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『午後練やと思ってた』夏休みの大失敗、、、顧問が出したまさかのペナルティとは?

  • 2026.8.4

これは、筆者も所属していたバスケ部員Aの話です。
全日練習に遅刻したA。怖い顧問に言い渡された、“まさかの罰”とは──?

夏休みの全日練習で起きた、まさかの勘違い

中学時代、夏休みは朝から夕方までの全日練習が何日かあった。
全日練習初日、暑い体育館には朝から部員全員が集まり、ウオーミングアップを終える。
ところが、その日は1人だけ姿が見えない。
「寝坊かな?」
最初はそんな話をしていたが、昼になっても連絡はなく、顧問も「何かあったんやろか」と少し心配そうな表情を浮かべていた。
午前練習を終え、それぞれ昼食を済ませた後の自由時間──その時だった。

「おはようございます!」のひとことで体育館が大爆笑

午後1時前、体育館の扉が開いた。
「おはようございまーす!」
大きな声で入ってきたのは、朝から行方不明だったAだった。
何事もなかったように体育館へ入ってくる姿を見て、一瞬静まり返った部員たち。
次の瞬間、「えっ!?」「今来たん!?」と体育館中が笑いに包まれた。
顧問も笑いをこらえながら尋ねる。
「今何時や?」
Aは不思議そうな顔で答えた。
「12時45分です」
「今日の練習は何時から?」
「……1時です?」
部員たちはクスクス笑っていた。
顧問は大きくため息をついて言った。
「今日は全日や」
そう言われると、Aは数秒固まったあと、「えっ!?午後練やと思ってました」と頭を抱えた。
どうやら予定表を見間違え、午後からの練習だと本気で思い込んでいたらしい。

顧問が言い渡した、まさかの罰

普段は怖い顧問なだけに、部員たちはひやひやしていた。
しかし返ってきたのは「しゃあないな」という苦笑いだけで、強く怒られることはなかった。
ただし、そのまま練習に参加させるわけにはいかなかったのだろう。
数秒の沈黙のあと、告げられたのはこんな一言だった。
「今日はマネージャー業務。休憩中はダッシュでモップ掛けな」
まさかのペナルティに、部員たちはまた大笑い。
休憩のたびに「ドンマーイ!」と声を掛けられ、Aは照れ笑いを浮かべながらモップを掛けていた。
さらに顧問の横でマネージャー業務をこなすのは、独特の疲労感もある。
Aはずっと、何とも言えない引きつった表情をしていた。
結局、最後の方では参加許可が出て、一緒に練習に励んだ。
Aの勘違いも面白かったが、一番印象に残っているのは、怒鳴るのではなく笑いに変えた顧問の意外な対応だった。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Qolyコラムニスト:maki
学生時代からスポーツ・部活動に打ち込んできた40代。現在はサッカースクールに通う子供の親として、スポーツと関わりを持つ。自身の経験談はもちろん、チームメイトや友人・知人から聞いたスポーツにまつわるリアルなエピソードを中心に取材し、スポーツの現場で起きた人間ドラマをコラムとして執筆している。

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