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【実話】連絡絶った父、便らしき物が散乱する実家の惨状→全裸で倒れる父を発見し「どうか無事で」「これはやばい」【作者に聞く】

  • 2026.8.3
「父が全裸で倒れてた。」カバー 作=キクチ
「父が全裸で倒れてた。」カバー 作=キクチ

右耳難聴や子宮内膜症など、自身の体験をわかりやすくコミカルな漫画で描くキクチさん(kkc_ayn)。母親の自宅介護と看取りがテーマのコミックエッセイ「20代、親を看取る。」は、同世代から大きな反響を集め、2023年に書籍化された。

※本作は著者の闘病体験を描いたコミックエッセイです。紹介している病状や治療の経過には個人差があり、医学的な見解を代弁するものではありません。気がかりな症状がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。

第1話1-1 作=キクチ
第1話1-1 作=キクチ
第1話1-2 作=キクチ
第1話1-2 作=キクチ
第1話2-1 作=キクチ
第1話2-1 作=キクチ
第1話2-2 作=キクチ
第1話2-2 作=キクチ

母の看取りから2年、今度は父が倒れる

本作「父が全裸で倒れてた。」は、母を看取ってから約2年後、今度は父が病に倒れてしまう物語である。母のときとは違い、1人っ子として頼れる家族がいないなかで、さまざまな決断を迫られるリアルな現実を描いている。

実家に潜入、散らばる異物と風呂場の惨状

連絡が取れない父の様子を見るため、実家の2階から潜入したキクチさん。父を見つける前に、家の中に散らばる便のようなものに気づいたという。

「便のようなものを見つけた時点で、『これはやばい』と冷や汗が出ました。父を探したいけど、探したくない。目の前の現実から逃げたい気持ちと、どうか無事であってほしいという気持ちが拮抗していました」

やがて、風呂場で全裸で倒れている父を発見する。当時の心境を次のように振り返る。

「70代の老人が1人で全裸で倒れていて、目は血走っているし、全身が発疹で真っ赤で膨張している。正直、見た目のこわさで少しひるんでしまいました。意識はありましたが、倒れているので頭を打っているかもしれないし、動かしてもよくないのかなと、知識がないので混乱しました」

一刻を争う状況でも「救急車は呼ばない」と強がる父

ひとまず会話はできたものの、一刻を争う状況であることは間違いない。しかし、そんな事態でも「救急車を呼ぶほどじゃない」と強がる父に対し、キクチさんは「何言ってんの!?」と一喝する。

「父は母が家で動けなくなったときも、救急車を呼ぶことをためらったんです。母から『早く救急車呼んで!』と一喝されて、ようやく呼んだとか。むやみやたらに呼ぶのはもちろんよくないですが、明らかに一刻を争う状況なのに躊躇する父を見て、呆れてしまいました(笑)。本人は、そんなことを言った記憶がないと言っていたので、無意識のうちに言ったんでしょうね。性格ってすごいです」

つらい状況も淡々と、時にクスリと笑える場面を交えて描くキクチさんの漫画に、今後も注目だ。

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