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都内タワマン購入も「キーン」高層階に一目惚れした40代女性が直面した“想定外の負担”

  • 2026.9.2
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※ChatGPTにて作成(イメージ)

皆さま、こんにちは。現役の不動産会社社長として、日々さまざまな土地や建物のご相談に向き合っている岩井です。

高い山や飛行機などで、耳が「キーン」としたり、詰まったような感覚になったりした経験はありませんか。こうした違和感は、高層階まで短時間で移動するタワーマンションのエレベーターでも感じることがあります。

たまに利用するだけなら気にならなくても、毎日の通勤や買い物のたびに繰り返すとなると、思わぬストレスにつながることもあるでしょう。

今日は、都心を一望できる眺望に惹かれてタワーマンションの高層階を購入したものの、暮らし始めてからエレベーターに乗るたびに耳の違和感を覚えるようになった、40代女性のエピソードをご紹介します。

都心を一望できる高層階に一目ぼれ

これは、東京の不動産会社の知り合いに聞いた話です。40代女性のAさんは以前から、「いつか眺望のよいタワーマンションに住みたい」と考え、時間を見つけては物件を探していました。そんななか見つけたのが、都心に建つタワーマンションの高層階です。

リビングの大きな窓からは、ビル群や街並みを一望でき、時間帯によって表情を変える都会の景色が広がっていました。

「こんな景色を毎日見られるなんて…」

Aさんは、その眺望にすっかり魅了されたといいます。

立地や室内設備にも不満はなく、「ここなら理想の暮らしができそう」と購入を決断。こうして、念願だったタワーマンションの高層階での生活が始まりました。

エレベーターに乗るたびに「耳がキーン」

ところが実際に暮らし始めると、思いもよらない違和感に悩まされるようになりました。それが、エレベーターで昇り降りするたびに感じる耳の詰まりです。

朝、出勤するために自宅のある高層階から1階へ。エレベーターが一気に下降すると、耳の奥がふさがったような感覚になり、ときには「キーン」とした違和感が残ることもあったそうです。

仕事を終えて帰宅すれば、今度は1階から高層階まで一気に上がります。休日も、買い物や外食、ちょっとした用事で外へ出るたびにエレベーターを利用しなければなりません。

毎日のように繰り返すうちに、Aさんは次第に耳の違和感を強く意識するようになっていきました。

一度の昇降ならそれほど気にならなかった感覚も、朝晩の通勤や休日の外出で何度も繰り返されると、少しずつストレスへと変わっていったといいます。

高い場所へ短時間で移動すると、周囲の気圧が変化します。その際、耳の中と外に圧力差が生じることで、耳が詰まったような感覚を覚えることがあります。

こうした感じ方には個人差があり、すべての人に起こるものではありません。しかしAさんの場合は、毎日利用するエレベーターだからこそ、次第に無視できない負担になっていきました。

その後は無理に我慢し続けるのではなく、耳の違和感が続いたり強くなったりした場合には医療機関への相談も検討するようになったそうです。

高層階は「部屋までの移動」も体験しておくことが大切

タワーマンションの高層階を検討するときは、眺望や日当たり、間取りなどに目が向きやすいものです。

しかし、実際に暮らし始めれば、エレベーターは通勤や買い物、外食などで毎日のように利用する設備になります。

そのため、内見で実際にエレベーターで昇り降りする際は、単に部屋へ向かうだけでなく、毎日の通勤で繰り返すことを想定して、耳の違和感をはじめ自分にとって気になる点がないか確認しておくとよいでしょう。

もし昇降時に耳の違和感を覚える場合は、無理に我慢し続けないことも大切です。気圧の変化による耳の不快感は、唾を飲み込んだり、あめを舐めたりといった「耳抜き」で解消できることが多いですが、それでも軽減しない場合、専用の耳栓を活用する方法などもあります。ただ、感じ方や症状には個人差があります。

また、耳の詰まりや痛みなどが繰り返し生じたり、症状が強くなったりする場合は、「高層階だから仕方がない」と自己判断せず、耳鼻咽喉科などへ相談することも検討しましょう。

高層階を選ぶ際は、エレベーターでの昇り降りを含め、毎日の暮らしに思わぬ負担がないかという視点も持っておきたいところです。



筆者:合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹

不動産売買の専門家として仲介・査定・買取に携わりながら、不動産Webライターとして1,000記事以上を執筆。「売る力×伝える力」を軸に、情報発信と販売の両面から不動産の価値を高めている。派手さよりも誠実さを大切にし、地域に寄り添う姿勢で「早く・高く・安心」の取引を支える不動産の専門家。


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