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「ついに壊れてしまったのか?」室外機から水がじゃんじゃん出ている…放置したら?

  • 2026.8.31
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「家電の内部に水がかかると故障する」という知識を持つ方も多いでしょう。屋外に設置された室外機から水が絶え間なく流れ出る状況を見て、「わが家のエアコンは、ついに壊れてしまったのか?」というように、不安を感じた経験がある人もいると思います。

実際に筆者も同じような状況に遭遇し、「これは問題ない状況なのだろうか?」と疑問を持った経験があります。故障のサインなのかどうか、順を追ってみていきます。

室外機から水が流れ出ても、故障とは限らない

室外機から水が流れ出ても、必ずしも故障のサインというわけではありません。室内を強力に冷房し続けている状況では、むしろ水が絶え間なく流れ続けることもありえます。

とはいっても、流れ出る水はインパクトの強い現象であるため、どうしても気になりがちです。ときには地面が広範囲にぬれるほどの状況になり、驚いてしまう人もいるでしょう。まずはあわてずに、落ち着いて状況をご確認ください。

水が流れ出やすい箇所はどこ?

エアコンの運転中に、室外機やその周辺で水が流れ出やすい箇所は、以下の3つです。

  • ドレンホースの先端
  • 配管の接続部分(冷房運転時)
  • 室外機直下の地面や床(暖房運転時)

部屋の水分は、室内機とつながる「ドレンホース」の中を通過して外に流れ出ます。配管の接続部分には、金属に触れて冷えた水蒸気が水滴となって付きます。また暖房運転を行うときは、室外機の熱交換器に霜が付きます。定期的に「霜取り運転」を行った結果、霜は溶けて水となり、地面や床にたまるわけです。

梅雨や真夏のようにじめじめした日、冷房のパワーが強いときは、外に流れ出る水の量も多くなりがちです。ときには、排水量が1時間当たり1リットル以上に達することも十分にありえます。

これだけ多くの水が出ると、「気づかないうちに水たまりができた」「ぬれた地面で滑って転んだ」「雨が降っていないはずなのに、室外機の近くに置いた物がぬれた」といったトラブルが起きることもあります。室外機の設置場所は、水が大量に流れ出しても問題のない箇所を選ぶことをおすすめします。

エアコンの使用時に注意を要する現象とは?

一方で「エアコンを使えば水は出るものだから、いちいち気にしなくてよい」というように、安心しきってよいとは限りません。以下のどれかに該当する項目があれば、注意が必要です。

  • 冷房や暖房の効きが悪い
  • 大きな音や振動が続く
  • ドレンホースの途中から水がにじみ出る、または流れ出す

気になるときは「どの場所から流れ出たか」「ほかにいつもと異なる現象は起きていないか」を調べてください。状況を把握したうえで、取扱説明書やメーカーのサポートページを見ることをおすすめします。「もしかすると、不具合かも?」と思ったなら、早めに専門業者へ相談してください。

まずはどの場所から、どれだけ水が出たかを調べよう

「室外機から水が流れ出した」という現象のすべてが、故障に直結するわけではありません。正常な状態でも、状況によっては多くの水が流れ出ます。一方で、ほかにいつもと異なる現象があるときは、専門業者への相談をおすすめします。

まずは落ち着いて、どの場所から、どれだけ水が出たかを調べましょう。あわせてエアコン全体の状態も確認したうえで、メーカーが提供する情報を見てください。

大量の水が出ると、「ぬれた地面で滑って転ぶ」「外に置いてある物品が水でぬれてしまう」などの問題を引き起こしかねません。室外機の近くにはぬれやすい物品を置かないようにして、トラブルの芽を摘みましょう。

参考:エアコンの水漏れはなぜ起きる?漏水の原因・対策・予防法を解説(積水工業)


筆者:稗田 恵一
複数のIT企業でシステム管理業務、顧客向けサポート業務に従事したのち、大手ショッピングセンターで設備管理業務に従事する。2017年よりWebライターとして独立。ITや設備の管理経験を活かし、IT・設備・住宅など、読者に対して技術的な分野をわかりやすく解説する記事を多数提供している。ITや設備管理、FPに関する資格も保有中。


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