

しかしながら、その一方で活躍できなかったことによって評価を著しく下げてしまった選手も少なくはない。今回は『2026年W杯で評価を著しく下げた』6名の選手をご紹介する。

フェデリコ・バルベルデ

国籍:ウルグアイ

所属:レアル・マドリー

ウルグアイ代表のキャプテンであり、精神的支柱として今大会に臨んだといえるフェデリコ・バルベルデ。しかし、チームの期待外れなパフォーマンスによって、彼の評価は大きく傷つけられることになった。

初戦のサウジアラビア戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選出されるなど、決してポジティブな場面がなかったわけではない。しかし、マルセロ・ビエルサ監督の下で多くの人が期待したような、ダイナミックでアグレッシブなチームへと進化することはなかった。

彼にもレアル・マドリーのスターに期待されるような「試合を支配する」場面はなく、持ち味であるロングシュートやパワフルな推進力も見られず。バルベルデは、ウルグアイが必要としていた「決定的な仕事」を残せないまま北米を去ることになった。

ネイマール

国籍:ブラジル

所属:サントス

ネイマールの代表選出は、大会前から物議を醸していた。度重なる怪我によって準備不足は明らかであり、焦点は「かつてのバルセロナやPSGのスーパースターが、依然として最高レベルで影響力を行使できるのか」という点に集まっていた。

そしてその答えは、あまりにも残酷なものだった。ネイマールの出番は主に途中出場に限定され、ブラジルの攻撃におけるクリエイティブの中心となるには、あきらかに肉体が耐えられないように見えた。閃きや即興性は時折顔を覗かせたものの、かつてディフェンダーを置き去りにしたあの加速力は影を潜めていた。

スポーツ・イラストレイテッド誌は、彼を今大会最大の失望の一つに挙げ、「怪我によって、同世代最高のクリエイターはかつての自分を縮小したような姿になってしまった」と断じた。ワールドカップでの失敗が彼の功績を消し去ることはないが、残念ながら彼の晩節を汚す大会になったことは想像に難くない。

ブルーノ・フェルナンデス

国籍:ポルトガル

所属:マンチェスター・ユナイテッド

マンチェスター・ユナイテッドで膨大な負荷を背負い続けたシーズンを経て、今大会に乗り込んできたブルーノ・フェルナンデス。ポルトガルが彼に期待したのは、中盤と前線を繋ぎ、クリスティアーノ・ロナウドにチャンスを供給し、決定的な瞬間を作り出すことだった。

しかし、彼は安定して存在感を示すことに苦しんだ。ポルトガルはラウンド16でスペインに0-1で敗れたが、彼らの攻撃陣は再び解決策を見出せないままだった。

ポルトガルはロナウドを攻撃の核に据えようとしていた。とはいえ、ブルーノほどのクオリティを持つMFであれば、その状況の中で物事を解決することが期待されていたはずであった。

エネル・バレンシア

国籍:エクアドル

所属:パチューカ

エネル・バレンシアは、エクアドル代表において最も信頼されるワールドカップの経験者として大会を迎えた。過去2大会で6ゴールを挙げ、同国の歴代最多得点記録保持者でもある彼は、攻撃の明確な中心人物だった。

しかし、今回ばかりはゴールが止まった。惜しいポジションに入り込み、その動き出しでチャンスを演出していたが、フィニッシュの精度が繰り返しチームの足を引っ張った。特にグループ突破のために得点が必要だった試合で、チャンスを逸し続ける姿が今大会の彼のイメージとなってしまった。

エクアドルはラウンド32でメキシコに敗れ、バレンシアが自身のワールドカップ得点記録を更新することはなかった。年齢や爆発力の衰えは考慮されるべきであり、これまでの代表への貢献は忘れられるべきではないが、今大会は彼がもはや「不動の先発ストライカー」ではないことを示したものだった。

ソン・フンミン

画像: (C)Getty Images
(C)Getty Images

国籍:韓国

所属:ロサンゼルスFC

自身最後になるかもしれないワールドカップに、ソン・フンミンは計り知れない期待を背負って臨んだ。韓国は競争力がありながらも突破の可能性があるグループに入ったが、活躍が期待される中でソンは無得点で大会を終えることになった。

その動きや献身性は依然として価値があったが、シュートにはかつての自信が欠けており、最大の武器であった爆発的な加速でDFを振り切る場面もほとんど見られなかった。韓国は初戦こそ勝利したものの、メキシコと南アフリカに敗れ、グループステージで姿を消した。

スポーツ・イラストレイテッド誌はソンの決定力の低下を大会の大きな失望の一つに挙げ、韓国メディアも彼の7本のシュートのうち枠を捉えたのはわずか1本だったと報じた。ソンは後に謝罪し、敗退を「深く心が痛む」と表現した。

クリスティアーノ・ロナウド

国籍:ポルトガル

所属:アル・ナスル

41歳という年齢で、クリスティアーノ・ロナウドはまたしても歴史を塗り替えた。6つの異なるワールドカップで得点を挙げた史上初の選手となったのだ。今大会を3ゴールで終え、自身の華々しいキャリアで初となるノックアウトステージでのゴールも記録した。

数字だけを見れば、彼を失敗と呼ぶのは不当だ。失望を呼んだのは、彼を攻撃の中心に据え続けるためにポルトガルが支払った犠牲の方だった。

ロナウドはもはや前線から継続的にプレスをかけることはできず、コンビネーションプレーへの関与も希薄になり、ペナルティエリア内でボールが届くのを待つシーンが増えた。ラウンド16のスペイン戦、ポルトガルはより大きな流動性と柔軟性を必要としていたが、攻撃は単調なままに終わり、終盤の失点で大会を去ることになった。

スポーツ・イラストレイテッド誌は、今大会の結果を受けて「2030年大会への出場を想像する理由はほとんどない」と論じた。彼の得点感覚が健在であることは証明されたが、しかしもはや彼一人のために組織を作るべきではない…ということを予感させた。彼の最後のワールドカップは、一つの偉大な時代の終焉が避けられないものであることを痛感させるものとなった。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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