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夏きもの・ゆかたを涼しげに見せる帯選び 達人が教える夏の結び方

  • 2026.8.8

夏きもの・ゆかたを涼しげに見せる帯選び 達人が教える夏の結び方

夏のきものやゆかたは、帯選びや結び方ひとつで、涼しげな印象も着心地も変わります。夏一番の涼しい帯の結び方は? 新刊『わかりやすい「単衣とゆかた」』(世界文化社刊)から抜粋してご紹介します。第4回は、見た目にも涼やか、おしゃれに決まる夏帯。

お洒落な涼しい帯はありますか?

お太鼓のない半幅帯(はんはばおび)結びは夏一番の涼しさです。

弓岡勝美さん(古布作家·壱の蔵 青山サロン代表)のおすすめです。
半幅帯を超カジュアル帯として考えています。素材は何でもよいので、涼やかに見える色を取り入れたカラーコーディネートで単衣(ひとえ)のカジュアルきもの、夏きもの、ゆかたに、お顔との相性で選んでほしいのです。

背中を覆わない半幅帯は、それだけで涼しさが際立ちます。ご自分の魅力を引き出せる帯を見つけて、この夏を乗り切ってはいかがでしょうか。

色のグラデーションが美しい、南国の植物で染めた手織りの竹富ミンサーです。/日本橋 成匠

表と裏で違う織り上がりの吉田美保子作のしずはた織。経糸(たていと)の染色法により、絵画的な雰囲気に。/染織吉田

色の爽やかな更紗(さらさ)にムガシルクのリバーシブル半幅帯。華やかな印象の蝶結びの変形。/壱の蔵 青山サロン

楽しい形の石をモチーフにした二代目栗山吉三郎作の半幅帯。大麻地に京紅型による手染めです。/栗山工房

夏の色で構成されたポップな博多帯。ひだをたくさん取り、可愛さを前面に出した貝ノ口の変形。/壱の蔵 青山サロン

八寸名古屋帯や植物繊維の帯を早めに使い、胴まわりを涼しく。

麻の帯というと真夏に締めるイメージがありますが、目の粗い透ける帯でない限り5月からでも使えます。麻や苧麻(ちょま)は冷気を保つ繊維なので、暑さ対策としての利用をおすすめします。一方、帯芯の入る九寸名古屋帯は熱がこもるので早いころの着用がおすすめ。

また八寸名古屋帯では、しっかりした織りのフォーマルは綴帯(つづれおび)や絹から染めた上質な裂織り(さきおり)のほか、冷気を保つ麻や芭蕉、葛布(くずふ)といった植物繊維の帯が見た目も涼やかです。

苧麻の帯は涼しさ抜群。/日本橋 成匠 きもの/きもの すぎを

暑さがひと息ついたら、単衣に最適の爪搔き綴の八寸名古屋帯。グリーンの霞が涼やか。/きものサロン 逸美

動きのある山葡萄柄の麻地型絵染帯です。日本工芸会正会員斎藤孝子作。/奈良 きもの京家

デザインに合わせて羽二重を染める裂織りの八寸名古屋帯。経糸は絹糸。早いころに。/今 明子 手織り工房

ショップリスト

(株)日本橋 成匠 03-5640-8568
染織吉田 https://www.someoriyoshida.com
壱の蔵 青山サロン 03-6450-5701
栗山工房 075-861-9660
きものすぎを 0166-26-2575
きものサロン 逸美 027-324-3466
奈良 きもの京家 0742-22-3314
今 明子 手織り工房 0470-22-3132

※この記事は『わかりやすい「単衣とゆかた」』(世界文化社)の内容を、ウェブ記事用に再編集したものです。

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