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連休の高速道路で「危険な運転をしている車がいる」110番通報が→警察が事情聴取すると、“放った一言”とは…

  • 2026.9.6
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

元警察官のりょうせいです。

夏休みや大型連休などは高速道路の交通量が増え、長時間の渋滞が発生することがあります。

渋滞で車がほとんど動かないと、

「今ならスマートフォンを見ても大丈夫だろう」

と考えてしまう人もいるかもしれません。

しかし、渋滞中は停止と発進を何度も繰り返します。

スマートフォンに意識が向いていれば、前方の状況変化に気付くのが遅れ、前の車への追突などにつながる危険があります。

また、渋滞によるイライラや「少しでも早く進みたい」という焦りから、無理な車線変更を繰り返したり、渋滞の列を避けるために路肩を走行したりするのも危険です。

交通ルールを守ることは、単に「違反で捕まらないため」ではありません。

その先にある交通事故を防ぎ、自分や同乗者、周囲の人の命を守ることにつながります。

「危険な運転をしている車がいる」という110番通報も

筆者が警察官として勤務していた頃、大型連休など交通量が増える時期には、

「危険な運転をしている車がいる」
「前の車が蛇行運転している」

といった110番通報が寄せられることがありました。

その情報をもとに警察が調査し、当事者に事情聴取すると「渋滞していたので急いでいた」「ナビを見ていた」と話すことは少なくありませんでした。

高速道路は一般道と比べて走行速度が高い一方で、カーブなどが少なく道路が単調なため、油断が生じやすくなります。

少しハンドルを動かすだけで車は大きく動くため、ひとたび事故が発生すれば重大な結果につながる可能性があります。

特に夜間の運転は、交通量が少なくなることで油断が生じやすく、かつ視界も悪くなるため十分な注意が必要です。

だからこそ、周囲に危険を感じさせるような運転になる前に、自分自身で疲労や焦りに気付き、休憩することも大切です。

高速道路を走る際に注意したいこと

今回のポイントをまとめます。

・渋滞中でもスマートフォンの操作は避ける。
・渋滞を避けるために路肩を走行しない。
・無理な割り込みや頻繁な車線変更をしない。
・疲れや眠気を感じたら、サービスエリアやパーキングエリアで休憩する。
・出発前に渋滞情報を確認し、余裕のあるスケジュールを組む。

交通ルールは、違反を取り締まるためだけにあるものではありません。その先に起こり得る事故を防ぐためにも、長距離を運転する際はいつも以上に余裕を持った運転を心掛けましょう。


防犯インフルエンサー りょうせい
元警察官(警察歴10年)。生活安全課で行方不明やDVなどの人身事案を担当し、防犯の広報や啓発活動にも携わる。現在は防犯アドバイザーとして活動し、Xや音声配信(StandFM)を通じて、日常生活に取り入れやすい防犯の工夫を発信している。


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