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山中健太&翔太、8年ぶり『あんステ』帰還に感慨「“2wink”の心境にシンクロし培ってきた表現を見せつけたい」

  • 2026.7.25
2wink・葵ひなた、葵ゆうたを演じる山中健太、山中翔太 (C)2021 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会 width=
2wink・葵ひなた、葵ゆうたを演じる山中健太、山中翔太 (C)2021 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会

アイドルたちの葛藤や成長を描くスマートフォン向けゲームアプリ『あんさんぶるスターズ!!』。2026年にはその舞台化シリーズ、通称『あんステ』が初演から10周年を迎え、8月には12ユニット、総勢41名のキャストが集う『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』-10th Anniversary LIVE-が実施される。ライブには実に8年ぶりに『あんステ』に登場する『2wink』の姿も。今回は双子ユニット『2wink』を演じる双子の山中健太&山中翔太にインタビュー。8年ぶりとなる『あんステ』出演に向けて、8年分の想いをたっぷり語ってもらった。

【写真】8年ぶりに『あんステ』に登場する山中健太&翔太

◆“2wink"葵ひなた&ゆうたは、自分たちにかなり似ている

――まずは「お帰りなさい」という言葉をお伝えさせてください!

健太&翔太:ありがとうございます!

――『あんステ』出演は2018年ぶりとなります。10周年を飾るライブ公演への出演が決まった際も、感慨深いものがあったのではないかなと思います。

健太:そうですね。『2wink』のことは、この8年間ずっと大切にしてきて、「次はいつ『2wink』として皆さんの前に立てるだろうか」という思いがあったので、今回は満を持してという感じで。出演のお話を聞いたときは、「本当に!?」と。僕らが出演できるという以上に、『2wink』の名前がそこにあるだけでうれしかったです。

翔太:前回のライブ公演「-Party Live-」(2023年上演)を、健太と一緒に客席から観ていたんです。そのときに、「この景色をひなたくんとゆうたくんに見せてあげたかったな」という気持ちが強かったので、今回それが叶うということで本当にうれしかったし、いまは楽しみな気持ちでいっぱいです。

――10年前の初演を振り返ってみて、どんなことが印象に残っていますか?

健太:鹿児島から上京してきて、芽が出ず悩んでいた時期に決まったのが『あんステ』出演でした。なので、自分たちの夢のスタートという印象です。出演が決まったと聞いて、駅のホームで翔太と2人で大号泣したのを今でも覚えていますね。舞台の上手(かみて)も下手(しもて)も分からないなか、双子として『2wink』の双子の良さを見せつけようという気持ちで初演に臨みました。

翔太:『2wink』は双子ユニットなので、同じユニットに役者の先輩もいなくて、本当に2人でやっていくぞという気持ちが強かったです。公演前には、2人きりで円陣を組むんですが(笑)、ハグして「やってやるぞ」と気合いを入れるあの瞬間は、今もすごくよく覚えています。

――ご自身が演じるキャラクターについて、当時どう捉えていましたか?

健太:2人とも周りを盛り上げる明るいキャラクターですが、裏では家庭環境だったり、兄弟間での考え方の違いだったりを持っている。彼らの生きてきた歴史をちゃんと考えて、上辺だけにならないように、大切に演じたいなっていう気持ちがありました。半分はそう考えてお芝居をして、もう半分は双子としてのリンクという部分を考えていたかな。僕らもずっと双子として生きてきたので、双子ならではの葛藤や絆、喜びといった、僕らが身を持って感じてきたものを乗せながら演じようと思っていました。

翔太:やっぱりシンクロという部分を意識していました。僕らが演じたストーリーでの2人は、双子としての持ち味を生かすシンクロを大事にしていると感じていて、当時の僕らもシンクロにはこだわっていました。

――お互いに「こういうところがキャラクターとぴったり」と思う部分はありますか?

健太:翔太から見てある?

翔太:あるどころではなく、兄弟まるごと、かなり似てない?

健太:そうかも(笑)。

翔太:健太は周りを引っ張る太陽みたいな性格なので、ひなたくんっぽいです。その後ろで、ひなたくんが溢したものをゆうたくんが「やれやれ」と拾っていく感じは僕らと似ていますね。違うのは、兄のことを「兄貴」と呼ぶところ。僕は健太に「兄貴」とか「お兄ちゃん」みたいな呼び方したことないので(笑)。

健太:(うんうん、と頷いて)翔太とゆうたくんが似ているのは繊細なところ。

翔太:(挙手して)はい! 僕、繊細です!

