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「毎月、責められている気がする」家計簿をめぐって衝突していた夫婦。だが、夫婦でルールを決めた結果

  • 2026.8.7

家計簿を開くたび、空気が重くなった

結婚してから、私たち夫婦がたびたび衝突していたのが、家計の管理についてでした。

私は、何にいくら使ったのかを細かく記録しておきたいタイプです。一方の妻は、大きな出費さえ把握できていれば、細かな金額までは気にしない性格でした。

月末になると、私はレシートと家計簿を見比べながら、使い道の分からない支出を妻に尋ねていました。

「この金額、何に使ったか覚えてる?」

「うーん、日用品だったと思うけど……」

妻がはっきり答えられないと、私はつい細かく聞いてしまいます。

責めるつもりはありませんでした。ただ、毎月のお金の流れが分からないことが不安だったのです。

しかし、質問を重ねるほど妻の表情は曇っていきました。

ある月の夜、いつものように家計簿を確認していると、妻が静かに口を開きました。

「家計簿を開くたびに、責められているような気持ちになる」

その言葉に、私は手を止めました。

自分では確認しているだけのつもりでも、妻にとっては、使ったお金を一つずつ追及される時間になっていたのです。

間違いを探す時間ではなく、先を考える時間に

このままでは、お金を管理するための家計簿が、夫婦の関係を悪くしてしまう。そう思った私は、妻に管理方法を変えたいと伝えました。

話し合った結果、毎日の細かな記録は私が担当し、月に一度だけ、二人で家計を確認することにしました。

その時間も、使途不明のお金を探す場ではなく、翌月に必要な支出を相談する場に変えました。

「来月は子どもの行事があるから、少し多めに見ておきたいね」

「じゃあ、今月は外食を少し控えようか」

そんなふうに、過ぎた支出を責めるのではなく、これからのお金について話すようになりました。

妻も、大きな買い物をする前には相談してくれるようになり、私も一円単位の違いまで気にすることは減っていきました。

ある日、家計簿を閉じた妻が笑いながら言いました。

「前より、お金の話がしやすくなったね」

以前の私は、家計を正確に管理することばかり考えていました。しかし、本当に必要だったのは、どちらか一方のやり方を押し通すことではなかったのです。

お互いが続けられる方法を探し、同じ方向を向くこと。月に一度の短い話し合いが、私たちにとって家計だけでなく、夫婦の気持ちを確かめる時間にもなりました。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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