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建築界の巨匠ル・コルビュジエの展覧会が銀座 蔦屋書店にて開催

  • 2026.7.29
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銀座 蔦屋書店にて、20世紀を代表するスイス出身の建築家でありアーティストとしても知られるル・コルビュジエの展覧会を開催中。「画家 ル・コルビュジエ 建築の巨匠が紡いだ絵画の世界」展と題し、貴重な2点のドローイングの原画や名作版画集《直角の詩》を通して、彼の創作の軌跡を辿ります。

20世紀に新たな潮流を生み出したル・コルビュジエとは

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1920年代に無駄を削ぎ落としたデザインを特徴とするピュリスム(純粋主義)という芸術運動を提唱した、20世紀の建築の巨匠ル・コルビュジエ。本名はシャルル=エドゥアール・ジャンヌレといい、ル・コルビュジエは活動の際のペンネームでした。彼の作品には、東京の「国立西洋美術館」やフランスの「サヴォア邸」、「ロンシャンの礼拝堂」があり、これらを含む世界7カ国の建築17資産は「ル・コルビュジエの建築作品」として2016年に世界文化遺産に登録。建築家として不動の地位を築く一方で、生涯を通じて毎日絵を描き続けた画家としても知られています。

銀座 蔦屋書店で開催中の「画家 ル・コルビュジエ 建築の巨匠が紡いだ絵画の世界」展では、彼のインスピレーションの源泉であり、知られざる画家としての側面にスポットが当たります。

名作建築のインスピレーションとなった2点の原画が展示

ル・コルビュジエ《ピュリスムの静物》1927年 Hearst Owned

第一次世界大戦後のフランスでル・コルビュジエとアメデ・オザンファンが提唱した芸術運動ピュリスム。正確な幾何学的構成を追求するこの運動とは対照にあったのが、パブロ・ピカソらが主導した、複数の視点から見た姿を平面上にひとつに再構成する手法キュビスム(立体主義)です。ル・コルビュジエは絵画作品において、キュビスムの造形を受け継ぎながらも、日常的なモチーフを簡潔な形態と静かな色彩で描きました。直線で構成された初期の静物画《ピュリスムの静物》に見られる機能的なデザインには、近代建築の最高峰と称される「サヴォア邸」のベースとなる思考が反映されているといいます。

ル・コルビュジエ《手》1951年 Hearst Owned

晩年の円熟期を象徴する作品《手》で描かれている生命力溢れる自由な曲線は、同時期に手掛けていた「ロンシャンの礼拝堂」や「開いた手のモニュメント」などの造形へとダイレクトに繋がっています。両作品の作風を対比して見ることで、ル・コルビュジエが描く絵画の進化と名作建築の歴史が重なっていることを肌で感じられるはずです。

主軸となるのは1955年に発表された版画集《直角の詩》

ル・コルビュジエ《直角の詩:Le Poème de l’angle droit》1955年より Hearst Owned

同展で特に注目したいのは、「ロンシャンの礼拝堂」の竣工年でもある1955年に発表された版画集《直角の詩》です。同作は、彼自身が考案した配置(イコノスタシス)に基づき、太陽の運行や愛、「開いた手」といった独自の宇宙観を表現した19点からなるリトグラフ群。巨匠が最後に辿り着いた「人間と自然の調和」を感じさせる作品です。

「画家 ル・コルビュジエ 建築の巨匠が紡いだ絵画の世界」は8月27日まで

ル・コルビュジエ《直角の詩:Le Poème de l’angle droit》1955年より Hearst Owned

「画家 ル・コルビュジエ 建築の巨匠が紡いだ絵画の世界」は、銀座 蔦屋書店のアートウォールにて8月27日(木)まで開催されています。より明快で秩序ある構成を志向した絵画や版画を通して、ル・コルビュジエの新たな一面に触れてみてください。

【画家 ル・コルビュジエ 建築の巨匠が紡いだ絵画の世界】
会期/2026年7月25日(土)~8月27日(木)
時間/10:30~21:00
※最終日のみ18時閉場
会場/銀座 蔦屋書店 アートウォール
所在地/東京都中央区 GINZA SIX 6階
主催/銀座 蔦屋書店
協力/ヨシムラファインアート株式会社
入場/無料
MAIL/info.ginza@ccc.co.jp
URL/https://store.tsite.jp/ginza/event/art/55635-1028150713.html

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