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甘い言葉にのせられて……SNSを通じた“ロマンス詐欺”でお金も家も失い、夫とは離婚寸前に!世帯年収500万・55歳女性の後悔

  • 2026.7.29

SNSで知り合った外国人にだまされ、ロマンス詐欺の被害に遭った東京都の55歳女性。甘い言葉を信じて仮想通貨に投資し、貯金を全額失っただけでなくカードローンで多額の借金まで背負ってしまいました。事実を知った夫からは離婚を切り出され、住んでいた家も売却を検討せざるを得ない事態に……。孤独と経済的不安を抱える女性に、過酷な実体験と痛切な教訓について教えてもらいました。

回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年7月、インターネット上で「お金にまつわるトラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回紹介するエピソードは、そのアンケートに寄せられたものです。回答者である55歳女性のプロフィールは以下の通り。

  • 回答者本人:女性(55歳)
  • 居住地:東京都
  • 家族構成:私(55歳)、夫(58歳)
  • 回答者の職業:パート・アルバイト(事務)
  • 配偶者の職業:会社員(正社員)
  • 現在の世帯年収:約500万円
  • 回答者個人の年収:約150万円
  • 住居形態:マンション(分譲)
  • 現在の金融資産状況:貯蓄300万円、生命保険のみ

SNSで知り合った外国人。甘い言葉で仮想通貨の罠へ

東京都に住む55歳の事務パートの女性。実は現在、58歳の夫から離婚を切り出されており、悲惨な状況にあると明かします。

その原因は、女性がお金をあることに使い込んだ末に、カードローンの借り入れまでに手を出してしまったことでした。

事の発端は「SNSで知り合った外国人と名乗る人物」とのやり取り。女性は、その人物から仮想通貨による資産運用の指南を受けたと言います。

「甘い言葉と丁寧なやり取りで信頼を勝ち取られた」という女性。気づけば手元の貯金をすべて仮想通貨に変えて、指示されたサイトへ入金してしまっていたと振り返ります。

さらに相手から追加での入金を迫られ、カードローンでの借り入れにまで手を出してしまったのだとか。しかしある日、サイトが「メンテナンス」と称してアクセスできない状態に。

相手のSNSアカウントも削除され、連絡が取れない状態になってしまいます。女性はここでようやく、SNSなどで出会った相手に恋愛感情や親近感を抱かせてお金をだまし取る「ロマンス詐欺」の被害に遭っていたことに気づきました。

貯金喪失と多額の借金。夫にバレて離婚を切り出される事態に

貯金を全額失っただけでなく、カードローンの返済が重くのしかかり、当時の女性の生活は困窮。「収入から返済を引くと、食費すらままならない状況になったことが最も辛かったです」と吐露します。

金銭的な余裕がなくなったことで、周囲の人たちとの関係を維持することも難しい状況に。さらに夫と住んでいたマンションを維持できなくなり、売却を検討せざるを得ない事態に陥りました。

また、夫に対して事実を隠し続けていたという女性ですが、最終的には夫にも知られることに。女性は「最終的に発覚した際、夫婦の溝は決定的なものとなり、離婚を切り出されました」と教えてくれました。

「夫を裏切ったという罪悪感にさいなまれながら、二人で築いてきた人生の基盤をすべて自分で破壊してしまったことによる精神的な疲労が、生活のあらゆる場面で障害となって現れました」と苦しい胸の内を明かす女性。

SNSで出会った相手とやり取りしていた当時は「相手を信じきっており、自分の人生が豊かになると信じて疑いませんでした」と女性。さらに、資金が底をつき始めたときには「焦りから正常な判断が鈍り、借金をしてまで入金を続けてしまいました」と続けます。

夫にも友人にも誰にも相談できなかったと当時を振り返る女性。「一人で孤独の中にいたことが(だまされた)最大の要因だったと痛感しています」と後悔をにじませました。

警察や弁護士への相談もむなしく……過信が生んだ悲惨な結末

SNSで知り合った相手にお金をだましとられ、最悪の事態に陥った女性。当然、トラブル発生時にはなんとか解決できないか、その道を探っていたと言います。

ところが、警察のサイバー相談窓口も弁護士への相談も、女性が思っていた通りには進みませんでした。警察からは「相手の正体が不明で、資金の行方も追えない」、弁護士からは「回収の見込みは薄い」とそれぞれ言われてしまったのだとか。

ネット上で同じ被害に遭った人を探したものの、解決策は見つからず、被害金の回収には至りませんでした。それどころか「弁護士費用の支払いも負担となり、さらに生活が厳しくなる結果となりました」と女性。

トラブル解決に向けて動いたはずが、逆に現実の厳しさを突き付けられる結果になったと振り返りました。

SNSで出会った見ず知らずの相手からお金の話をされた時点で、即座にブロックしておくべきだった、と今さらながら感じている女性。

もし、今の自分が同様のトラブルに遭ったとしたら「少しでも怪しい入金先を指示されたら、迷わず銀行や警察に相談します。自分の金銭状況は家族と共有し、独断で大きな決断をしないことを徹底します。甘い話には必ず裏があるということを再認識し、今の生活を守ることを何よりも大切にします」と明かします。

最後に「『自分だけは大丈夫』という過信が、人生を破滅させる一番の理由だということを学びました。孤独を埋めるためのやり取りが、最も大切な財産を奪う結果になるという恐ろしさを実感しました」と教えてくれた女性。

どんな時でも、顔が見えない相手と金銭をやり取りすることのリスクを身をもって実感したようです。

 

(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年7月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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