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「なんで10年も放置なの…」「ずっと待ってる」“切望の声”が続く【至高映画】興収16億超え!国内外をトリコにした“完成度”

  • 2026.9.29
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大泉洋がイルミネーション点灯式に出席 (C)SANKEI

多くの謎を残した衝撃の幕引きや、その先を予感させる意味深なエンディング。主役級キャストが顔をそろえた圧倒的な熱量と世界観に引き込まれた観客からは、公開から年月を経た今もなお「続きが観たい」と熱烈なラブコールが絶えません。

今回は、そんな“続編を期待される人気映画”5作品をセレクト。本記事では第4弾として、謎の感染パニックによって崩壊した世界で生き抜く冴えない主人公の戦いを描いたゾンビホラーをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

続編を期待される人気映画

  • 作品名(配給):映画『アイアムアヒーロー』(東宝)
  • 公開日:2016年4月23日

あらすじ

35歳で芽が出ない漫画家の鈴木英雄(大泉洋)は、同業である松尾(マキタスポーツ)のアシスタントとして働きながら、クレー射撃を趣味にして過ごしていました。日本各地で未知の新型ウイルス感染症が広がりを見せるなか、英雄は別れかけていた交際相手のてっこ(片瀬那奈)に突如として噛みつかれそうになります。てっこはウイルスにより変貌を遂げていました。

仕事場にまで感染者が押し寄せる緊急事態となり、英雄は所持していた散弾銃を抱えて逃亡を図ります。その途中で巡り合った女子高校生の早狩比呂美(有村架純)とともに偶然同じタクシーへ乗り込み、都内を脱出して山梨方面へと逃避行を繰り広げていきます―。

未解決の謎を残した幕切れに続編を熱望する声が止まない一作※ネタバレあり

徹底した特殊メイクや韓国ロケによる迫真のカーアクション、そして容赦のないゴア描写によって、パニック系邦画の常識を覆した映画『アイアムアヒーロー』。生前の記憶や口癖を反復しながら徘徊する不気味な感染者「ZQN」がもたらす異様な恐怖と、冴えない主人公・鈴木英雄が大切な存在を守るべく散弾銃を手に覚醒していく泥臭い成長劇が見どころです。特に、ショッピングモールを舞台に繰り広げられるクライマックスの怒とうのシューティングアクションは、圧倒的な緊張感と爽快感を観る者に焼き付けました。

公開後は、興行収入16億円を超えるスマッシュヒットを記録。さらに、「第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭」での観客賞および最優秀特殊効果賞、「第36回ポルト国際映画祭」での観客賞とオリエンタルエキスプレス特別賞、そして「第34回ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭」の最高賞にあたるゴールデン・レイブン賞に輝くなど、世界三大ファンタスティック映画祭を席巻する快挙を成し遂げました。

そんな世界中から絶賛を浴びた本作ですが、公開から年月が経った現在でも「続編やらないのか?」「なんで10年も放置なの…」「ずっと待ってる」と、物語の続きを心待ちにする声が多く寄せられています。その背景には、あまりに多くの謎を残した結末がありました。英雄は大量のZQNとの死闘を繰り広げ、散弾銃を撃ち尽くして比呂美と藪を守り抜きますが、生き残った3人が車に乗って行くあてのないまま走り去る場面で映画は終了。ショッピングモールという局地的な危機を脱したに過ぎず、日本全土を壊滅させたウイルスの正体や原因は一切明かされていません。

さらに、半ZQN状態となった比呂美が元に戻るのか、荒廃した世界で3人がどう生き延びていくのかといった伏線も未回収のままでした。邦画屈指の完成度を誇る本格サバイバルだからこそ、原作のその先にある壮大な世界の実写化を静かに待ち望むファンの思いは、今なお続いています。

クールなたたずまいでタフな女性を体現した長澤まさみの新境地

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カネボウ「コフレ ドール メイクアップ ラウンジ」オープニングイベント 長澤まさみ (C)SANKEI

映画『アイアムアヒーロー』にて、混とんを極めるサバイバルの世界に確かな説得力を与えたのは、主役級の演技派たちによる圧巻の芝居でした。頼りない男から真のヒーローへと覚醒していく主人公を演じた大泉洋さんをはじめ、半分感染した女子高生という難役を繊細に演じた有村架純さん、そして過酷な環境下で冷静さを保ち続ける長澤まさみさん。さらに、極限状態の中で剥き出しのエゴを見せる生存者たちを吉沢悠さんや岡田義徳さんらがリアルに演じ、骨太な人間模様を浮き彫りにしました。

そのなかでも、これまでの華やかで清純なイメージを一新し、鮮烈なインパクトを残したのが、藪こと小田つぐみ役を演じた長澤まさみさんです。ほぼノーメイクに近い素朴な出で立ちで登場した長澤さんは、荒くれ者たちに媚びることなく自立した視線を向けるタフな元看護師をクールかつ力強く表現。その端正なたたずまいに、SNS上で「演技力が素晴らしい」「かっこよすぎて魂震えた」「クールで惚れる」といった絶賛の声が相次ぎました。

謎の感染症によって日常が崩壊する中、冴えない男が散弾銃を手に大切な人を守るため立ち上がる姿を描いた映画『アイアムアヒーロー』。本作を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、ぜひ視聴してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です

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