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『映画を撮りたいゾンビの演劇』、『フル・モンティ』、マルコス浄瑠璃『金閣寺』【伊達なつめさんの一押しステージ情報】

  • 2026.8.6

演劇ジャーナリスト・伊達なつめさんのおすすめ作品をご紹介。今回は『映画を撮りたいゾンビの演劇』、『フル・モンティ』、マルコス浄瑠璃『金閣寺』の3本をピックアップ!

『映画を撮りたいゾンビの演劇』

今春、野田秀樹から東京芸術劇場の芸術監督を引き継いだ岡田利規。〈演劇〉のクローズドなイメージやフォーマットを疑い、もっと誰もが劇場に足を踏み入れ、いろんなことが可能な場にしてゆくことを目指すというその第一弾は、ゾンビにフォーカス。真意は観るまで(観た後も?)謎だけど、ひと足先に上演されたドイツでは客席大爆笑だったそう。

作・演出=岡田利規
出演=東宮綾音、百瀬 葉、島田桃依、石川朝日、福原 冠
8月7日(金)~23日(日) 東京芸術劇場 シアターイースト
(問)東京芸術劇場ボックスオフィス TEL:0570-010-296

日米合作ブロードウェイミュージカル 『フル・モンティ』

失業した冴えない中年男たちがストリップに挑戦、友情と自信を取り戻す同名英国映画(1997)を、設定をアメリカに移して舞台ミュージカル化。ブロードウェイでヒットした『フル・モンティ』が、山本耕史主演でよみがえる。そのミュージカル俳優としての並外れた実力と魅力をスパークさせるべく選ばれた有力なアメリカ・キャスト陣との共演に注目だ。

脚本=テレンス・マクナリー 作詞・作曲=デイヴィッド・ヤズベック 原作=映画「フル・モンティ」 演出=トレイ・エレット 振付=ポール・マギル 音楽スーパーバイザー=キャサリン・A・ウォーカー
出演=山本耕史、アダム・チャンラー=ベラット、グレッグ・ヒルドレス、ゆりやんレトリィバァ、ジョン・ヘンフィル 他
8月19日(水)~9月7日(月) 東京国際フォーラム ホールC ※大阪公演あり
(問)キョードー東京 TEL:0570-550-799

Bunkamura Produce 2026 マルコス浄瑠璃『金閣寺』

マリア・アルナル/Photo by Nicola Delorme、その他/写真=渡邉 肇

マルコス・モラウは、いま世界でもっとも注目される振付家・演出家のひとり。悪夢のように神秘的かつシュールな空間を醸成し、人形やアニメを彷彿させるシャープな動きや、不気味なまでに同一化した群舞を展開させる。文楽や歌舞伎、アイドルのパフォーマーと三島由紀夫の『金閣寺』をライブパフォーマンス化するというこの世界初演作は、日本に暮らす幸運に感謝して観に行きたい。

原作=三島由紀夫(『金閣寺』) 演出・振付=マルコス・モラウ 音楽・歌=マリア・アルナル
出演=吉田玉助、中村壱太郎、末永 光、尾上眞秀、La Veronal 他
8月29日(土)~9月6日(日) 東京芸術劇場 プレイハウス
(問)Bunkamuraチケットセンター TEL:03-3477-9999

文=伊達なつめ

※InRed2026年8月・9月合併号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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※地震や天候などの影響により、イベント内容の変更、開催の延期や中止も予想されます。詳細はお問い合わせ先にご確認ください。

この記事を書いた人

伊達なつめ

演劇ジャーナリスト。演劇、ダンス、ミュージカルなど、国内外のあらゆるパフォーミングアーツを取材し、多数の雑誌・webメディアに寄稿。

X:@NatsumeDate
Website:http://stagecalendarcv19.com

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