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『バックルームズ』吹替版に諏訪部順一。「異世界没入体験」と表現

  • 2026.8.25

どこまでも続く黄色い壁紙の部屋から、日本語が聞こえてくる。作品の宣伝によると、9月4日(金)に公開される映画『バックルームズ』の日本語吹替版の上映が決まり、諏訪部順一、小松未可子、三木眞一郎、石川界人、永瀬アンナ、鈴木崚汰という6人の声優が名を連ねた。(フロントロウ編集部)

6人が、それぞれ違う言葉で“体験”と言った

主人公クラークを演じるのは、『呪術廻戦』両面宿儺役や『テニスの王子様』跡部景吾役で知られる諏訪部順一。クラークは、かつて建築家を目指していた家具屋の店長で、ある日、自分の店の地下から“バックルームズ”へと迷い込んでしまう人物だ。諏訪部は本作を「異世界没入体験」と表現し、閉鎖環境でより濃厚になるとして劇場で見ることを勧めている。

クラークのセラピストであるメアリー役は、『呪術廻戦』禪院真希役や『モーレツ宇宙海賊』加藤茉莉香役の小松未可子。じつは自身はホラーが苦手だそうで、涙目になりながら映像をチェックしたと明かしている。子どもの頃に訪れた養老天命反転地の感覚に近いとして、「視覚情報が錯覚するような、『バグ体験』ぜひご体験ください!」とコメントした。

“バックルームズ”の探索に携わる謎の組織Async(エイシンク)からは2人。研究者フィル役に『機動戦士ガンダム00』ロックオン・ストラトス役の三木眞一郎、メンバーのナレン役に『僕のヒーローアカデミア』飯田天哉役、『ハイキュー!!』影山飛雄役の石川界人が起用された。三木が挙げたのは「トラウマ追体験」という言葉。石川は「終始正体の見えない緊張感に包まれながら、出口のない迷路を彷徨い続ける“OKテイクの出ないマイク前のような体験”でした」と、収録現場に引きつけて語っている。

クラークの店で働くキャット役の永瀬アンナ(『サマータイムレンダ』小舟潮役)は「忘我体験」、キャットの恋人ボビー役の鈴木崚汰(『天幕のジャードゥーガル』トルイ役)は「恐怖体験」。6人全員が、揃って「体験」という語で本作を言い表したことになる。

『バックルームズ』日本語吹替版キャスト
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21歳の監督が、48カ国で初登場1位を取った

『バックルームズ』は、ネット上の都市伝説“Backrooms”を映画化した作品。監督のケイン・パーソンズは、16歳の時に発表したYouTube短編動画「The Backrooms (Found Footage)」が伝説となり、17歳で映画化を企画、19歳で撮影に入った。現在21歳だ。

全米公開は5月29日にスタートし、初週末で興収8,100万ドル(約129億円)を突破。前週に公開されていた『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』を上回って初週全米1位を獲得した。初週末の世界興収は1億1,800万ドル(約188億円)で、こちらも1位。パーソンズはアメリカを含む世界48カ国で初登場1位の映画を生み出した“史上最年少監督”となった(※7月21日現在 Box Office Mojo調べ)。A24と組んだ、長編デビュー作での記録である。

出口のない“リミナルスペース”へ

舞台となるのは、わずかに現実からズレた空間。終わりのない廊下、不自然な間取り、意味を失って床に埋まった設置物。いわゆる“リミナルスペース”に閉じ込められた人間が、最高密度の不安と恐怖を味わうことになる。

物語は、家具屋の地下から異次元へ迷い込んだクラークが不条理な世界で怪異に直面し、セラピストのメアリーもまた彼の行方を追ってバックルームズへ足を踏み入れる、というもの。この空間はなぜ存在するのか。ここで何が起きているのか。出演はキウェテル・イジョフォー、レナーテ・レインスヴェ、マーク・デュプラス、フィン・ベネットほか。

映画『バックルームズ』は9月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開。日本語吹替版も同時に上映される。

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