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歴史的ヒット作『国宝』超え!「レベチ」「10回は観た」 “賞 総なめ”【伝説級アニメ】「最高峰」の完成度

  • 2026.8.18
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映画「ファーストキス」初日舞台挨拶 松たか子 (C)SANKEI

映画やドラマの中には、公開や放送から時を経てもなお、語り継がれる作品があります。今回は、そんな"芸能史に功績を刻んだ名作"を5本セレクトしました。

本記事ではその第2弾として、公開から10年以上がたったいまも、国内歴代興行収入ランキングの上位に名を連ねるアニメーション映画をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

  • 作品名:アニメ映画『アナと雪の女王』
  • 公開時期:2014年3月14日
  • 声の出演:松たか子(エルサ役)、神田沙也加(アナ役)ほか

王家に生まれた姉妹、エルサ(CV:松たか子)とアナ(CV:故・神田沙也加さん)。姉のエルサは、触れたものすべてを凍らせる力を隠して生きてきました。しかし、その力を抑えきれず、王国を冬に変えてしまいます。

雪と氷に閉ざされた王国と、大切な姉を取り戻したい――。妹のアナは、山男のクリストフ(CV:原慎一郎)、スヴェン、心の温かい雪だるまのオラフ(CV:ピエール瀧 / 武内駿輔)とともに、エルサを追って雪山へ向かいます。

アナの思いは凍った心をとかし、世界を救うことができるのでしょうか。そして、すべての鍵を握る「真実の愛」とは――。

ディズニーアニメ史上初のWヒロイン

アナと雪の女王』は、2014年に日本で公開されたミュージカル映画です。アンデルセンの童話『雪の女王』を原案に、クリス・バックさんとジェニファー・リーさんが監督を務めました。

大きな特徴は、主人公が二人いること。ディズニー・長編アニメーション史上初のWヒロインで、姉妹のすれ違いと歩み寄りが物語の軸になっています。

雪と氷の描写も見逃せません。降り積もる雪も、エルサが生み出す氷の輝きも、ただ白く冷たいだけではない。凍りついた世界そのものが、物語のもうひとりの主役です。

歌曲を手がけたのは、ロバート・ロペスさんとクリステン・アンダーソン=ロペスさん。登場人物の心の揺れにぴたりと重なる劇中歌も、本作を彩る大きな魅力です。王子の助けを待たず、自らの力で運命に向き合うヒロイン像も支持を集め、公開当時は観客が一緒に歌える「みんなで歌おう♪歌詞付版」まで上映されました。

SNSにも「映像美に鳥肌立った」「姉妹の絆エモすぎ」「曲が頭の中で永遠ループ」「レベチ」「10回は観た」「最高峰」「人生最高のエンタメ体験」と、作品の世界に心をつかまれた声が並びました。姉妹の感情を映す雪と氷、そして物語を動かす名曲。そのすべてが重なり合うところに、『アナと雪の女王』ならではの見どころがあります。

『国宝』超えの255億円!歴代5位のメガヒット作

『アナと雪の女王』が残した記録は、数字にもはっきり表れています。国内興行収入は255億円歴代5位に入り、観客動員は約2000万人にのぼりました。

そのすごさが分かるのが、2025年公開の映画『国宝』との比較です。同作は『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』を抜き、22年ぶりに実写邦画の歴代興収記録を更新。さらに、実写邦画として初めて興行収入200億円を突破しました。

そんな『国宝』でも、同ランキングでは209億円の第8位。『アナと雪の女王』はそれを46億円上回り、公開から10年以上が過ぎたいまも国内歴代5位です。

実写邦画の歴史を塗り替えた『国宝』をも超える255億円。その数字からも、『アナと雪の女王』の人気の大きさがうかがえます。

Wオスカーから日本人初歌唱へ ― 世界に響いた松たか子の歌声 

賞レースでも、本作の存在感は際立っていました。

第86回アカデミー賞では、長編アニメーション映画賞と歌曲賞をW受賞。しかも長編アニメーション映画賞は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品として初めての受賞でした。数々の長編アニメを生み出してきた同スタジオが、ついに手にしたオスカーです。 

その勢いは止まりません。第71回ゴールデングローブ賞では最優秀アニメーション映画賞を受賞し、「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれる第41回アニー賞でも作品賞を含む5部門を制覇。第57回グラミー賞でも2部門に輝き、映画としてはもちろん、音楽も高く評価されました。

そして、日本での人気を支えたひとりが、エルサ役の松たか子さんです。歌舞伎俳優・松本白鸚さんの娘で、1997年に『明日、春が来たら』で歌手デビュー。演技と歌の両方を積み重ねてきた松さんだからこその、大抜てきでした。

日本語版で劇中歌『Let It Go』を歌った、松さん。力を隠して生きてきたエルサが自分を解き放つ場面では、抑え込んできた感情がほどけていく様子を、透き通るような高音で聴かせました。アナ役の神田沙也加さんとの掛け合いからは、近づきたいアナと、妹を傷つけまいと遠ざけるエルサのすれ違いが伝わってきます。 

その歌声は、世界の舞台にも届きました。2020年の第92回アカデミー賞授賞式では、世界9カ国のエルサ役が集まり、『アナと雪の女王2』のメイン楽曲『イントゥ・ジ・アンノウン』を歌唱。松さんは日本語のパートを担当しました。日本人がアカデミー賞授賞式で歌声を披露したのは、これが初めてです。

SNSにも「松たか子の歌声が大好き」「表現力が唯一無二」「日本が誇る歌姫」と、感嘆の声が寄せられています。エルサの心を届けた松さんの歌声が、アカデミー賞の舞台で響いたことも、『アナと雪の女王』が残した大きな功績のひとつです。

姉妹の絆を描いた雪と氷の物語は、輝かしい記録とともに、多くの人の記憶に残る名作となりました。 


※記事は執筆時点の情報です

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