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映画館で赤ちゃんが泣きやまない…「事情があったのかも」SNSで賛否、TOHOも専用上映を設けるワケ

  • 2026.8.17
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

「泣きやまないなら一度外に出てほしい」という声がある一方で、「事情があったのかもしれない」と保護者側の状況を思いやる声も見られるようです。

はたして、「映画鑑賞中の赤ちゃんの泣き声」について、多くの人はどのように考えているのでしょうか。SNSの声を中心に紹介します。

「集中できなかった…」泣き声が響いて困ったという声

まず多く見られたのは、「泣き声が続いて映画に集中できなかった」という声です。楽しみにしていた時間だからこそ、残念に思う人が多いようです。

  • 楽しみにしていた作品だったのに、泣き声が響いて内容が頭に入らなかった
  • 静かな場面で泣き声が重なってしまい、大事なシーンに集中できなかった
  • チケット代を払って観に来たので、泣き声が続くとやはり気になってしまった

チケット代を払い、時間を作って足を運ぶ人にとって、鑑賞に集中できないのは切実な問題です。特に、静かな場面では、泣き声が気になりやすいという声もありました。

こうした体験から、「泣きやまないときは一度外に出てほしい」という声が多く寄せられていました。

  • 泣きやまないなら、一度通路やロビーに出てあやすのが自然だと思う
  • 泣くこと自体は仕方ないが、周りに迷惑をかけていいわけではない
  • 泣いたらすぐ出られるよう、出入口に近い席を選んでおくと安心だと思う

泣くこと自体を責める声は、実はそれほど多くありませんでした。多くの人が求めているのは、泣きやまない場合に一度席を離れるという、周りへの気配りのようです。

「事情があったのかも」保護者側の事情に思いをはせる声

一方で、「保護者にも何か事情があったのではないか」と、状況を想像する声も見られました。

  • 上の子がどうしても観たがっていて、赤ちゃんを一人にできなかったのかもしれない
  • 満席で、暗い中を赤ちゃん連れで通路に出るのは難しかったのかもしれない
  • 一緒に席を離れてくれる人がおらず、その場から動けなかったのかもしれない

外から見れば「なぜ出ないのか」と思う場面でも、当事者にはやむを得ない事情があることもあります。特に、上の子と赤ちゃんを同時に連れている状況では、席を立つ判断も簡単ではないのかもしれません。

もちろん、事情があれば周りが我慢すべきだ、ということではありません。ただ、頭ごなしに責める前に、その人の状況を少し想像してみる余地はありそうです。

赤ちゃん自身の心地よさを気づかう声

そして、周りへの迷惑とは別に、「赤ちゃん自身がつらいのではないか」と心配する声も多く見られました。

  • 大きな音の響く空間は、赤ちゃんにとって刺激が強いのではないか
  • 暗い中で強い光が続くのは、赤ちゃんの負担になりそうで心配だ
  • 大人でも驚くような音量なので、赤ちゃんはもっとびっくりしてしまうと思う

赤ちゃんは、自分から「行きたい」と言って来たわけではありません。周りへの影響だけでなく、赤ちゃん自身の心地よさを気づかう声が多く寄せられていました。

また、泣いていることそのものを、赤ちゃんからのサインとして受け止める声もありました。

  • 赤ちゃんが泣くのは、不快や不安を伝えようとしているのだと思う
  • 泣いているのに続けて観るより、まずは赤ちゃんを落ち着かせてあげてほしい
  • 内容が分からない赤ちゃんにとっては、長い時間じっとしているのも大変そうだ

泣き声は、赤ちゃんが不快感や不安などを伝えているサインの可能性もあります。その声にこたえてあげることが、赤ちゃんにとってはいちばんの安心につながるのかもしれません。

「専用の上映もあるよ」ルールや選択肢に目を向ける声

こうした状況について、「仕組みで解決できるのではないか」と、映画館側の工夫に目を向ける声もありました。

  • 泣いたら一度退出するといった案内を、分かりやすく示してもいいのではないか
  • あらかじめルールがあれば、保護者も心の準備ができて動きやすいと思う

どうすればいいか分からず戸惑ってしまう場面も、事前に目安が示されていれば動きやすくなります。誰かを責めるのではなく、みんなが過ごしやすい形を整えるという視点も大切なようです。

また、赤ちゃんと一緒に楽しめる上映があることを知ってほしい、という声も見られました。

  • 赤ちゃん連れでも周りを気にせず観られる、専用の上映回がある
  • 音を控えめにし、照明を明るめにした、赤ちゃん連れでも楽しめる上映もある
  • 近くの映画館に赤ちゃんOKの上映回があるか、調べてみるのもよさそうだ

赤ちゃんを連れて映画を楽しみたいときは、こうした専用の上映を選ぶという方法があります。周りに気兼ねすることなく、保護者も赤ちゃんも心地よく過ごせる選択肢のようです。

「気兼ねなく楽しめる」赤ちゃん連れに向けた映画館の取り組み

近年では、赤ちゃん連れでも安心して映画を楽しめるよう、専用の上映会を設けている映画館もあります。ここでは、代表的な例をいくつか紹介します。

まず、TOHOシネマズが実施しているのが「ベイビークラブシアター」という取り組みです。公式サイトでは、次のように案内されています。

子育てが忙しく、映画館に行っていない。赤ちゃん連れでも映画を楽しみたい。
そんなご要望にお応えし、赤ちゃん連れでも周囲に気兼ねすることなく映画を楽しめる上映、それが「ベイビークラブシアター」。
出典:赤ちゃんと一緒に入れるベイビークラブシアター(TOHOシネマズ)

照明を通常より明るめにし、音量も控えめに設定しているのが特徴です。周りも赤ちゃん連れなので、泣いたりおしゃべりしたりしてもお互いさま、という安心感があります。毎月1回から2回、木曜日を中心に実施されているようです。

続いて、シネマサンシャインが行っているのが「おやこシネマ」です。こちらも公式サイトで、次のように説明されています。

赤ちゃんが怖がらないように、場内は通常より照明を明るく、音量も少し小さめに設定しています。周囲のお客様もお子さま連れですので、ぐずったり、泣いたり、動き回っても“お互いさま”。お席も1席空けて販売いたしますので、お荷物が多くても問題ありません。
出典:おやこシネマ(シネマサンシャイン)

照明や音量への配慮に加えて、隣を1席空けて販売しているのが特徴です。荷物が多くなりがちな赤ちゃん連れでも、隣の空席に荷物を置いて、ゆったりと鑑賞できます。

このほかにも、同じような取り組みをしている映画館は多くあります。お近くの映画館で赤ちゃん向けの上映があるか、一度調べてみるのもよいかもしれません。

赤ちゃんにも、周りにも、心地よい時間を

今回は、「映画鑑賞中の赤ちゃんの泣き声」について、世の中の人がどのように考えているのかを紹介しました。

「泣きやまないなら一度外に出てほしい」と対応を求める声がある一方で、「事情があったのかもしれない」と保護者側の状況を思いやる声も見られました。また、周りへの影響だけでなく、「赤ちゃん自身がつらいのではないか」と気づかう声も多く寄せられていました。

近年は、赤ちゃん連れでも気兼ねなく楽しめる上映も増えています。こうした選択肢をうまく使いながら、誰もが心地よく映画を楽しめるといいですね。


参考:
赤ちゃんと一緒に入れるベイビークラブシアター(TOHOシネマズ)
おやこシネマ(シネマサンシャイン)


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