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「稼いでるのは俺だ、口出しするな」40度の娘を避けた夫。だが、義母の一喝で顔色が変わった

  • 2026.7.26

40度の娘より、自分の夕飯

共働きで娘を育てていた頃、夫は「俺のほうが稼いでいる」が口癖の人でした。

ある晩、娘が40度の熱を出しました。

ぐったりした体を抱きかかえ、私は必死に汗を拭いていました。

そこへ帰ってきた夫は、寝込む娘には目もくれず、こう言ったのです。

「汚れるから、こっちに近寄らせるな」

我が子を汚いものみたいに避け、自分の食事の催促だけをする。

その姿に、ぞっとしました。

「飯まだ?俺、腹減ってるんだけど」

娘の熱がうつるのを恐れてか、夫は部屋の隅から動こうともしません。

私は片手で娘を支えながら、冷めたおかずを温め直しました。

ようやく娘が浅い眠りについたのは、日付が変わる頃でした。それでも夫は、看病を代わろうとは一言も言いません。

自分の腹だけを満たすと、テレビの前でくつろいでいたのです。

請求書の15万円と、揺らいだ顔

数日後、クレジットの請求書を見て血の気が引きました。

身に覚えのない、15万円もの引き落とし。

「これ、何の15万円?」

問い詰めると、夫は趣味の機材を黙って買ったと白状しました。

それでも悪びれる様子はありません。

「稼いでるのは俺だ、口出しするな」

誰のおかげで生活できていると思っているんだ。

夫はそう吐き捨て、話を打ち切ろうとしました。

「私だってパートで家計を助けてる。娘の看病だって、ひとりで背負ってるのに」

「誰も頼んでないだろ。嫌なら実家にでも帰れよ」

これ以上ふたりで話しても平行線だと悟った私は、翌週、夫の母に一部始終を打ち明けたのです。

黙って聞いていた義母は、息子に向き直ると、静かに口を開きました。

「熱で苦しむ我が子を避ける親が、どこにいるの」

その一言で、夫の顔色がさっと変わりました。

いつもの威勢はどこへやら、目が泳いでいます。

「いや、それは大げさに言ってるだけで…」

「大げさ?じゃあ娘の熱、今何度か言ってごらんなさい」

畳みかけられた夫は答えられず、口をつぐんだまま下を向いてしまいました。

いつも私に向けていた高圧的な態度は、母親の前では跡形もありません。ただ、小さくなって座っているだけでした。

「これからは、あの子の父親として動いてちょうだい」

「……分かった。悪かったよ」

義母の前で、夫はようやくそう頭を下げました。私に向かって威張り散らしていた人が、母親の一言で借りてきた猫のように小さくなっています。

あれから、夫の「稼いでるのは俺だ」という言葉は、ぱたりと聞かれなくなりました。娘が咳をしただけで飛んでいくのは、今ではあの夫のほうなのです。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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