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会費未納の親子が「皆勤賞の景品、うちの子の分もお願いしますね」→冷たく返した私が翌日謝った理由

  • 2026.8.8
ハウコレ

返信を送ったあとで運営のチャットを遡った私は、自分の思い込みに気付きます。翌日の公園で、先に頭を下げたのは私の方でした。

皆勤賞の受け取りリストの一番上に、集金の名簿にはない名前が書き足されていました。

名簿にない名前

夏休みの間、近所の公園に集まって朝の体操の会を開いています。私は会計係で、月々の会費から景品や飲み物を用意する担当でした。最終日を前に受け取りリストを整えていると、係の1人が名前を書き足してきました。毎日参加している親子ですが、集金の名簿には載っていない家です。どうしたものかと考えているうちに、その子の母親から私宛てにメッセージが届きました。

「皆勤賞の景品、うちの子の分もお願いしますね」

絵文字つきの、当然のような文面でした。

送ってしまった返信

会費は景品代に充てている。払っていない人に配れば、集めた人から反発が起こる。名簿を見返しながら、私は返す理屈を組み立てていきました。

「景品は会費を納めている方が対象なんです」

送信してから、文面の硬さに自分で気付きました。しばらくして、短い返信が届きました。

「会費って何のことですか?」

とぼけているのだと、そのときの私は決めつけていました。

遡ったチャット履歴

その夜、運営のグループチャットを開きました。会費の案内は毎年最初の集まりで配り、細かい事は連絡用のグループで送っています。あの親子は、今年この町へ引っ越してきた家でした。最初の集まりにも連絡用のグループにも、招待されていませんでした。案内を知らないまま、毎日子どもを連れて通っていたことになります。とぼけていたのではなく、本当に知らなかったのです。

そして...

翌日、最終日の公園で、私はあの母親を探して頭を下げました。

「ご案内が届いていませんでした。ごめんなさい」

相手はかばんから封筒を出し、その場で会費を差し出しました。「きつい書き方をしてすみませんでした」とも言われました。景品の袋を受け取った子は、列の先頭で誰よりも大きく腕を回していました。決めつける前に自分の手元を確かめることも、係の仕事なのだと思いました。

(30代女性・パート)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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