健太:繊細で、ひとつのことを丁寧に考えていくことができる。だからこそ、人の痛みに気づける。そこはリンクしているなって思います。

◆この8年間に培ってきたこだわりや表現を見せたい

――息ぴったりに見えますが、お二人の間で意見が割れた際はどう解決するのでしょうか。

健太:ひたすら話し合って擦り合わせる感じですね。僕だけだとしっちゃかめっちゃかになると思うんですが、慎重な翔太がバランスを取ってくれる。なので、話し合って、足して2で割ったところに着地していくことが多いです。

翔太:兄の健太がいろんな案を持ってきて、弟の僕が精査していくっていうのが僕たちの鉄板のやり方ですね。実は昨日も、今回のライブでどう見せていくか、2時間話し合いました(笑)。健太は『2wink』の盛り上げ上手なところを出してお客さんを煽っていく方向でいこうと。そこで僕が、久しぶりの登場だから、もっとひなたくんとゆうたくんらしさを出す方向がいいんじゃないか、と。

健太:その話し合いも、最後は2人の案が半々くらいのところで着地しましたね。

――そういった話し合いは初演の頃からされていたんですか?

健太:やってはいましたが、正直、8年前の映像とかは恥ずかしくて観られないです(笑)。

翔太:引き出しがないなりに、当時は『2wink』の持ち味であるシンクロ率について話し合うことが多かったですね。最初1人に見えるように重なっていて、そこから左右に分かれて登場するというのは、自分たちでできることを一生懸命考えた末に生まれたものでした。

健太:この8年間で、『2wink』がメインのイベントストーリーがたくさんアプリで公開されて、あの頃より2人が歩んできた人生を知ることができました。そのうえで演じるひなたくん、ゆうたくんというのは、以前とは違った深みを出すことができるんじゃないのかなと思います。

――他に、「今だからこそ、こんなひなた、ゆうたが演じられそう!」というものがあればお聞かせください。

翔太:この8年間で他のアイドルコンテンツの舞台作品を経験して、そこで培ってきたこだわりや表現をお見せできたらいいですね。個人的には音楽制作とかもしているので、さらにパワーアップしたハーモニーをお届けできたらいいなと思います。

健太:『2wink』は下積みをしながら、自分たちも成功しようと頑張ってきた子たち。正直、この8年間、僕らも悔しかったです。どうやったらもっと『2wink』の良さが届くんだろうか、と。『2wink』の良さを多くの人に観てもらいたいのに、もどかしい感覚がずっとありました。その感覚って、きっと『2wink』も下積み時代に味わったものだと思うんです。なので、僕らはこの8年間で、いい意味で彼らの気持ちに共感できているので、ライブで翔太と一緒に見せつけたいなって思います!

――改めて、お二人にとって『あんステ』、そして『2wink』はどんな存在ですか?

翔太:原点であり全て、ですかね。役者人生の原点であり、10年前も5年前も今も『2wink』の存在ってずっと自分たちの中にあって、過去になっていない。これから先の人生でも隣にあり続ける作品だと思います。

健太:僕も同じです。『あんスタ』ってキャラクターも年齢を重ねているので、一緒に生きているという感覚があるんですよね。なので、これからも彼らと一緒に成長して頂点を目指していきたいなと思っています。

――最後に公演を楽しみにしているファンへのメッセージをお願いします。

健太:まずは「ただいま!」と言いたいです。待っていてくれた方も、初めて『2wink』を観るよという方も、みんなをワクワクドキドキ幸せな気持ちにしたいです。一緒に盛り上がって、楽しんで、最高な時間を過ごしましょう!

翔太:この10年間という歴史の中で変わっていくもの、変わらないものがあると思います。このライブでは、変わらないものも変わったものもひっくるめて、皆さまに日常を忘れさせるぐらいの楽しみと喜びをお届けしたいです。皆さんが待ち望んでいたあの曲を聴けるかも……? ぜひ楽しみにしていてください。会場で『2wink』として皆さまとキラキラの共有ができたらいいなと思っています!

健太:それこそ“アンサンブル“だね。

翔太:そうだね。一緒に“アンサンブル”を奏でていきましょう!

(取材・文:双海しお)

『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』-10th Anniversary LIVE-は、8月1日・2日福岡・北九州メッセ(旧:西日本総合展示場新館)、8月7日~9日:神奈川・ぴあアリーナMM、8月15日・16日:兵庫・神戸ワールド記念ホールにて開催。

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