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「じゃあ全員、同じ金額でいいよね」飲めなかった私にまで割り勘を平然と迫ってきた親戚。親戚の悪気ない一言に感じた本音

  • 2026.8.7

飲まない私の前で増えていく注文

親戚の法事を終えたあと、集まったメンバーで近くの料理店へ行くことになりました。

私は車で来ていたため、お酒は飲めません。料理も控えめでいいと思い、手頃な御膳とお茶だけを注文しました。

一方、周囲の親戚たちはビールや日本酒を次々と頼み、刺身や焼き物などの追加料理も注文していました。

「せっかく集まったんだから、遠慮しないで飲みなよ」

親戚の一人に勧められましたが、私は車で来ていることを伝えて断りました。

「それなら仕方ないね」

そう言いながら、親戚たちは楽しそうに杯を重ねていました。

私は自分の御膳を食べ終えると、温かいお茶を飲みながら話を聞いていました。追加で運ばれてきた料理にも、ほとんど手をつけていません。

やがて食事が終わり、店員さんが伝票を持ってきました。

すると、会計をまとめていた親戚が金額を確認しながら言いました。

「人数で割れば早いね。じゃあ全員、同じ金額で」

その言葉を聞き、私は思わず伝票に目を向けました。

お酒を何杯も飲んだ人も、追加料理を頼んだ人も、御膳とお茶だけだった私も同じ金額です。

「私、お酒は飲んでいないんですけど……」

思い切って口にすると、親戚は驚いたように私を見ました。

「細かいことは気にしないで」

「でも、親戚同士なんだから細かいことは気にしないで。こういうときは全員一緒でいいでしょう」

親戚は悪びれる様子もなく、明るく笑いました。

周囲からも、「せっかくの集まりなんだから」「数千円の違いでしょう」と声が上がります。

確かに、払えない金額ではありません。

しかし、飲んでも食べてもいない分まで負担することを、当然のように決められてしまったことに引っかかりました。

「お互いさまなんだから」

隣にいた親戚にもそう言われ、私はそれ以上何も言えなくなりました。

せっかく和やかに終わりかけている席で、自分だけが会計にこだわっていると思われたくなかったのです。

「……分かりました」

私は財布から、ほかの人と同じ金額を出しました。

帰りの車内でも、支払った金額そのものより、こちらの事情を聞かずに「全員同じ」と決められたことが心に残りました。

親戚との食事だからこそ、細かく計算しないほうがよいという考えもあるのでしょう。

それでも、飲まない人や注文が少ない人がいるなら、せめて会計前に一言確認してほしかったと思います。

あの日以来、親戚との食事会に参加すると、料理より先に会計方法が気になるようになってしまいました。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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