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「泣けてきた」「超嬉しい」公開から2年、金ローで【地上波初放送】に相次いだ歓喜!興収“87億”を記録した『至高映画』

  • 2026.9.12
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「三井住友信託銀行」の新CM発表会 岡田准一 (C)SANKEI

劇場で観た作品がテレビで流れると、当時の熱がもう一度よみがえることがあります。ひとりで観ていたはずが、画面の向こうの誰かと同じ場面で息をのんでいる。今回は“地上波初放送で盛り上がりを見せた映画”をテーマに、5作品をセレクトしました。

本記事では第4弾として、終戦から70年を迎えた夏に、放送開始を1時間繰り上げて届けられた作品をご紹介します。日本アカデミー賞で8部門を制した話題作で、放送のあとには“ノーカット”をめぐる声も飛び交いました。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

地上波初放送で盛り上がりを見せた映画『永遠の0』

作品名(配給):映画『永遠の0』(東宝)
公開日:2013年12月21日

あらすじ

物語は、司法試験に落ちて進路に迷う佐伯健太郎(故・三浦春馬さん)が、祖母・松乃(井上真央)の葬儀の日に、祖父・賢一郎(故・夏八木勲さん)と血のつながりがないと知らされる場面から動き出します。血縁上の祖父の名は宮部久蔵(岡田准一)。太平洋戦争で零戦パイロットとして戦い、終戦の直前に特攻出撃で帰らぬ人となっていました。戦友たちを訪ね歩く健太郎が耳にしたのは、「海軍一の臆病者」という人物評でした。宮部は天才的な操縦技術を持ちながら、敵を撃破することよりも「生きて還る」ことに執着したと語られます。

“海軍一の臆病者”と呼ばれた零戦パイロット 孫がたどる祖父の真実

2013年12月21日に公開された『永遠の0』。百田尚樹さんの同名小説を映画化した作品で、監督は『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの山崎貴さんが務めました。

宮部久蔵を岡田准一さん、宮部の妻・松乃を井上真央さん、孫の佐伯健太郎を三浦春馬さんが演じました。60年の時を隔てた祖父と孫の物語が、証言をたどるごとに静かに重なっていきます。

山崎監督が率いたVFXによって、迫力ある戦闘シーンとリアルな零戦のアクションが描かれたことも、本作の見どころです。証言で組み立てられる静かな場面と、空中戦とが交互に訪れる構成になっています。

興行収入87億円超の名作が地上波初放送

本作は圧巻の映像美と豪華キャスト陣が織りなす重厚なストーリーが話題を呼び、興行収入が87億円を超える大ヒットとなりました。

観客動員は700万人を突破し、2014年の邦画興行収入ランキングでは1位を獲得。公開当時は邦画実写の歴代興行収入で6位に入る快挙を達成しています

公開後も好調な動員が続き、観客動員ランキングでは8週連続で1位を記録。年をまたいでロングラン上映が続きました。

第38回日本アカデミー賞では、最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀主演男優賞をはじめ8部門で最優秀賞を受賞しています。興行でも賞レースでも、その年を象徴する1本になりました。

そして2015年7月31日、日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』で本編ノーカットの地上波初放送が実現しました。終戦から70年を迎えた夏、放送開始は通常より1時間繰り上げられ、午後7時56分からのスタートとなりました。

SNSには「ノーカットで放送してくれてありがとう」「観る前から泣けてきた」「超嬉しい」といった声が上がりました。

井上真央が演じた“松乃” そして現在の活躍

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第25回東京国際映画祭 井上真央 (C)SANKEI

井上真央さんが演じた松乃は、宮部が「家族のもとへ、必ず還ってくる」と誓った相手です。戦地の場面が続くなかで、待つ側の時間を担った役どころでした。夫を送り出したあとの表情や、言葉にならない間の取り方が、物語の後半に効いてきます。

そんな難役を見事に演じた井上さん、ここ最近も話題作に出演しており、2026年1月期のテレビ朝日系ドラマ『再会〜Silent Truth〜』では、竹内涼真さん主演の同作でヒロインの岩本万季子を演じました。

戦時下の妻から現代のミステリーまで、役の幅がそのまま俳優としての厚みになっています。

さまざまな役柄を通して新たな表情を見せてくれる井上さんの演技に注目しながら、ぜひ本作をご覧になってみてはいかがでしょうか。

※記事は執筆時点の情報です

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