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「孫の顔を見せてくれ!2人目も楽しみだな!」産後2か月で入院中の私に言い放った義父→義母の真顔の一言で態度が一変

  • 2026.7.25

面会時間の前の支度

出産のあと体調が戻らず、産後2か月になっても私は病院のベッドにいました。

窓からは駐車場が見えて、面会の時間が近づくと車のドアの音でそれと分かります。

「今日、うちの親が来るって」

夫が息子を抱いたまま、申し訳なさそうに言いました。

「連絡が来たのが昨日でさ。断ってもいいよ」

「ううん、孫の顔を見たいだけだと思うから」

髪を結び直して、パジャマの上にカーディガンを羽織りました。袖を手首まで伸ばして、鏡の代わりにスマートフォンの画面で顔を確かめます。

廊下の足音が二人ぶん、ドアの前で止まりました。

ベッドの足元に立った義父

「おお、太ったのぉ」

ドアが開いて最初に飛んできたのが、その一言でした。義父は上機嫌で、私の顔を見て笑っています。

何を言われたのか、しばらく分かりませんでした。返す言葉を探しているうちに、口が勝手に動きます。

「…妊婦のなかでは、痩せているほうでした」

「そうか?まあ、母親は丈夫が一番だ」

義母が夫の腕から息子を受け取って、「かわいい手ね」と小さく笑いました。

空気が戻りかけたところで、義父がベッドの足元に立ちます。

「孫の顔を見せてくれ!2人目も楽しみだな!」

手のひらが冷たくなりました。この子はまだ2か月で、私は面会の時間だけ抱かせてもらっている身です。

義母が真顔になった

先に動いたのは、義母でした。息子を抱いたまま義父のほうへ体を向けて、笑いのない声で言います。

「お父さん、今の言い方はありません」

「なんだ、めでたい話だろう」

「入院しているお嫁さんに、二人目の話をするのがですか」

義父の笑い声が途中で消えました。何か言いかけて、そのまま飲み込みます。義母は引きませんでした。

「今この人に必要なのは、休むことだけです。それ以外の話は、今日はなさらないで」

夫が一歩前に出て、「俺もそう思う」と短く言いました。義父はスリッパの先を見て、それから窓の外へ目を逸らします。

「……悪かったな」

「はっきり言ってもらえて、助かりました」

そう返すと、義父は返事をしませんでした。帰り際もベッドのほうを見ないまま、先に廊下へ出ていきます。戸口で振り返ったのは義母だけでした。

「あの人、車の中でもう一度叱られますからね」

ドアが閉まったあと、夫が息子をそっと私の腕に置きました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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