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「30過ぎたら、早く結婚しないと」酔って絡んできた伯父。だが、私が笑顔で切り返した一言とは

  • 2026.7.27
「30過ぎたら、早く結婚しないと」酔って絡んできた伯父。だが、私が笑顔で切り返した一言とは

祖父を偲ぶ席で

祖父の一周忌の法要を終え、親族20人ほどで会食の席に着いたときのことです。

一年ぶりに集まった顔ぶれで、生前の祖父の思い出をぽつぽつと語り合う、しめやかな集まりのはずでした。

ところが、遠方から来ていた50代の伯父が、注がれる酒を重ねるうちに、すっかり上機嫌になってしまいました。

やがて大きな声で、自分の趣味やゴルフの話を延々と始めます。

得意げに語るその声は、しめやかな席にはあまりに大きく、料理を運ぶ仲居さんまで困り顔になっていました。

厳粛な空気にはそぐわない賑やかさに、周りは戸惑い顔でした。それでも親戚のことですから、誰もあからさまには止められません。

向けられた矛先

ひとしきり自分の話を続けたあと、伯父の矛先は、なぜか未婚の私へと向かってきました。

盃を片手に、こちらをのぞき込むように言うのです。

「30過ぎたら、早く結婚しないと」

親がかわいそうだろう、と伯父は声を張ります。

一度ならず二度三度と、同じ小言をしつこく繰り返してきました。

誰かいい人はいないのか、条件が高すぎるんじゃないか。こちらが何も答えないうちから、伯父の詮索はどんどんエスカレートしていきます。

悪気がないぶん、かえって始末に負えませんでした。

場の空気が、すっと冷えていくのが分かります。両親も苦笑いを浮かべるばかりで、目の前の料理に視線を落とすほかありません。

けれど私は、ここで気分を害しても仕方がないと思い直しました。

笑顔で返した一言

私はことさら明るく微笑んで、伯父にお酌をしながら、こう返しました。

「伯父さんが心配してくださるうちが、きっと花なんですよ」

思わぬ切り返しに、伯父はきょとんとした顔になりました。

すかさず私は、あなたのように元気な親戚がいてくれるから寂しくないのだと、笑って言葉を添えます。

とげのない受け答えに、張りつめていた席がどっと和みました。

伯父も毒気を抜かれたように笑い出し、それきり結婚の話は出てきません。

言い返して角を立てるより、笑顔で受け流したほうが、よほど相手を黙らせられるものです。

周りの親族も、私の切り返しに、こらえきれず小さく吹き出していました。感情的にならずに切り抜けられたことに、私は内心そっと胸をなでおろしたのでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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