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妻「蚊じゃなかったの?」2泊3日旅行から帰宅後 赤い刺され跡が…保健所から告げられた“ひと言”に絶句

  • 2026.9.22
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。不動産管理会社で10年以上の現場経験があり、マンション管理士の資格を持つライターのS.Kです。家の中で虫に刺されたものの、原因が分からなくて困惑した経験はないでしょうか。

今回は、旅行から戻ったあとから寝室で虫刺されが続き、原因究明と駆除に追われたCさんの事例を紹介します。

旅行から2週間後の刺され跡と、シーツの下の虫

会社員のCさん(38歳)は、妻と小学生の娘の3人で、マンションの10階に暮らしています。去年の9月の3連休に、家族で2泊3日の旅行に出かけました。大変楽しい旅行でしたが、帰宅してから2週間ほどたったころ、妻と娘の腕や足に赤い刺され跡が目立ち始めました。

夜の間に刺されている様子で、朝には新しい跡が並んでいました。しかし、家中を確認しても蚊が侵入した痕跡は見つかりません。不審に思った妻が、Cさんに言いました。

「蚊じゃなかったの?最近ずっとかゆいのよ」

Cさんは原因を突き止めるべく、今度は家族が眠る寝室のベッドを調べます。シーツを外すと、マットレスの縫い目に黒いゴマのような点が並んでいました。隙間をよく見ると、そこには体長5mmほどの平たい赤茶色の虫が潜んでいます。

保健所と業者の調査・2回の駆除と30万円近い出費

見慣れない虫を発見したCさんは、地域の保健所に電話をかけて相談します。状況を聞いた窓口の担当者が、Cさんに言いました。

「トコジラミの可能性が高いですね。増えると駆除がとても難しくなりますので、早めに専門の業者に調査を頼んでください」

Cさんは担当者の助言に従い、その日のうちに民間の専門業者へ調査を依頼します。専門業者が室内を調べると、ベッドの縫い目やフレームの継ぎ目に虫が潜んでいました。さらにクローゼットを開けると、スーツケースの内側の縫い目にも同じ虫がいます。

業者の話によると、卵や幼虫が荷物や衣服に付着して室内に持ち込まれ、家の中で増える例が多いそうです。駆除は薬剤と加熱の処理を2回に分けて行い、見積もりは20万円台でした。

マットレスとベッドフレームは処分して買い替えることになり、合わせて30万円近い出費になります。娘はしばらくの間、かゆみで夜に目を覚ます日が続き、皮膚科にも通院しました。

宿泊先での荷物の置き方と、帰宅後にスーツケースを開ける場所

トコジラミは宿泊施設などで荷物や衣服に紛れ込み、気づかないうちに自宅へ持ち込まれて繁殖します。持ち込みを防ぐには、宿泊先と帰宅後の2つの場面で確かめる習慣が役に立ちます。

宿泊先では、客室に入ったらマットレスの縫い目や家具の隙間に黒い点(トコジラミのフン)がないか確認しましょう。荷物は床やベッドの上に直接置かないようにしてください。

帰宅したら、スーツケースは寝室に運び込む前に、玄関など明るい場所で開けましょう。内側の縫い目やポケットにフンや脱皮殻がないかを確かめてから、荷物を出してください。

それでも刺され跡が数日続いて原因が分からないときは、Cさんのように保健所へ相談してみましょう。増えてからでは駆除に時間も費用もかかるため、早い段階で専門業者に調べてもらうことをおすすめします。

参考:
トコジラミについて(横浜市)
旅行・帰省時にはトコジラミに注意!(厚生労働省)



ライター:S.K(マンション管理士)
不動産管理会社で10年以上の現場実務に携わり、業界団体の評価制度策定委員会に所属していた経験がある。現在はライターとして、自身の豊富な経験・知見をもとに、一次情報を盛り込んだ不動産記事を多数執筆している。


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