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『国宝』脚本家が担当…!「絶対、ハズさないでしょ」「秋ドラマで1番」情報解禁ごとに溢れる“期待”の声【秋の新ドラマ】

  • 2026.8.28
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横浜流星(C)SANKEI

10月期のTBS系金曜ドラマ『LOST10』が、放送前から熱い視線を集めている。主演の横浜流星をはじめ、小栗旬、中村アン、飯豊まりえとキャストが続々と解禁。さらに脚本・奥寺佐渡子、監督・塚原あゆ子、プロデュース・新井順子という布陣にも期待が高まる。SNS上では「秋ドラマで1番の期待作」「絶対、ハズさないでしょ」との声も。9月1日時点で明かされている情報から、その注目ポイントを探ってみたい。

『Nのために』『最愛』制作陣が描く、新たなヒューマンサスペンス

『LOST10』は、北海道の壮大な大自然を舞台にした完全オリジナルのヒューマンサスペンス・エンタテインメント。物語の発端となるのは、登山ツアー中に発生した遭難事故、通称・支樺岳(しからだけ)事件だ。
事件をめぐって食い違う関係者たちの証言。そこに裏切りや巨大権力、試される人々の絆などが絡み合い、物語は二転三転していくという。あらすじだけでも好奇心をそそられるが、ドラマファンの期待をさらに高めているのが制作陣だろう。

脚本を手掛けるのは、『Nのために』『最愛』『下剋上球児』などを担当し、映画『国宝』でも注目を集めた奥寺佐渡子。そして監督は塚原あゆ子、プロデュースは新井順子が務める。
このチームのヒューマンサスペンスに惹きつけられる理由は、単に犯人は誰なのかという謎だけではない。事件という大きな渦のなか、一人ひとりが何を守ろうとしているのか。なぜ嘘をついたのか。正しいと思って選んだ行動が、別の誰かにとってはどう映るのか。そんな簡単には白黒をつけられない人間の感情が、ミステリーと並走していく。

『Nのために』では、登場人物それぞれが大切な“N”を守るためについた嘘が事件の真相を複雑にした。『最愛』でもまた、殺人事件を追うサスペンスの奥に、タイトル通り“誰かを愛すること”が横たわっていた。
『LOST10』では、誰が何を失うのか。そして、その喪失が支樺岳事件とどう結びつくのか。まだ物語の全貌は見えない。

大河後初の民放ドラマ

主人公・小駒を演じるのは横浜流星。一人の刑事が、支樺岳事件をきっかけに真相へと近づいていくことになる。
横浜にとって本作はGP帯連続ドラマ初の単独主演であり、大河ドラマ以来となる民放連続ドラマ出演でもある。映画『正体』では第48回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。アクションから繊細な人間ドラマまで幅広い作品で経験を重ねてきた横浜が、刑事・小駒をどう作り上げるのか。

公開されたビジュアルも印象的だ。強めのパーマがかかったミディアムヘアに無精ひげ。どこか荒々しさを漂わせる姿からは、これまでとはまた違う横浜の顔がのぞく。
脚本の奥寺とは映画『国宝』に続く再タッグ。そして塚原監督、新井プロデューサーとは『着飾る恋には理由があって』以来、5年ぶりに組む。横浜自身も公式サイトで、信頼するチームとオリジナル作品を届けられることへの喜びをコメントしている。すでに関係性を築いているチームだからこそ、どこまで新しい横浜流星を引き出すのかにも注目したい。

さらに物語の核を担うのが、小栗旬演じるフリーの保険調査員・直だ。
刑事と保険調査員。同じ事件を見つめながらも、二人が立っている場所は違う。小駒と直は協力するのか、それとも異なる真実を追うことになるのか。横浜と小栗という二人の俳優が対峙したときに生まれる緊張感も、本作の大きな見どころになりそうだ。

情報解禁からはじまる“謎解き”

そして『LOST10』で面白いのが、放送開始を待たずして、すでに少しずつ謎を提示するような情報解禁が行われていることだ。
7月31日に横浜流星、8月7日に小栗旬、8月21日に中村アンと飯豊まりえ、そして8月28日には井口理と野呂佳代の出演が発表された。公開されているビジュアルには10枚のパネルが並んでいるものの、9月1日現在、埋まっているのはまだ6枠だ。
タイトルは『LOST10』。そして、10枚のパネル。この“10”という数字には、どんな意味が込められているのだろう。

キャストが発表されるたびに人物が一人ずつ増え、それと同時に支樺岳事件の輪郭がほんの少しだけ見えてくる。情報解禁そのものが、まるでサスペンスのピースを一枚ずつ渡されているようでもある。
北海道の山で、いったい何が起きたのか。食い違う証言のうち、誰の言葉を信じればいいのか。そして、彼らが失ったものとは何なのか。

まだ明かされていないことのほうが圧倒的に多い。それなのに、制作陣やキャストの名前が一つ発表されるたびに期待は膨らんでいく。公式から掲げられている言葉は「すべてを疑え」。ならば今は、見えているものさえ疑いながら、10枚のパネルがすべて埋まる日を待ちたい。


出典:金曜ドラマ『LOST10』TBS公式サイトより

ライター:北村有(Kitamura Yuu)
主にドラマや映画のレビュー、役者や監督インタビュー、書評コラムなどを担当するライター。可処分時間はドラマや映画鑑賞、読書に割いている。X:@yuu_uu_

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