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「その質問は、もうやめてください」入社数日で私生活を詮索してきた同僚→席替えして距離を話した時の同僚の一言

  • 2026.7.31

距離感がつかめない人

転職して新しい職場に入って、まだ数日しか経っていない頃の話です。同じ部署に、やけに間合いの近い同僚がいました。

親しくなろうとしてくれているのだと、最初は好意的に受け止めていました。ところがその人の質問は、会って数日の相手にするには踏み込みすぎていたのです。

「休みの日って、誰と過ごしてるの?」

「家はどのあたり?部屋、広いんですか?」

まだ数日しか一緒にいない相手に、そこまで打ち明ける気にはなれません。かといって強く突き放すのも角が立つ気がして、私は言葉を選びました。

「その質問は、もうやめてください」

やんわり伝えたつもりでした。それでも相手は、きょとんとした顔で「そう?」と首をかしげるだけだったのです。

席を立つたびに

厄介だったのは、質問だけではありませんでした。私が席を立つと、その人は決まって後ろからついてくるのです。

お手洗いへ向かう廊下でも、給湯室でも、気づけばすぐ隣に立っている。

休憩スペースで一人になりたくても、当たり前のように正面の椅子へ腰をおろしてきました。

「一人で大丈夫ですよ」

やわらかく伝えても、届いている様子がありません。ある昼休みには、急に声をひそめてこう尋ねられました。

「最近、なんだか元気なさそうだけど。何か悩みでもある?」

心配してくれているのか、それとも別の何かなのか。まるで読めなくて、私はただ曖昧に笑うしかありませんでした。

席替えという答え

このままでは仕事に身が入らない。そう感じた私は、思いきって直属の上司に相談することにしました。

角を立てたいわけではないと前置きし、少しだけ距離を置きたいのだと正直に伝えました。

上司は事情をすぐ汲んでくれて、翌週のフロア変更に合わせ、私の席を離れた列へ移してくれたのです。

物理的に距離が空いただけで、驚くほど気持ちが軽くなりました。顔を合わせる回数が減り、後ろからついてこられることもなくなったのを覚えています。

ただ、あの人は最後まで不思議そうにしていました。

すれ違いざま、「なんで避けるの?」と、本当に心当たりのない顔で首をかしげるのです。

きっと、悪気などなかったのでしょう。人との距離のはかり方が、少しだけずれていただけなのだと思います。

だからこそ正面から責めるより、そっと席を離すくらいがちょうどよかったのだと、今は思えます。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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