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後ろめたさも自覚した“発言”にSNSざわつき「まったく擁護できない」視聴者が反応したラストのやり取り【金曜ドラマ】

  • 2026.8.29
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金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』第7話より(C)TBS

夏クールの話題作の一つ『Tシャツが乾くまで』。第7話では、ついに充(松山ケンイチ)とあずさ(夏帆)の出会いとつながりが明らかになった。SNSでは、2人の関係性に理解を示す人もいれば、“心の不倫”でしかないと非難する人もいる。とくに、終盤のあずさの発言を糾弾する声が目立つ。

※【ご注意ください】本記事はネタバレを含みます。

息抜きなのか、心の不倫なのか

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金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』第7話より(C)TBS

充とあずさの出会いは、コインランドリーだった。その後、咲子(蒼井優)と樹生(中島歩)が認識していたとおり、毎月第三金曜日に会うだけの関係になった。

はじめはあずさを軽く拒絶していた充だったが、あずさのフランクさに徐々に心を開いていき、思わず身の上話をしてしまう。あずさの言う通り、嫌われてもいい自分の人生に関係のない相手との会話に惹かれた部分があったのだろう。それは、充が絶対に嫌われたくない、これからも大切にしたい咲子との生活を守ろうと必死だったことの表れでもある。

また、あずさが樹生や翔(久保田薫)を大切だと言いながらも、1人の時間を楽しむことに罪悪感を持っていないことにも救われたはず。あずさのスタンスは、充の「逃げ出したい」という悩み続けてきた欲求を肯定するものだったからだ。あずさだったから、充は咲子に話せないことをどんどん明かすことができたのだ。

ただ、忘れたくないのは2人の話の端々に、咲子と樹生への愛情があることだ。2人にとっては、あくまでも幸せを俯瞰して再確認するための息抜き。パートナーが好きだからこそ、お互いに不倫という認識はなかったのだ。

一方で、客観的に見れば、充とあずさは友人やご近所さん以上の特別な関係ではある。ただの友人であるのなら、理解されない可能性を怖がらずに、早い段階で自分のパートナーに話していればよかったのだ。

あずさの真意は?

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金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』第7話より(C)TBS

SNSで波紋を呼んだのは、ラスト数分のあずさの発言だ。一人で長野行きの高速バスを見つめる充に、あずさは長野まで付いていくことを提案した。

一人で長野行きの高速バスを見つめる充に、あずさは長野まで付いていくことを提案し、「まぁいいんじゃないですか?これぐらいの後ろめたさはあっても。月に1回しゃべってるだけでも、人によっては心の不倫だって騒ぐと思いますよ。どうせ理解されないなら、ちょっと不倫まがいなことしときましょうよ」と、告げる。言い換えれば、後ろめたさを自覚したうえで疑われるようなことをしちゃおうと、充に伝えたのだ。

SNSでは、あずさの発言に対し、「まったく擁護できない」「あずさは充に気がある?」という声が上がっている。

ただ充への発言の前に、あずさは充の失踪癖が発動してしまうことを心配していた。あずさには、自分が同行することで、充が確実に家へ帰れるように導こうという意図もあったのではないか。また、問題の発言についても、充がプチ失踪に踏み出しやすくするための意図を含んでいる可能性もある。

あずさはよく話すキャラクターだが、言葉から感情が伝わってこない。相手が心を開けるように言葉を選んでいるようにも聞こえるのだ。これは、あずさのいうとおり人の気を引く必要がある環境で育ったことが影響しているのだろう。

あずさはすでに命を落としている。もうあずさが何を考えていたのかを聞くことはできない。

むしろ、一方の感情がわからないままだからこそ、関係性に余白が生まれているとも言えるだろう。充とあずさ、咲子と樹生が築いた名前のない関係は、どんな着地を見せるのか。


金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』毎週金曜よる10時〜

ライター:古澤椋子
ドラマや映画コラム、インタビュー、イベントレポートなどを執筆するライター。ドラマ・映画・アニメ・漫画とともに育つ。
X(旧Twitter):@k_ar0202

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