1. トップ
  2. エンタメ
  3. 『NHKドラマ』5年ぶり“待望の再放送”に「絶対観るべき」「嬉しすぎてムリ」生まれた反響!“Netflix配信中”の至高作

『NHKドラマ』5年ぶり“待望の再放送”に「絶対観るべき」「嬉しすぎてムリ」生まれた反響!“Netflix配信中”の至高作

  • 2026.9.16
undefined
「VOGUE JAPAN」授賞式 安藤サクラ(C)SANKEI

「もう一度見たい」という声に応えるように、放送から長い年月を経たドラマが、再びテレビに登場することがあります。今回は、そんな“長い時を経て再放送された名作ドラマ”から5本をセレクトしました。

本記事ではその第5弾として、幾度もの挫折を乗り越え、世界の食文化を変える大発明へとたどり着いた夫婦の物語をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

  • 作品名(放送局):NHK連続テレビ小説『まんぷく』(NHK総合)
  • 放送時期:2018年10月1日 - 2019年3月30日
  • 出演:安藤サクラ(立花〈今井〉福子役)ほか

戦前の大阪。女学校を卒業し、ホテルの電話交換手として働き始めた今井福子(安藤サクラ)は、青年実業家の立花萬平(長谷川博己)と運命的な出会いを果たし、やがて結婚します。

萬平が手がける事業は、幻灯機、製塩、金融と次々に広がるものの、大成功と大失敗の連続。振り回されながらも苦難を共にするうち、福子は夫を力強く支えるたくましい女性へと成長していきます。

そして迎えた、人生最大のどん底からの再起。夫婦はついに、世界を揺るがす「インスタントラーメン」を生み出すのでした――。

 どん底から生まれた歴史的大発明

2018年度後期に放送された『まんぷく』は、NHK連続テレビ小説の通算99作目にあたる作品です。2018年10月1日から2019年3月30日にかけて、全151回にわたって放送されました。

本作は、世界の食文化を大きく変えた「インスタントラーメン」の生みの親である故・安藤百福(ももふく)さんと、その妻・仁子(まさこ)さんの半生をモチーフに、脚本家の福田靖さんが書き下ろしたオリジナルストーリーです。

当時14歳だった芦田愛菜さんが朝ドラ史上最年少で全編の語りを担当したことや、DREAMS COME TRUEが朝ドラ史上初となる、“同一アーティストによる2度目の主題歌”『あなたとトゥラッタッタ♪』を手がけたことでも大きな話題を呼びました。

そんな本作の大きな魅力となっているのが、夫・萬平が巻き起こす事業の波乱万丈な展開です。幻灯機に始まり、製塩、さらには金融事業へと次々に手を広げては、軌道に乗ったと思った矢先につまずいて足元をすくわれる――。大成功と大失敗を繰り返す激動の連続の末、萬平は47歳の春に全財産を失ってしまいます。それでも彼は決して諦めず、どん底から再起。その不屈の歩みの先に待っていたのが、のちの歴史的な大発明でした。

めまぐるしく変わるジェットコースターのような展開は多くの視聴者を引きつけ、「第100回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」では作品賞で3位、福田靖さんが脚本賞で2位に入るなど、高い評価を受けました。

SNSでも「マジでおもろい」「モノづくり精神の原点」「何度倒れても挑む姿に泣いた」「一生心に残る名作」といった声が続出。

何度転んでも起き上がり、また前を向く夫婦の姿が、慌ただしい朝を過ごす視聴者に元気と勇気を届けたのではないでしょうか。

朝ドラ初の“ママさんヒロイン”安藤サクラ

undefined
ブルーリボン賞主演女優賞を受賞し、インタビューに答える女優の安藤サクラ(C)SANKEI

波乱万丈な物語の中心で、ひときわ輝いていたのが、ヒロイン・今井福子を演じた安藤サクラさんです。出演が発表された当時、朝ドラ史上初となる“ママさんヒロイン”の抜てきは大きな話題を呼びました。

オファーを受けた当初は、幼い子どもを育てながらヒロインを務め上げられるのかと相当悩んだといいます。それでも覚悟を持って引き受け、子育てと大阪での撮影を両立させました。

そんな安藤さんが体現した福子は、ただ夫に振り回されるだけの妻ではありません。共に苦難を乗り越えるなかで、夫の背中を力強く押し、時には手を取って引っ張っていく頼もしい女性へと変化していきます。学生時代から初老に至るまでの心の機微をグラデーション豊かに演じきったその圧倒的な表現力は高く評価され、「第100回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」の主演女優賞で2位に選ばれました。

さらに同賞では、夫・萬平役の長谷川博己さんが助演男優賞で2位にランクイン。キャスト陣の層の厚さとクオリティの高さを示しました。

安藤さんの確かな演技力はその後も称賛を集め、2020年の「第44回エランドール賞」では新人賞を受賞。さらに2026年1月4日にスタートしたNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』では語りを担当するなど、現在も第一線で目覚ましい活躍を続けています。

SNSでも「ガチで10代に見えて鳥肌立った」「福子そのものじゃん」「さすがの貫禄と実力」「神キャスティング」と称賛の声が集まりました。

どんな苦境にあっても前を向き続けた福子の姿は、いまも多くの視聴者の心に強く焼きついています。 

5年ぶりの再放送からNetflix世界配信へ

そんな多くの人を魅了した本作が、本放送から5年の時を経て、2023年10月2日よりNHK BSプレミアムとBS4Kで再放送され、「絶対観るべき」「嬉しすぎてムリ」など歓喜の声が相次ぎました。

さらに2026年6月22日からは、Netflixでの世界配信もスタート。NHKが過去のドラマ19作品を順次世界へ届ける取り組みの1作に選ばれ、日本の朝を沸かせた夫婦の挑戦記が海を越えて届けられることになりました。

SNS上でも「ネトフリで一気見が止まらん」「無性にチキンラーメン食べたくなる」「ラーメン一杯に詰まった執念に感動「世界中に届いて!」といった声が並び、大きな盛り上がりを見せています。

何度つまずいても、そのたび手を取り合って立ち上がる――。『まんぷく』が描いたのは、単なる大発明の成功譚ではなく、失敗を重ねながらも前を向き続けた夫婦の物語でした。本放送を夢中で追っていた人も、まだ作品に出会っていない人も、いま改めて見返す価値のある名作です。


※記事は執筆時点の情報です

の記事をもっとみる

注目コンテンツ