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公開から19年「マジで続編いつ?」「未だに待ってる」“切望の声”続く『名映画』妻夫木聡、瑛太 “主役級キャスト”が集結

  • 2026.9.14
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映画「どろろ」初日舞台挨拶 妻夫木聡(C)SANKEI

多くの謎を残した衝撃の幕引きや、その先を予感させる意味深なエンディング。主役級キャストが顔をそろえた圧倒的な熱量と世界観に引き込まれた観客からは、公開から年月を経た今もなお「続きが観たい」と熱烈なラブコールが絶えません。

今回は、そんな“続編を期待される人気映画”5作品をセレクト。本記事では第3弾として、奪われた身体の部位を取り戻すため魔物討伐の旅を続ける2人の過酷な運命を描いたダークファンタジーをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

続編を期待される人気映画

  • 作品名(配給):映画『どろろ』(東宝)
  • 公開日:2007年1月27日

あらすじ

乱世の統一を望む武将の醍醐景光(中井貴一)は、48体の魔物と密約を交わし、その代償としてこれから生まれる我が子の体を差し出します。その結果、目や鼻、手足など身体の48か所を奪われて誕生した赤子は、景光の命によって川に流され、捨て置かれてしまいます。

それから20年後、赤子は両腕に仕込んだ刃を武器に魔物を退治する青年・百鬼丸(妻夫木聡)へと成長していました。百鬼丸の腕にある妖刀を狙って近づいてきた泥棒のどろろ(柴咲コウ)とともに、彼は奪われた自身の体を取り戻すため魔物を打ち倒す旅を続けます。旅の道中で自身を犠牲にした実父の存在を知った百鬼丸は、どろろにとっても両親の仇である景光と宿命の対峙を果たすことになります―。

20年近く経った今も続編が待ち望まれる映画※ネタバレあり

故・手塚治虫さんの名作漫画を原作とし、実写化された映画『どろろ』。ニュージーランドの大自然で敢行された長期ロケと最新のVFXを融合させた映像によって、荒廃した異世界が圧倒的なスケールで描かれています。また、両腕の仕込み刀を駆使したダイナミックなワイヤーアクションによるアクロバティックな戦闘シーンは圧巻の一言。その類まれな映像美は「第7回日本映画テレビ技術協会 映像技術賞」(VFX・劇映画部門)を受賞し、興行収入34.5億円をたたき出す大ヒットを記録しました。

しかし、興行的な大成功を収めながらも、公開から長い年月が流れた現在に至るまでファンの間では「マジで続編いつ?」「未だに待ってる」と、未完に終わった物語の続きを求める声が絶えません。

劇中、百鬼丸は自身の体を魔物に差し出した実父・醍醐景光との宿命の対決に決着をつけます。しかし、魔物に奪われた48か所の部位のうち、取り戻せたのは半分の24か所のみ。残る24体の魔物を倒して完全な人間の体を取り戻すため、百鬼丸とどろろが再び果てしない旅路へと歩み出す後ろ姿とともに物語は幕を閉じます。親子の確執というドラマの山場は描かれたものの、主人公が体を取り戻すという最大の結末を見届けられないまま旅の途中で置き去りにされた感覚は強く、残された物語の行方を惜しむファンの思いは今なお続いています。

泥臭くも愛らしい“どろろ”を体当たりで演じきった柴咲コウ

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映画「どろろ」ジャパンプレミア 柴咲コウ(C)SANKEI

映画『どろろ』の壮大な世界観を支えたのは、現在も第一線で活躍し続ける主役級キャストたちの豪華な顔ぶれです。百鬼丸役として静かな闘志と孤独を体現した妻夫木聡さん、そしてどろろ役を務めた柴咲コウさんの2人に加え、瑛太(現・永山瑛太)さん、原田美枝子さん、中井貴一さんなど、実力派俳優陣が集結。彼らが織りなす緊迫感あふれるドラマが、荒唐無稽なダークファンタジーにリアリティと重厚感をもたらしました。

そのなかでも、原作のイメージを鮮やかに更新し強烈な存在感を放ったのが、柴咲コウさんの体当たりの演技です。柴咲さんが演じたのは、男装をして戦乱の世をたくましく生き抜く孤児のどろろ。柴咲さんは泥まみれになりながら、がさつで威勢のいい「野良犬」のような少年っぽさを力みなく好演。どろろは原作では幼い子どもであるため、大きく設定が変更されたキャラクターでありましたが、柴咲さんは荒々しい啖呵やコミカルな身のこなしで懐かしくも新しいどろろ像を体現しました。その見事な演技に、SNS上では「思っていたよりどろろだった」「子どもではないが存在感あった」「圧倒的過ぎた」といった驚きと称賛の声が上がり、作品に唯一無二の生命力を吹き込む名演となりました。

魔物に奪われた自身の身体を取り戻すため旅を続ける青年と孤独な泥棒が、数々の過酷な運命と怪異に立ち向かっていく姿を描いた映画『どろろ』。本作を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、ぜひ視聴してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です

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