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【青山】「ピカソ・ミロ・バルセロのセラミック―カタルーニャへの愛―」展@ヨックモックミュージアム

  • 2026.8.4

アートを身近に楽しめる居心地の良い美術館

出典:リビング東京Web

ヨックモックミュージアムより提供

東京・南青山にあるヨックモックミュージアムで開催されている「ピカソ・ミロ・バルセロのセラミック―カタルーニャへの愛―」展。ヨックモックミュージアムは、青山の喧騒から少し離れた閑静なエリアにあり、都会のオアシスのような雰囲気が魅力の美術館です。

出典:リビング東京Web

ヨックモックミュージアム外観

館内はアットホームな空気に包まれ、アート初心者でも気負わず楽しめるのが印象的でした。

出典:リビング東京Web

ヨックモックミュージアム 会場入口

同館には、ヨックモック創業者・藤縄則一氏の「菓子は創造するもの」という想いを受け継ぎ、2代目経営者・藤縄利康氏が収集した世界有数のピカソのセラミックコレクション約600点が所蔵されています。企画展ごとに異なる切り口で作品が紹介され、何度訪れても新しい発見があります。

ギャラリートークで作品をより深く楽しむ

ヨックモックミュージアムの魅力のひとつが、学芸員によるギャラリートークです。 (入館料のみ。毎月第1、第3金曜日の11時から30分程度)

作品の背景や制作秘話を交えながら案内してくださるため、一人で鑑賞するだけでは気付けない視点に出会えます。学芸員さんとの距離も近く、質問もしやすいので、堅苦しさを感じることなく作品を楽しめるのがこの美術館ならではの魅力です。

出典:リビング東京Web

《題不詳》 ジュゼップ・リュレンス・アルティガス 1969 陶 個人蔵 ※特別に許可を得て撮影しています。

今回の展覧会では、ピカソ、ミロ、そしてミケル・バルセロというスペイン美術を代表する3人の芸術家が、それぞれセラミックという表現を通してカタルーニャとどのように向き合ってきたのかを知ることができます。ピカソがカタルーニャへ寄せ続けた熱い思いや信念、ミロが陶芸家アルティガス父子とともにセラミック表現を追求した創作への情熱は、とても印象に残りました。

出典:リビング東京Web

《魚と白い塔》ジュアン・ガルディ・アルティガス 2003 陶

また、※ミケル・バルセロが滋賀県・信楽で制作した作品が国内の美術館で初公開される点も見どころです。

出典:リビング東京Web

ミケル・バルセロ 信楽での制作の様子

※1957年生まれの現代美術家ミケル・バルセロは、絵画・陶芸・彫刻を横断しながら、素材の物質性を極限まで引き出す表現で知られています。バレアレス諸島州マジョルカ島のフェラニチ出身。「現代のピカソ」と呼ばれています。

日本とスペインは地理的には遠く離れていますが、信楽という日本の陶芸文化と融合して生まれた作品からは、両国をつなぐ新たな表現の可能性を感じました。

出典:リビング東京Web

会場展示風景:左《頭の皮》ミケル・バルセロ、古谷 和也 2023 陶 個人蔵 右《信楽の自画像》ミケル・バルセロ、古谷 和也 2022 陶 個人蔵

ワークショップも魅力

ヨックモックミュージアムでは、展覧会を鑑賞するだけでなく、アートを体験できるプログラムも充実しています。ギャラリートークをはじめ、ワークショップ「ピカソdeアート」や親子で楽しめるプログラムなど、作品を見るだけではなく、自分自身の創造力を刺激する体験ができるのも魅力です。

出典:リビング東京Web

ワークショップの様子

展覧会ごとにさまざまな企画が用意されているので、何度訪れても新しい発見があり、アートをより身近に感じられる美術館だと感じました。

併設のカフェ「カフェ ヴァローリス」で余韻を楽しむ

鑑賞後は館内の「カフェ ヴァローリス」へ。落ち着いた空間でゆっくりと過ごせるので、作品鑑賞の余韻に浸るのにぴったりです。

今回は、緑色が鮮やかな「メロン(MELON)」と、紫色が美しい「バタフライピー(BUTTERFLY PEA)」のクリームソーダをいただきました。王道のクリームソーダらしい味わいのメロンに加え、バタフライピーは青いシロップにレモン果汁を加えることで紫色に変化する、見た目にも楽しい一杯。すっきりとした爽やかな味わいで、鑑賞後の休憩にもぴったりでした。

どちらも9月末までの期間限定メニューとのこと。さらに、ヨックモックのプティ シガールがサービスで添えられているのも、うれしいポイントです。

出典:リビング東京Web

右:「バタフライピー(BUTTERFLY PEA)」左:「メロン(MELON)」ソーダ

ミュージアムショップではヨックモックのプティ シガールも購入できるので、お土産にもおすすめです。

出典:リビング東京Web

ミュージアムショップ ピカソ作品をデザインした缶入りプティ シガールも並んでいる

アートに触れ、美味しいカフェでひと息つき、お気に入りのお菓子を持ち帰る。そんな一日を過ごせる、親しみやすく居心地の良い美術館でした。ピカソのセラミックをはじめ、スペイン美術の魅力をじっくり味わいたい方はもちろん、美術館巡りが好きな方にもおすすめしたい展覧会です。

ピカソ・ミロ・バルセロのセラミックーカタルーニャへの愛ー
会期:2026年12月20日(日)まで
休館日:月曜(ただし月曜が祝日の場合は翌平日)
開館時間:10:00~17:00 (入館は閉館の30分前まで)
会場:ヨックモックミュージアム(東京都港区南青山6丁目15-1)
電話番号:03-3486-8000
入場料:一般 1,400円/学生  1,000円/高校生以下無料
※学生の方は学生証等の在籍が確認できるものをご提示ください
※障がい者手帳をご提示の場合、ご本人と付き添いの方1名は無料
※団体割引をご希望の方は、条件をご確認ください ※お得に入館できる情報は公式サイトでご確認ください
■同時開催(上記入場料に含まれます)
・常設展「ヨックモックコレクション 2026」
アクセス:
東京メトロ「表参道」駅B1出口から徒歩9分
渋谷駅東口より51番のりば都営バス「01系統」乗車、「青山学院中等部前」下車、徒歩1分
※駐車場なし

■「カフェ ヴァローリス」
ヨックモックミュージアム1階*カフェのみの利用可能
営業時間: 10:00〜17:30
*L.O.は閉店の30分前まで
店休日:月曜日・年末年始(月曜日が祝日の場合、翌平日)・展示替期間
TEL:03-3486-8000(日程によって予約可)
URL:https://yokumokumuseum.com/5009/

#渋谷・原宿・青山

※記事に掲載した内容は公開日時点または取材時の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください

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