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「とにかく全人類観て!」地上波初放送から“わずか5ヶ月”【NHK再放送決定】『VIVANT』出演声優が魅せた“至高アニメ”

  • 2026.9.3
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

見逃したまま気になっていた作品や、もう一度見たいと思っていた作品が、再放送で戻ってくることがあります。今回は、そんな"再放送決定で注目集める名作"を5本セレクトしました。

本記事では第2弾として、高校生と大人の出会いを通して、モノづくりの喜びと苦しさを描くアニメーション映画をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

  • 作品名(配給):アニメ映画『数分間のエールを』(バンダイナムコフィルムワークス)
  • 公開日:2024年6月14日
  • 声の出演:花江夏樹(朝屋彼方 役)/ 伊瀬茉莉也(織重 夕 役)ほか

雨の降る夜、街角で一人の女性がストリートライブをしていました。その歌に出会ったのは、MV(ミュージックビデオ)作りに夢中な高校生・朝屋彼方(CV:花江夏樹)です。その晩も、彼方は映像に使う題材を見つけようと街へ出ていました。

女性は、胸の内にある感情をぶつけるように歌っていました。その姿と歌声に衝撃を受けた彼方のなかに、この曲を映像にしたいという思いが生まれます。

その翌日、そんな彼方に思いがけない再会が待っていました。新任教師として教壇に立っていた織重夕(CV:伊瀬茉莉也)は、昨夜、雨のなかで歌っていたあの女性だったのです。

モノづくりを始め、その楽しさを力に次へ進む彼方。一方の夕は、モノづくりを諦め、その苦しさから別の道を歩き始めていたのですが――。

3人組の映像制作チームが描いた、モノづくりの光と影

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プロ野球オリックス対西武 セレモニアルピッチを務めた声優の花江夏樹 (C)SANKEI

アニメ映画『数分間のエールを』は、2024年6月14日に公開されたオリジナルの劇場アニメーションです。高校を舞台に、何かを作る喜びだけでなく、思うように届かない苦しさにも向き合う人々の姿を描いています。アニメーション制作はHurray!×100studioが手がけました。

監督を務めたのは、映像制作チーム「Hurray!」のぽぷりかさん。脚本は、『ラブライブ!』『宇宙よりも遠い場所』で知られる花田十輝さんが担当しています。

本作で目を引くのが、その制作体制です。Hurray!は、ぽぷりかさん・おはじきさん・まごつきさんの3名で構成されるチーム。監督や演出からキャラクターデザインまで、映像のほぼすべてを3人が手がけました。制作のメインツールには、フリーの3DCGソフト「Blender」を採用。無償で使えるツールを駆使し、繊細でみずみずしい映像を作り上げています。

物語を支える音楽にも、作品ならではの顔ぶれがそろいました。劇中で織重夕が歌う楽曲を制作したのは、ボカロPとしても活躍するVIVIさんです。歌声は菅原圭さんが担当し、主題歌にはフレデリックの『CYAN』を起用。映像と音楽の両方から、登場人物たちの創作への思いが伝わってきます。

そんな作品の中心にあるのが、「何かを作りたい。自分が作ったモノで誰かの心を動かしたい」という朝屋彼方の願いです。歌に心を動かされ、今度は自分の映像で誰かの心を動かそうと走り出す。その真っすぐな衝動を、物語は丁寧に描き出します。

彼方の声を担当したのは花江夏樹さんです。堺雅人さん主演のTBS系日曜劇場『VIVANT』第2シーズンにも出演し、話題を集めました。本作では、夢中になると目の前のことしか見えなくなる彼方の勢いと、創作に懸ける熱を、声の演技で魅せました。

SNSにも、「絵がとにかく綺麗」「夢を追う苦しさがリアル」「これは本気でおすすめ」といった声が。

映像、音楽、声の演技が重なり、観終わるころには、自分も何かを作ってみたくなる。そんな気持ちを呼び起こしてくれる作品です。 

クリエイターの声とともに広がった作品の輪

本作には、公開前からさまざまな分野の作り手がコメントを寄せていました。公開直前の2024年6月には、アニメーション監督の細田守さんをはじめ、総勢33名の著名人・クリエイターから寄せられたコメントが発表されました。公式サイトには、その後も新たなコメントが加わっています。

劇場公開後も、作品はさらなる広がりを見せました。2024年10月18日には、Dolby Cinema(ドルビーシネマ)での上映がスタート。第37回東京国際映画祭のアニメーション部門に公式出品され、第31回キネコ国際映画祭ではティーンズ部門コンペティションにノミネートされました。

さらに、本作は舞台となった石川県への復興支援にもつながっています。石川県はぽぷりか監督の出身地であり、本作は同県の後援を受けています。製作委員会は配給収入の5%を、令和6年能登半島地震の義援金として石川県に寄付。作品に込められたエールは、石川県への支援という確かな形で届けられました。 

再び届く、数分間のエール

劇場上映や配信を経て、『数分間のエールを』がEテレに帰ってきます。 

本作が地上波で初めて放送されたのは、2026年3月21日です。同年8月25日には再放送が発表され、9月5日(土)午後3時50分からの放送が予定されています。 

再放送の発表を受け、SNSには「とにかく全人類観て!」「再放送ありがとう」「全クリエイターに届け」といった声が並びました。

何かを作りたいと願ったことのある人なら、きっと心を動かされるはずです。 

9月5日の午後、その数分間のエールをぜひ受け取ってみてください。 


※記事は執筆時点の情報です

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