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休日の看護師「あれ?人違い?」街中で“入院中のはずの患者”に遭遇…→病棟に電話すると、発覚した事実に「確認して良かった」

  • 2026.10.3
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

こんにちは、病棟看護師もなです。

休日の街中で、なぜか目に留まったひとりの人。服の柄や歩き方に「見覚えがある」と感じた私は、気のせいだと思いながらも、どうしても気になってしまいました。

もし、あなたなら声をかけますか?看護師としての経験が、思いがけない場面で役立った出来事を通して、「なんとなく気になる」を見過ごさない大切さをお伝えします。

病棟の外で感じた「見覚えのある違和感」

その日は休日で、私は車を運転していました。

何気なく歩道に目を向けると、歩いている人の服に見覚えがありました。

「あれ??」

病棟では、患者さんがレンタルしている同じ柄の服をよく目にします。いつもなら見慣れている服です。ところが、病棟の外で見かけると、なぜか違和感がありました。

「この服、病棟で見たことがある……」

服だけではありません。背丈や髪の色、歩き方、顔色まで、頭の中で一人の患者さんの姿と重なっていきます。

「人違いかもしれない」

そう思いながらも、気になった私は車を止め、本人かどうか確認しました。

すると、そこにいたのは、やはり入院中の患者さんだったのです。

私は入院中につけているネームバンドを確認し、すぐに病棟へ電話しました。

「たぶん○○さんという方なんですが、今、△△にいて、一緒にいます」

すると電話の向こうから、

「さっきから探していたところなのよ!」

という言葉が返ってきました。

その後、患者さんは病棟から歩いて10分ほどの場所にある、飲食店へ向かっていたことが分かりました。

最終的に、駆けつけた病院関係者に引き継ぎ、患者さんは病院に戻りました。

「気のせいかも」を、そのままにしなかった理由

このとき、私の中で一番大きかったのは、「本当に患者さんなのだろうか」という迷いでした。

休日の街中です。似た服を着た人がいても、不思議ではありません。

「もし人違いだったら、病棟に連絡するのは大げさかもしれない」

そんな考えもよぎりました。

それでも、「もし本当に患者さんだったら」という思いが残ります。

考え続けても答えは出ません。そこで私は、まず本人かどうかを確認することにしました。

人違いなら、それで終わります。

本当に患者さんなら、見過ごすことで別の問題につながるかもしれません。

もしもあのとき、「たぶん違うだろう」と通り過ぎていたら……

そう考えると、立ち止まって確認してよかったと心から思います。

「気のせいかも」で終わらせない

この出来事を経験してから、私は「何となく気になる」という感覚を、以前より大切にするようになりました。

大切なのは、「なぜ気になったのか」を一度考えることです。

そして、確認できることであれば、曖昧なままにせず確かめてみます。

仕事でも、「いつもと少し違う」「何となく気になる」と感じる場面があります。

そんなとき私は、「何が気になったのか」を言葉にして、必要であれば周囲にも伝えるようにしています。

小さな違和感を共有するだけでも、思わぬトラブルを防ぐきっかけになるかもしれません。

「確認してよかった」を大切にする

仕事でも日常でも、「何となく気になる」と感じる瞬間がありますよね。

「気のせいかもしれない」と思ったときこそ、「もし本当だったら」と考えてみる。

すると、その小さな確認が、大きなトラブルを防ぐことにつながるかもしれません。

私自身もこれから、違和感をそのままにせず、必要なときには確認する姿勢を大切にしていきたいと思います。


もな|病棟看護師・看護師ライター

看護師歴7年。急性期・整形外科、地域包括ケア病棟、訪問看護を経験し、現在も看護師として勤務しています。新人指導や夜勤も経験。日々の看護で出会った出来事をもとに、人との関わりの中にある小さな気づきや学びを言葉にしています。読んだ方が自分の仕事や日常を少し振り返り、「明日からやってみよう」と思える記事を届けています。


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